
溝口敬ゐさんのペン画の下に置いたガラス花瓶です。
「憂いを帯びて」の添え書きがありました。
ガラスはどこか煌びやかな印象、「陽」のイメージが強いのですが、この作品には微塵もありません。地味ですが奥ゆかしい味があります。
取り敢えずと入手したものの、置き場所の見当も付かず、困っていました。
溝口さんのペン画を引き締めるための名脇役です。
ガラス花瓶を漆塗りの花台に置き、瓶の中にLED光源を入れてみました。
まるで、蛍を入れたかのようにぼんやりと灯っています。
背景に黒漆塗り屏風を置き、構図を引き締めました。
花瓶に挿したのは「綿の実」です。綿の白、屏風の黒。溝口さんのモノトーンの世界に合わせました。
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