今朝はこちらでは日差しも少し…雨も昨日から小康状態となっています。しかし、午後になるとまた活発な雨雲が通過し、夜にかけては局地的に1時間に50mmを超えるような激しい雨が降る見込みなので、 すでに大雨被害が大きくなっている熊本県を中心に、新たな災害に警戒が必要だと、天気予報では報じています。
この前のブログで以下のようなことを書いて…まさかのまさかですが、昨日のニュースで熊本県の球磨川(くまがわ)の氾濫、それによる冠水や土砂崩れの被害を見て、とても反省しています。
【天気予報でしばしば大雨の注意報が出ていたのですが、その割には例年のような集中豪雨の被害がどこにも報じられていません。このコロナ禍の世の中で不幸中の幸いと言っていいかも…なあ~んて書いたら今からなのかも知れませんので、油断大敵。何事も〝転ばぬ先の杖〟です。気をつけましょう。】なんて書いて…ゴメンナサイ!
熊本県は、4年前の平成28年には、4月の地震や9月の台風などの自然災害に見舞われ、その時の被害の復旧もまだ途上だというのに、またまたの災難続きで気の毒でたまりません。
この災害によって、同県などの発表によると、浸水した球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の14人を含む16人が心肺停止となり、これまで5人の死亡が確認されたとか。
球磨川には、昔もう10年以上にはなるでしょうか、同僚と川下りの舟乗って急流や難所の水しぶきを浴び、ワアワア、キャアキャアと言って愉しんだことが忘れられません。その後も鹿児島へ行くときなどは、改めてこの川の険しさや山深さを眺めながら車を走らせたことも思い出されます。
自然は相変わらず私たち人間への攻撃の手を緩めることはなさそうです。これは人間が自然を壊しすぎたしっぺ返しのようなもので当然なのかも…だって地球温暖化での自然への影響は益々加速するばかりですもの。
そういえば、かつて「宮崎をどげんかせんといかん!」という情熱的な名セリフとともに誕生した、宮崎県知事・東国原英夫氏がいましたよね。今はもう何だか遠い記憶になりつつありますが…
これでもか、これでもかと音を上げるまで、天は私たちを痛めつけるつもりなのでしょうか。それとも私たち人間に何かを教えようとしているための試練なのでしょうか。
コロナも益々勢いを増して、昨日の東京の感染者は131人とか。全国でも263人と東京都で3日連続100人を超えたほか、隣接する埼玉、千葉、神奈川の3県でも計62人の感染がわかっています。また、感染がしばらく確認されていなかった地域でも再び報告が出始めていますし、これ以後の全国への拡散が懸念されています。
このように、私たちが少し落ち着いたと思って気を緩めた途端の事態です。何につけちょっといい結果が出るとすぐに遊びほうけて、そのつけが回ってくるようなものかも知れません。その経験は何度でもしてきたでしょうに…。昔からいう〝喉元過ぎれば熱さを忘れる〟のことわざどうりですね。
でもその熱さをもろに受けて、未だに立ち直れずにあえいでいる人々が…、また事業所が、現在たくさんあるといいます。だから、〝どげんかせんといかん!〟は日本全国の…いや全世界の叫びでもあるのです。
私たち一人一人がその自覚をしっかり持って、守るべきものを守って生きていく…それでしか道は開けないのかもしれませんね。もう、ガンバルしかないっちゃ!
写真は、どんなに抜いても抜いても生えてくる逞しい野草、〝十薬〟と〝ムラサキカタバミ〟と〝バーベナ〟です。花はどれも可愛くて好きなのですが、そのところ構わぬ繁殖力にはいつも閉口しています。
でも、その花言葉を知ると、確かにと教えられることばかりですよ。〝十薬〟は、旺盛な繁殖力から「野生」、花の白さから「白い追憶」と。でももう一つ、十の薬になって人を助けることから「自己犠牲」。「カタバミ」の花言葉は、「輝く心」「喜び」「母の優しさ」です。「バーベナ」はたくさんありますよ。「私のために祈って下さい」「一致団結」「勤勉」「忍耐」など。他にも「迷信」「魔力」「魅了する」とかもありますが、花の色でも花言葉が違って、このピンクのバーベナは「家族和合」とか。
どれをとっても、今の私たちに必要なことばですよね。「一致団結」してこの緊急事態を乗り切り、ガマンするところは「忍耐」で、人のためには「自己犠牲」も必要。そうすればその先には「喜び」も待っているのです。さあ、「野生」の逞しさと「母の優しさ」の慈愛で…「輝く心」をもって未来へ進みましょう。最後は全員で「私(人間)のために祈って下さい」と神に。ああ、しんどかった!(笑) オシマイ。