九州北部と中国地方が昨日の朝梅雨明けしたというニュースをテレビで…今年はこちらでは約2ヶ月もという長~い梅雨でしたものね。それがやっと明けてすっきりしたのはいいのですが、暑さが倍増。今朝のラジオ体操へ行く8時過ぎはもう道路にも日が燦々と差していて、ちょっと歩くだけで汗をかきます。
いつもの道を二人で体操のあるふれあいセンターへ。主人は足が早いのでスタスタと先を…、あれ、急に曲がってどこへ…付いていくとまた曲がりました。そうなんです!余りの暑さで陰のある方を選んで行っていたのでした。
後を追いながら…先にセンターに着いていた夫に、ほら一句出来たわよと次の句を。〈片蔭へ角々曲がる夫を追ふ〉と言うと笑っていましたが。ハイ!今朝の一句でした。
ついでにちょっと説明を…上掲句は「片蔭」が季語ですが、これは〝かたかげ〟といって、朝のうちや午後から町中の通りや家の周囲などに太陽が作る片側の陰のこと。暑い最中に日傘も持ってなければ、人はみなそれを選んで歩いたりしますものね。
ではこれからも漫然と体操に行かず何か見つけたら一句詠んで行くことにしようかな。これはグットアイディア!でも、ズボラな私にできるかしら?まあ、できたときのことでいいにしましょうか。
さて、昨日も俳句教室。会場が新しく建て変った小学校の傍になりましたので、迷いながら…。でも綺麗な会場で、なんだか勝手が違いましたが、新しい方も入られて心機一転…まあ、よかったかな。兼題は〝蟬〟でした。
ところで、今日は昨日のことでなく、先日のフォーユーの教室でのことを報告しましょう。
以前に、4月25日のブログ〝ああ、無常!〟で書きましたが、この日の教室にMさんのご主人が全員に礼状とお菓子を持ってご挨拶に来られたのです。
https://blog.goo.ne.jp/kanekuti3515/preview20?eid=1898b3dae0cd09c6fa0017e4609e3b30&t=1626236239525
その礼文の一部を…
〝…故人の最後を飾っていただきましたお心に厚くお礼を申し上げます。…(中略)…元来元気であったM子は畑仕事に加え、最近特にいろんな趣味のグループに参加し、仲間の皆さまに大変お世話になっていたようです。特に俳句の教室については興味を持って取組み、毎月の宿題にも時間をかけて推敲し楽しんでおりました。特に3月13日の楠町への吟行は初めての経験で楽しかったようでございます。…〟(実は彼女はM・M子さんなんです)
これを読んでここまで感謝していただいて…こちらの方が本当に辛くなりました。俳句だけでなく他にもいろいろとやっておられたようで、全てのお世話になった方々へも御挨拶に行かれたのでしょう。どなたかが言っていましたもの。新聞にも奥様のことを書いて出されていたそうな。きっと供養にとそうされたのでしょうが、ここまでして貰えればM子さんも幸せ、あの世で楽しそうに笑っておられることでしょう。
写真はその礼状とM子さん。写真のぼかし方を知らずこんなになって…M子さん、ゴメンナサイね。
このようなことができるというのも、お二人の仲がとっても良かったということですね。またM子さんが明るく外交的な方で、誰とでもすぐに仲良くなれるというお人柄だったということもあるのでしょうが。
皆さんと一緒にもう一度黙祷して冥福を祈りました。合掌!
それにしても、ここまではなかなかできないことよ。お二人を見習わないといけないわねえ~…と言うと、みんな同感!と。
実は、4月に亡くなられて満中陰が終り、6月の会の時に来られる予定でしたが、コロナ自粛のため6月の教室が中止になり今月になったのでした。
もう一つ、この教室に嬉しいことがあったんです。7月から新会員さんが2名入られたのですが、その1名のこと。2年ほど前だったかな?、まだコロナでなかった時ですが、この教室に来ておられたんです。ところが、突然自宅で倒れられて入院し、退院後リハビリ中というお話までは聞いていたのですが、その後のことは分からず…。その方が元気になって来られるようになったから、中途でもいいですかと申し込まれたのです。そりゃもう喜んでOKですよ!
この日お顔を久し振りに拝見しましたが、もう全く以前のままで…教室には彼女を知っている人も何人かいますので、みんなで大喜びをしました。
この頃、何だか私の廻りに人が増えてきたみたい…これも〝俳縁〟のお陰かなと…気分良く過ごしています。アリガタイコト!
私のモットーは、〝去る者は追わず、来る者は拒まず〟なんですよ。(^_^)