ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

節分

2018年02月03日 | 俳句

 今日は2月3日。そうです、「節分」ですよ。

 「節分」とは、四季それぞれの節の変わり目のことで、本来は年に四度あるんですが、現在では立春の前日のみが重要視されて、「節分」といえばこの日だけを指しますので、冬の季語となります。

  節分の雲の重たき日なりけり   稲畑汀子

 まさに今日はこのような日でした、というより変な一日でした。朝のうちは日が差したり、午後になると雨が降り出したり、かと思うと今度は雪…そのうちまた日が差してきたりと…でも結局はとても寒い日だったということ。

 この日の行事として、「追儺」(ついな)や「節分詣」などの季語もあります。門に柊や鰯の頭を挿したりする風習や、豆を撒いて鬼を追い出したりする追儺も、邪悪なものや災厄を防ぐという意味からきたものです。だからこの節分行事にちなんだ季語もたくさんあります。次の一茶の前句の「年の豆」は豆撒きの豆のこと、後句は「鰯の頭さす」という節分の夜の風習からの季語。

  三つ子さへかりりかりりや年の豆  一茶

  門にさしてをがまるるなり赤いわし  〃

 毎年この節分の日には、義母を連れて琴崎八幡宮と中津瀬神社にお詣りしますが、今年はもう1ヶ所加えて、節分の三社巡りとシャレてみました。なぜかというのはまた次の日に書きますが…。

 琴崎八幡宮は甘酒と豆の接待、中津瀬神社は豆茶の接待があります。本当は両方とも〝くじ〟が目的なんです。琴崎は富くじ一本500円、初詣と同じくダメで末等のお守りでした。おもしろくな~い!中津瀬は福あめのくじ、一本150円。主人と私あわせて10本買いました。

 こちらは…ヤッター!当たりましたよ。大福あめ3本、鬼打棒3本と、6割のヒットです。でも上にはもっと上があるんです。大々福あめ、特大福あめ、超特大福あめ…とか。それでも今年の当りは良かった~1本も当たらない時があったんですから。でも一番美味しいのはスカの福あめなんですよ。さあ~いよいよ明日からは春ですよ!また気分を入れ替えて頑張りましょうか。

 

 

 

 

 


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