ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

笑われた〝江戸城〟へ…その〝東御苑〟を見学!

2024年06月12日 | 俳句

 それでは授賞式の翌日に行きました〝新宿御苑〟の続きで~す。あの東京の人たちから笑われた〝江戸城〟へ。

 実は、その日の朝、千葉に居る友人に久し振りに連絡すると、午後からなら付き合うよと言われて、東京駅で12時30分に落ち合うことに。ところが、丸の内中央出口と言われていたのにそれが分らずにウロウロして、南口へ出てしまいました。困って連絡すると、もうそこをじっと動かないで待っててと…。結局分らぬ人間が動くより知ってる方が動いた方が早いということ。

 それで、今から行けば皇居参観の当日整理券配布に間に合って、券が貰えるかもと、急いでタクシーに乗り桔梗門へ行くと、ナントもすごい行列。当日並んだ300人に入場整理券が渡されるんだそうで、とんでもないことでした。でも、まだドンドン来てるからいいのかもと思い並ぼうとすると、その人達はすでに整理券を手に入れている人たちだったんですよ。もうあっと言う間に整理券は無くなったそうで、殆どが外国の人ばかり…。

 というわけで、残念ながら皇居の参観は諦めて、何時でも公開されている〝東御苑〟へ入園することに。そうなればもう急ぐこともありませんので、先ずは近くで腹ごしらえを。いい具合に冷麺専門店が見つかってそこで昼食。今度は並んで待つ必要もありませんので、大手門から入ってゆっくりと観て回りました。では、順番にどうぞ…

① 大手門 ② 同心番所 ③ 百人番所

 回りは高層ビルばかりなのに…ここはまるでタイムスリップしたような不思議な空間です。

 城壁一つ一つの石の大きさ…これ、見て下さい。スゴいですよね。これは友人がとっても背が高いんですよ。

 広すぎて全部は到底見られませんので、二の丸と天守台だけにしました。

 ウツギとリョウブの花。その下は菖蒲園。丁度見ごろで、よかった!

 アカザとコウホネの花。鯉は〝ヒレナガニシキゴイ〟。

 天守台には何もありませんでした。また、あの〝忠臣蔵〟で有名な〝松の大廊下〟も松の木が一本あるだけで何も…。まあ、とにかく広い、広い!こんなに広いところを昔の人はよくもまあ…将軍様達は移動するだけでも大変だったでしょうね。今はどこもかしこも緑いっぱいで、観光地として、また人々の憩いの場にもなっているようでした。

 最後はこれ以上はもう一歩も歩けないほどに疲れて…でも、宇部までは帰らなくっちゃと、友人と別れて地下鉄で無事に羽田へ。若い娘でさえ疲れてもう歩きたくないと言うぐらいなんですから、私はこの老体に鞭打って…本当によく頑張りましたよ。そんな自分を〝褒めてあげたい!〟。

 


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2 コメント

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なつかしい風景 (KUMI)
2024-06-13 15:54:24
新宿御苑も東御苑も、吟行で何度となく行った場所、東京に居て「懐かしい」はおかしいのですけど、今となっては懐かしい場所です。
東京では、東御苑を、皇居、とは言っても江戸城、とは言いませんね。
でも、たしかにあの石積みはお城です、
皇居のお濠、であって江戸城のお濠、ではありませんねえ、面白いこと。
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Unknown (ちわき)
2024-06-14 11:31:43
KUMIさん、早々にコメントいただいたのに、お返事が遅くなりゴメンナサイ!
東京の人には珍しくも何ともないところでしょうが、やはりテレビとかでしか見られない地方のものにとっては皇居は魅力的です。
もちろん二重橋やお濠など外から眺められるところは何度も行ってますので、あまり食指は動かないんですが…
中に入れるとなると違いますものね。
ところで、何度も来ている東京で、今度はどこへ行きたいと娘に聞くと、〝一度も見たことがないから江戸城へ…〟と。私も一瞬〝江戸城?〟と考えて、なあんだ、皇居じゃないのと思ってしまったのですが、そう言えば一度も中に入ったことがないのに気付きました。
確かに昔は〝江戸城〟でしたよね。東京が首都にならなければ今でも…でも誰もそう言わなくなって久しい。
本丸から二の丸、三の丸とあって、濠と城壁が残っていれば立派な城跡ですもの。
東京には本当に緑の多い広広とした静かな空間がたくさん有って、〝都会には緑がない〟という先入観が嘘だったということを何度も思いました。
KUMIさんのところも武蔵野の俤を残していて緑いっぱいでしょう。そんな空気のいいところでお体に気をつけられ、これからもお元気でいて下さいね。
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