昨日は一日だけの快晴でした。空気がとても澄んでおり、毎日が曇りの山陰においては貴重な晴れ間でした。夜に松江で会議+忘年会がありましたので、ちょっと早めにお出かけして、日没の撮影です。
途中、国道9号線沿いの布志名で、鏡の様に凪いだ宍道湖に写る松江市街を撮影します。撮影地点は山影でしたが、松江のビル群には夕日が当たって輝いています。ベタ凪の宍道湖は鏡のようです。

県立美術館脇の駐車場に車を停めて日没を待ちます。木々の枝は葉が落ちてすっかり冬の佇まいです。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
ペエスケは西日を浴びて暖かそう。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D
12月になると日没の方角は宍道湖の南側、中国山地側に遷移します。今日は仏経山(神名火山)あたりが日没地点です。袖師地蔵と嫁が島が同一フレームに入るようにカメラポジションを決めますが、空気が澄み切っていて太陽が眩しいです。夕日撮影にはこの好天は不向きです。


Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D
太陽がフレームに入ると露出をどう取っていいのか解りません。とりあえずマニュアル露出で撮影しましたた。カラーバランスは晴天に設定して現像で補正を試みましたが、記憶の色が再現できませんん。
仏経山の向こう側に太陽が沈み、やっと落ち着いた絵が撮れるようになりました。でも、急激に寒くなります。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
遥か彼方の雲が太陽に日を浴びて最後の輝きを見せます。宍道湖の夕日には雲がないと単調になって絵になりません。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
松江温泉の建物の灯りが湖面に写っています。上空には東京から飛んできて出雲空港へ着陸する飛行機。

美術館脇に戻って振り返ると夕焼けから夜に近づく紺色の空が美しいグラデーションを見せています。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)