アンドロイドタブレットのアプリに、ニコン製のカメラの使用説明書を閲覧できる「ManualViewer」という物があります。
所有カメラの説明書をダウンロードしてあります。これを暇つぶしに読むと、「Nikon D700」のサブコマンドダイアルの機能に絞り値を操作するか否かの設定がありました。
「D700」の場合、絞り値はサブコマンドダイアルで設定するしかないと考えていました。ところが、絞り値の設定はレンズの絞りリングでもできるのです。4年間、これに気づきませんでした。
ただ制限があり、露出モードは「A:絞り優先」と「M:マニュアル」のみが適用です。有効なレンズはCPU内蔵のDタイプ。でも、私は絞り優先ばかり使うのでこれで充分です。「P:プログラムオート」は使ったことがありません。写真のお師匠さんに、写真がうまくなるにはプログラムオートは使うなと教えられたもんで。
「Nikon Df」でオールドニッコールレンズが使えると話題になり、絞りリングが使えるのは「Df」だけと早合点していました。
「Df」で絞りリングをカチャカチャが楽しかったのに、「D700」でも出来たのね。「Df」の魅力がなくなったかといえば、そんなことはなく、やはり「Df」は、直感的操作性、軽さ、色再現性の奥深さ、いずれにおいてもいいカメラです。