神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

D700にそんな機能があったの?

2014年07月29日 17時15分42秒 | 日記

 アンドロイドタブレットのアプリに、ニコン製のカメラの使用説明書を閲覧できる「ManualViewer」という物があります。


 所有カメラの説明書をダウンロードしてあります。これを暇つぶしに読むと、「Nikon D700」のサブコマンドダイアルの機能に絞り値を操作するか否かの設定がありました。


 「D700」の場合、絞り値はサブコマンドダイアルで設定するしかないと考えていました。ところが、絞り値の設定はレンズの絞りリングでもできるのです。4年間、これに気づきませんでした。


 ただ制限があり、露出モードは「A:絞り優先」と「M:マニュアル」のみが適用です。有効なレンズはCPU内蔵のDタイプ。でも、私は絞り優先ばかり使うのでこれで充分です。「P:プログラムオート」は使ったことがありません。写真のお師匠さんに、写真がうまくなるにはプログラムオートは使うなと教えられたもんで。



 「Nikon Df」でオールドニッコールレンズが使えると話題になり、絞りリングが使えるのは「Df」だけと早合点していました。

 「Df」で絞りリングをカチャカチャが楽しかったのに、「D700」でも出来たのね。「Df」の魅力がなくなったかといえば、そんなことはなく、やはり「Df」は、直感的操作性、軽さ、色再現性の奥深さ、いずれにおいてもいいカメラです。



梅雨明けと斐伊川の恵み

2014年07月21日 16時39分01秒 | 日記

 昨日、梅雨明けだったそうです。でも、今日の方が空気に湿度がなく、からりと晴れています。気温は31度くらい。日差しは強いですが、斐川平野に吹きわたる風は爽やかです。

 午前中は家の窓の掃除。車用の洗車ブラシに水を流しながら、網戸とガラス窓を洗います。窓からの外の風景がクリアになりました。

 昨年の夏、斐伊川でちょっと水遊び。味をしめて今年も島村橋へ。サンダルを脱ぎ捨てて、素足で川の中に入ります。水はくるぶしのちょっと上あたり、生ぬるいです。砂のザラザラとした感触が心地良い。

 上流方向です。午後なので逆光気味。


 下流方向。順光で青空がとっても綺麗に写ります。


 水は透き通り、夏の太陽を反射します。






 昨年は梅雨時期に前半に雨が降らず、この辺りが水の流れが無くなり砂漠状態になりましたが、今年はそのようなことはありませんでした。でも、水量がかなり少なめ。このままだと、また干上がります。

 ついでに斐川町坂田あたりの田園風景です。田んぼの奥に斐伊川の堤防、そして北山山地の遠景です。


 かなり大きく成長してきました。光を求めて緑の葉が天へと伸びています。




 早生品種でしょうか、稲穂が見られる田んぼもあります。


 稲の花です。受粉後に米が形成されますので、籾の中は空っぽです。光が通り抜けます。



 このレンズ、被写体にかなり寄れます。

 斐伊川の水が斐川平野を潤します。

Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR



みどりの峯寺

2014年07月20日 20時50分29秒 | 日記

 昨年の秋、三刀屋の峯寺で紅葉を写しました。今回は、みどりの峯寺です。そろそろ梅雨明けのような天気です。今年の梅雨は大雨がありませんでした。どちらかと言えばカラ梅雨でした。斐伊川の尾原ダムでは取水制限が始まっています。

 カエデは枯れてはいませんが、緑にみずみずしさがありません。新しいレンズで一本勝負です。






 フレーム内に太陽を入れてみましたが、コントラストの低下は無いようです。


 背景のボケも悪くありません


 手前も綺麗にボケています。



Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

 お地蔵さんのカットは現実よりもかなり明るく写っています。ISO1600でもスローシャッタになりますが、ブレはなく手振れ補正VRの効果はあるようです。ただ、風に揺らめくカエデは手振れ補正できません。

 秋のシーンに比べて空気に透明感がありません。秋のときは晴天。今日はうす曇。レンズの違いなのか、湿度なのか。フィトンチッド?。新緑ならば輝いた緑色が捕らえられたと思います。


新しいレンズ AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

2014年07月18日 13時42分14秒 | 日記

 本当はこれでおしまいにしたかったけれど、今年はもう何も買わないと決心したのだけれど、誘惑に負けてしまった。レンズの泥沼から底なし沼に落ちていきます。

 ニコンDfのボディーで十分満足していたけれど、ボディーだけでは満足できなくなった。新しいボディーには新しいレンズ。古いレンズに不満があった訳でな無いけど、Gレンズを試してみたくなった。VRを試してみたくなった。

 で、とうとう誘惑に負けてしまった。中古カメラの通販サイトをポチッ。中古品であることが唯一の言い訳。
Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

 コンパクトな標準ズームです。

 自分でも馬鹿だなと思っています。同じような焦点距離のレンズが3本。

 それぞれ一長一短。明るいけどでかい重い。望遠が105mmでマクロ付でも開放は甘い。広角が24mmでVR付きでも歪みは大きい。

 Dfに取り付けてみると、かっこいい。似合っている。フードをつけるとアヒルの口みたい。アフラックの黒アヒルだね。



Nikon D700 + Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 Gレンズだから絞りリングがありません。今まで絞りリングにこだわってきましたが、やっぱり絞りリングがないと使い難いです。

 絞りはカメラのコマンドダイアルでくりくりして数値を液晶で読み取ります。でも、老眼には液晶が見えない。ファインダー内は視度補正で問題ないのですが。

 従来式のDタイプレンズの絞りリングなら、いったん開放に回してカチカチ、2回クリックでふた絞り絞る。目で確認しなくても指先感覚で絞り設定できました。使用感には不満が残ります。ズームリングとピントリングの前後位置関係も逆。ますます不満が募ります。

 写りはというと、近所で田園風景を撮ってみました。比較対照するために焦点距離50mmで開放です。画面中央を等倍で切り出しています。曇り空で光の具合、発色は良くないです。ボディーはいずれもDfです。オートフォーカス、絞り優先の自動露出。シャープニングはかけていません。

新レンズです。AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

 遠くの住宅の瓦屋根に注目。

D700に似合う三重苦のレンズです。
Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 新レンズと変わらない描写です。強いて言えば三重苦レンズは芯が細く写り、シャープネスがすこしばかりいいような感じ。

先日まで使っていたレンズです。
Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)

 開放ではこのとおり。f8くらいまで絞ればクリアに写ります。通常使用では問題ありません。

 実は、先日の宮島の写真が初使用です。糸巻き歪、たる歪みが著しいとの評判でしたが、さほど気にはなりません。直線の多い近代のビル建築を撮影すれば歪みが顕著に出るかもしれませんが、私は風景写真が多いので許容範囲内と考えます。

 梅雨明けとともに活躍の場ができることを願っています。週間予報では来週あたりは梅雨明けの雰囲気です。今年はカラ梅雨でした。


ひとり気ままに安芸の宮島までちょっと遠出

2014年07月13日 20時39分52秒 | 旅行

 本日は仕事関係の展示会で広島へ。この展示会は2年に開催されます。業界の最新情報を取得するまたとない機会ですが、都会の喧騒と臭い(スモッグ)を全身で体感する数少ない機会でもあります。田舎人のあこがれの都会です。でも、今日は梅雨末期の激しい雨降り後で都会の臭いは流し去られ、湿度100%の大気です。

 新しくできた松江自動車道、三次経由で中国自動車道から山陽自動車道に至り、約2時間半で広島中心部で到達です。ETCを使えば斐川からは広島インターチェンジまでほぼノンストップ(トイレ休憩が1回)。便利になったというか、アクセルを踏む右足が疲れます。

 展示会は2時間程度、ひと通り見て、せっかくなので宮島へ行ってみました。家族を家に残し、ひとりの気ままな遠出です。

 ただ、天気が悪いです。広島までの道中、中国山地を越えるあたりは、土砂降りで車の運転に気を使いました。宮島でもどんよりと曇り。時々、小雨がぱらつきます。


 鹿さんがお出迎え。人間もカメラにも狼狽えません。

 










 カメラのセンサー感度を目いっぱいに上げて暗い拝殿を覗き込みます。












 巫女さんの袴の赤と建物の朱が同化します。


 日曜日なのに観光客が意外と少なく、気楽な撮影ができました。














 夜にこの提灯と灯籠に灯りが入ると、さぞかし美しい光景が撮影できるでしょう。

Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR