神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

300mmで筋肉の翼

2015年02月26日 20時31分05秒 | 日記

 望遠病は慢性に移行しました。日曜にヒコーキでしたが、今度は元祖飛翔体、「鳥」です。

 斐伊川河口に近い宍道湖湖畔で水鳥を撮影してみました。と言っても、なんの下調べもなく、仕事の休み時間にひょこっと行っての撮影ですので、上手く撮れる訳ありません。鳥の名前も習性も知りません。


 人の姿で水鳥たちはすぐに飛び立ってしまいます。草むらの間を息を潜めて、しゃがみながら前進。それでも相手は警戒心の強い野生の鳥。人の気配をいち早く察し逃げてしまいます。そうなると破れかぶれでシャッターを押します。D700の高速連写モードのお陰で下手な鉄砲も数撃ちゃたるの撮影です。









Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED


300mmで雨中の逆噴射

2015年02月22日 13時16分08秒 | 日記

 まるで楽しいおもちゃを与えられて燥ぐ子供のようです。300mm望遠は楽しいです。広角病がありますが望遠病もあります。

 本日の最高気温は17度。一気に春になりました。明日は寒くなりそうですが、セーターを着れば外でも寒くないです。小雨のなか出雲空港でヒコーキ撮影です。

 300mmはD700に装着。雨で濡れた滑走路。着陸するジェット機は逆噴射で地面の水を激しく巻き上げます。JALのボーイング767-300がやって来ました。


 やはり300mmは寄れます。大きな機体がファインダーフレームから完全にはみ出します。






 水煙の向こうに機体が霞みます。




 ターミナルビル前に入る直前。いつものように真正面に対峙します。



 次に737-800が離陸します。機体の大きさは767よりはひと回り小さく、軽やかに飛び上がって行ってしまいました。





Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED




300mmで梅を撮る

2015年02月20日 21時52分13秒 | 日記

 今日は春の訪れを感じさせる晴天でした。先月末から久方ぶりの斐川公園の梅です。3週間近く経過しましたのでかなりの数が咲いていることでしょう。

 お昼休み、銀行用事のついでに300mm望遠レンズで梅の撮影を試みました。近距離での使い心地を確認するためです。最短距離は1.45mです。今まで、花の撮影といえば100mmマクロを用いていました。ただ、100mmではちょっと遠くの花にもう少し寄りたいことがあります。

 まずは、紅梅です。青空をバックにすると、いかにも春爛漫。色のコントラストが激しいです。




 望遠レンズでは背景の処理が容易です。絞りは開放よりひと絞り絞ったf/5.6です。背景がもっと柔らかにボケるかと思いましたが、ちょっとがっかり。








 つぎに、白梅です。清々しい白さです。冬の名残と春の訪れを感じさせる色合いです。















Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

 マクロでは花粉の一粒一粒が確認できましたが、このレンズは限界まで寄ってもそれは無理。でも、手の届かないちょっと遠くの枝の、綺麗に咲いている花をファインダー内に大きく取り込めるのは有難いです。

 梅に鶯。とは言わないまでも、鳥とか蜂とかいてくれれば絵に変化が付けられましたが、まだ少し寒いようです。


単焦点望遠レンズ Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDを入手

2015年02月18日 17時25分25秒 | 日記

 私の所有しているレンズで主たるものは以下の6本です。

広角ズーム: Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

新お手軽:標準ズーム: Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
三重苦:標準ズーム: Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
マクロ付き標準ズーム: Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)

望遠ズーム: Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

マクロ単焦点: Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 焦点距離18mmから200mmまで、切れ目なくズームレンズで対応しています。写りについては満足していますが、次に買うならば何かな?。

 広角側は18mmで満足している。望遠側はもうちょっと寄りたいことがある。焦点距離を伸ばしたくなりました。200mmの次は300mm。それ以上は重いし、高価いし。開放値は300mm f/2.8、いわゆるサンニッパはとっても高価です。300mm f/4、サンヨンは中古ならなんとか手が届く。

 Nikonから新しいサンヨンが出ました。PF(位相フレネル)レンズを使った新製品です。軽くてコンパクト。取り回しが楽そうです。でも、新品はとっても高価です。もしかすると買い替え需要で旧製品が中古市場に出てくる可能性があります。

 旧製品になってしまったAi AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED。これはいい。単焦点であるためか、シャープネスはカリカリ、ボケはトロリ。超音波モーターでフォーカス駆動は素早い。それにスタイルが洗練されています。最近のGタイプNikkorはプラスチッキー(金属製だと思うけど)で好きになれません。一番のお気に入りは絞りリングが付いていること。

 で、中古で入手しました。

 80-200mmズームと比較してちょっと長いくらい。重さはほぼ同じ。

 装飾性を抑えたストレートな鏡筒が素直な写りを期待させてくれます。


 カメラに装着してみました。現在のメイン機「Df」です。

 ボディとレンズの大きさがアンバランス。右手のグリップが控えめなのでホールディングが安定しません。

 最近、出番が少なくなった「D700」です。

 直線的レンズと曲線的撫で肩ボディはつり合わない感じもありますが、レンズとボディの重量バランス。右手グリップの大きさに助けられてホールディングは良好です。

 D700の復活です。D700は望遠系、Dfは広角・標準系。役割分担で途切れない撮影ができそうです。


 写りはどうかしら。今日のお昼休み近所の風景です。冷たい雨が上がり、晴れ間が見られた瞬間を狙いました。


RAW画像をTIFF変換してフォトショップに送り、等倍で画面中央部分を切り出ししました。シャープニングはかけていません。
300mm f/4 (開放)


300mm f/5.6


300mm f/8

Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

 絞り開放でもコントラストの低下、解像度の低下はありません。f/8位から、空気のゆらぎが顕著になっています。撮影条件が悪かったかも。急激な日射で地面の熱が「ゆらぎ」を顕著にしたようです。


 比較対象で80-200mmズームです。
200mm f/2.8(開放)


200mm f/5.6


200mm f/8

Nikon D700 + Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 このレンズも負けていません。開放でわずかにコントラストの低下が見られますが、比較対象かあれば、そう言えばそうかな?、というくらい。


 今年の宍道湖の日の出写真はこのレンズが活躍しそうです。暖かくなるのが待ち遠しいです。


砂浜に寄せる日本海の波

2015年02月11日 16時28分24秒 | 日記

 冬の日本海は風強く、波荒く、海岸には人の姿がありません。波の音、風の音。足元では舞い上げられた砂が地面を流れていきます。空は鉛色。時折、雲間からの太陽光線が地上へ届きます。


 砂浜に打ち寄せる波をとりとめもなく撮影してみました。波の花がちょっとだけ見られます。















Nikon Df + Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 強い風と波は様々な物を運び、漂着物になります。







Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

 漂着物には遠く外国からの人工物もたくさんあります。これは絵になりません。