いつも使うデスクトップパソコンにはたくさんの周辺機器が接続されています。列挙すると、
1.液晶ディスプレー(Ubuntuクライアントと共用)
2.外部アクティブスピーカー(アナログライン出力受け)
3.パワーアンプ(デジタル光出力受け)
4.フラットヘッドスキャナー
5.インクジェットプリンター
6.ネットワークHUB
7.インターネットルーター(無線HUB)
8.CATVモデム
パソコンは何台もあり、仕事関係、家庭関係、それぞれに24時間体制とまでは言わないけれど、常時電源に繋がっており、電気を消費しています。
上記のうち、
2.外部アクティブスピーカー
3.パワーアンプ
4.フラットヘッドスキャナー
がこのパソコン専用であり、不用な時間も待機電力になっています。節電のご時世もったいないことです。
そこで、パソコン連動テーブルタップを作ってみました。市販品もあるけれど、自作すれば安く出来るはずです。
パソコンと連動させるために、パソコンの内部電源+12Vでリレーを駆動させる方法を考えました。USBから+5Vが供給されていますが、+12Vの方が取れる電流に自由度が大きいからです。
まず用意したのはリレー。秋月電子通商より通販で購入。接点容量は交流125V・5Aなので十分でしょう
市販の1m長さのテーブルタップのケーブルの途中を分離して切断、リレーにハンダ付けします。リレーには接点が2回路ありますが、並列にして容量を稼ぎます。駆動コイルには+12V線をハンダ付け。あんまり綺麗なハンダ付けじゃないけど。
適当なプラスチックケースを探してきて収めます。このケース、わが子の歯列矯正装置が入っていたものを拝借。洗面所に転がっていました。今は使っていません。結束バンドで不意に開かないように留めます
完成した全体像。まあまあの出来。製作総費用は約500円です。
パソコン内部から内部電源の端子を延長して取り出します。放熱穴を通してケーブルを引き出しますが、直出しなのでちょっとかっこ悪いかな。まあ、見えないところなので良しとしましょう。+12Vは黄色い線と黒いGND線で供給されています。ちなみに赤線は+5Vです。
自作テーブルタップに接続して完成です。ちょっとは節電になるかな?。