神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

空は秋色、田んぼは稲刈り

2013年08月27日 16時58分42秒 | 日記

 昨日あたりから夜が涼しくなりました。昼間の空気が乾いています。日差しは強いですが、猛暑は感じません。

 空の雲が秋の装です。お昼休み、月末の支払い関係で銀行に行ったついでに、ちょっと足を伸ばして斐伊川河口に行ってみました。

 スッキリと晴れています。宍道湖の向こう岸、遠くに松江の町並みが見えます。青空には白い雲がきれい。


 田んぼの稲はモザイク状に、黄色く色づいているもの、まだ緑のもの。






 黄色くなった田んぼでは稲刈りが始まっています。新聞では「つや姫」の稲刈りが始まったとの記事がありましたので、これも「つや姫」かな?

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)




Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 もうすぐ、新米のご飯がいただけます。


夏の霞の宍道湖より日の出

2013年08月18日 09時05分47秒 | 日記

 8月も中旬を過ぎると日の出の方向がキューピー山に重なってきます。本日は日曜日。天気予報では快晴。この夏初めての日の出撮影です。撮影ポイントはいつもの灘橋。

 現地到着すると空気が湿度を含み、淀んでいます。キューピ山がはっきりと見えません。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 斐伊川河口部の砂州のあたりに水鳥が集まっています。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 午前5時32分、かすかに見えるキューピー山のお腹辺りの稜線越しに太陽が見えてきました。






 太陽につられて水鳥たちも空へと昇っていきます。




 夏の青空が今日も始まります。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 上流方向。斐伊川の砂州が大蛇の鱗のように見えました。暑くなりそうです。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)



猛暑の奈良・京都~35年ぶり修学旅行?~第2日目

2013年08月17日 05時00分00秒 | 旅行

 奈良・京都旅行の第2日目です。

 本日最初の訪問地は金閣寺。正式名称は鹿苑寺。混雑するであろうとの予想のもと、朝一番に行きました。天候は昨日と同じ快晴猛暑。駐車場に着くとまだガラガラ。気合を入れて車外へと出ます。

 今日のレンズは標準ズームです。

 おなじみの風景。太陽に照らされて金箔の輝きが目に眩しいです。こちらも35年前は金箔が剥がれて古めかしい味わいがありましたが、今回は新品の世界遺産・国宝文化財です。




 背景の山に送電線、ビルなどの人工物がありません。景観保全に注意が払われています。素晴らしい。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 次は石庭で有名な龍安寺。ここの駐車場は2時間無料。助かります。靴を脱いで内部へ。


 庭を望む縁側にはすでにたくさんの観光客が座っています。各々、瞑想にふける人、じっと見入る人、ひたすらシャッターを押す人。これは私のこと。


 連日の暑さで石の周囲の苔が茶色く変色しています。






 カエデの緑は一服の清涼といった感じ。


 池には睡蓮が見られました。望遠ズームを持ってくればよかったと思う気持ちは暑さで失せています。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 最後の訪問地は銀閣寺。本当の名は東山慈照寺だそうです。時刻は11時を過ぎ、観光客の車が周囲道路にあふれています。もともと駐車場は少ないようで、偶然にも空いていた民間駐車場に車を預けました。清水寺と同様に登り坂の参道に土産物店が軒を並べ、観光客で溢れかえっています。

 拝観券の売り場の行列。この通路が俗世界と浄土世界の境界になるそうで、生垣、竹垣、石垣が美しい直線を描いています。




 境内に入ると黒と白。金閣寺とは異なる質素な観音堂です。


 砂を盛った銀沙灘や円錐台形の向月台が描く幾何学模様と寺院建築の不思議な世界です。


 庭園の中心にある池の周囲、背景の山を順路に従って散策します。




 涼し気な画を撮りました。


 散策路の上部からは庭園の全体像が見られます。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 銀閣寺を後にして、四条河原町へ。お寺めぐりから一転、大都会の喧騒と雑踏。百貨店と商店街アーケードに人の波があふれています。ここからは家族分散して自由行動。私は前々から行ってみたかった錦市場へ。

 京都庶民の台所をイメージしていましたが、ここも観光客でいっぱい。それも、半分以上が外国人のようです。コンパクトカメラを持ってくればよかったけれど、暑さで写す気力がなく、人の顔が映り込むと面倒なのでひたすら見物客になりきって、京都名物の漬物や八つ橋、乾物、お茶など、試食・試飲で楽しみました。

 私のおみやげは写真と筋肉痛だけ。



猛暑の奈良・京都~35年ぶり修学旅行?~第1日目

2013年08月16日 14時00分12秒 | 旅行

 お盆の14日、15日に奈良・京都に家族を引き連れて、1泊2日の旅行に行きました。コースは奈良の東大寺、京都の二条城・清水寺、金閣寺、龍安寺、銀閣寺、河原町でショッピング。私が35年前、中学生の時修学旅行で訪れた場所の再訪です。

 14日午前6時、斐川町の我が家を出発。山陰道・米子道・中国道・近畿道・第二阪奈道路を経由して奈良までほとんどノンストップ4時間半で到着です。

 気温37度。快晴の猛暑です。奈良盆地は太陽熱で熱せられた鍋底状態。普段が室内仕事のお気楽仕事で鈍った体には堪えます。

 持参カメラはいつものNikon D700。交換レンズを持ち歩く元気はありませんので車のトランクから取り出した広角ズーム1本で勝負です。東大寺の大きさにはこのレンズが適切でしょう。

 早速、鹿がお出迎え。観光客はとても多いです。それに外国人の多いこと。聞こえてくる言葉の半分は外国語。一見、日本人かな?と思いきや、中国語のような響き。


 修学旅行から35年経ち、昭和の大修理がありましたので古い記憶の東大寺よりも小綺麗になった印象です。




 大仏殿内部の盧遮那仏は昔と変わりません。カメラの感度をISO3200に上げて上手く撮れました。




 お水取りの二月堂へ。石段は熱く焼け、そよ風が熱風になっています。ここまでやってくる観光客はほとんどいません。


 それでも、お堂からの眺めは素晴らしい。ちょっとだけ汗が乾いた気がします。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)


 遅めの昼食後に今度は京都へ。京奈和自動車道から国道24号線、阪神高速京都線を経由して二条城へ。途中、東寺の五重塔、西本願寺の脇を通ると京都にやってきた実感がわきます。よそ見運転は禁物。京都の道は路上駐車がとっても多いです。4車線道路は実質2車線。外側車線を走ると車の後ろに絶えず注意を払う必要があります。

 二条城は言わずと知れた大政奉還の舞台となった所。「城」という名前はついてるけど実態は大きなお屋敷です。内部を見学しますが、襖絵などの保護のために障子が閉じられています。風はなく汗が噴き出してきます。汗の塩分で廊下が傷まないかしらと余計な心配。




 城内の散策。気温は38度。散策と言うよりも休憩所を目指して忍耐です。


 本丸庭園。空の青さと、芝生の緑。爽やかに吹きわたる熱風。たどり着いた休憩所の自動販売機からは生暖かい飲み物が出てきます。需要と供給のアンバランス。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)


 宿は清水寺近くの天然温泉旅館「ホテルりょうぜん」。インターネットで見つけて、駐車場料金無料に惹かれました。清水寺観光には最適の拠点です。

 清水寺参拝は夜間拝観のお楽しみにして、夕食までの間、清水坂・二年坂・産寧坂界隈を散策です。といっても、どの道も観光客でいっぱい。人の波をかき分け、途切れた瞬間を狙っての撮影です。






 時々、浴衣姿の若いアベックもいます。羨望の眼差しで見つめ、これはいい画になりますが遠慮がちに後ろ姿のみ。


 八坂の塔が夕日にシルエット。細い路地の向こうに見え隠れしています。古都京都らしい風景です。




 青龍苑とい小さな日本庭園を見つけました。ここは観光客の喧騒が嘘のよう。静かな一画です。







Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
 広角ズームを持ってきたのは失敗。シャープネスがいまいちです。


 夕食後散策へ。近くの京都霊山護国神社にたくさんの提灯が。レンズは明るさを求めて標準ズームで。


 高台寺下の圓徳院でも夜間ライトアップをしているとのこと。宿のフロントさんから宿を通して予約すれば無料で拝観できるとのことで行ってみました。ちょっと妖艶な幽霊の掛け軸が展示されており、熱帯夜でもここだけは空気がひんやりです。




 清水寺へ。昼間と変わることなく沢山の人。ライトアップされた伽藍とスポットライトのビームが京都の空に異次元の空間を作り出しています。




 夜の清水の舞台はひと味違います。京都の町並みの夜景、照らしだされた舞台の骨組み、周囲の木々。この日の合わせてやってきた甲斐があります。でも暑い。そして蒸し暑い。宿に帰ったら冷たいビールだー!。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 三脚使用禁止なので、手持ちでなんとか撮れたのはこれだけです。


猛暑のヒマワリ

2013年08月13日 13時48分27秒 | 日記

 今年も斐川町にヒマワリが咲いています。例年、秋にずれ込んでいたヒマワリ祭りですが、今年も開催されるのでしょうか。仕事はお盆休み突入で、やっとカメラを触ることができました。早速、ヒマワリの撮影です。

 気温、午前中ですでに33度。おひさまの角度もいいようですが、この暑さで誰もいません。

まずは全景。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 出雲空港近く、沖洲地区です。今年は例年よりも北側に移動しました。空港通りの道からはちょっと見えづらいです。



Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 品種の違いなのか花が小ぶりです。望遠ズームで背景を寄せて賑やかさを演出しました。













Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 まだまだ暑さは続きます。