本日は快晴。まさに春到来です。朝は霜が降りていましたが、昼を過ぎればぽかぽか陽気です。午後から会議で松江へ。
1時間ばかり時間がありましたので、以前より行ってみたかった城山稲荷神社へ立ち寄りました。
県立図書館駐車場から城山西側の木立の遊歩道を徒歩で10分ほどで稲荷神社へ。途中、梅林がありまして、ここは満開です。
城山稲荷神社は武家屋敷が残されている塩見縄手のお堀を挟んで向かい側になります。松江の市街地、中心部ですが、ここだけは静寂が辺りを包み込みます。
神社石段の下には手水舎があります。水の出口が面白い。
本殿の脇には様々な様々な石狐があります。
松江をこよなく愛した明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が通勤途中に毎日のように立ち寄ったとも言われており、中でも八雲が最もお気に入りにしていた石狐には屋根がついており保存されています。確かに、ここの2匹が凛としており最も美しいです。
スフィンクスのような勇ましい顔もあります。
可愛い子犬ちゃんもいます。
これは爬虫類的な精悍な顔つきです。
来待石は苔が付き易く、日本庭園の灯篭などにも使われます。
さらに、来待石は風化するともろくなります。下あごが無くなっていますが鷹のように見えます。
願掛けの?、お礼?。参拝者がお供えした焼き物の狐は白く周囲とのコントラストが面白い。
Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
周囲を木立に覆われており、木々の枝間から日差しが降り注いでいます。写真集、インターネットなどでここを撮影した写真を見た記憶から、もっと暗い感じで、幻想的、神秘的な場所と想像していましたが、あてが外れた気分です。お天気が良過ぎました。
今度は雨で濡れた曇りの日にもう一度撮影してみたいです。