神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

秋の稲佐の浜のだるま夕日

2017年09月24日 21時24分21秒 | 日記

 連休最後の日曜日。好天に恵まれました。稲佐の浜で夕日撮影です。

 稲佐の浜が日本遺産「日が沈む聖地出雲」に認定されたことなのか、観光客が多いです。

 駐車場が整備されました。駐車場の入口と出口が指定されました。これはいいことです。そうとは知らない私は出口から入ってしまいました。道路側にも「出口専用」であるとの標識がほしいです。ここらあたりは観光客目線での親切さが必要です。



Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 24mm f/2.8S

 D700に300mmを装着しました。両肩にカメラをぶら下げ、Dfとの2台体制です。

Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

 太陽が水平線に近づいてきました。画像をトリミングして拡大しています。






 お日様の前を漁船が通過しました。






 水平線の向こうに太陽が隠れる瞬間、ふたたび漁船が。ちょっとしたアクセントになりました。



Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

 周囲は急激に暗くなり、夜が駆け足でやってきました。暖かだった空気もひんやりとしています。

Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 24mm f/2.8S

 来月、10月は「神在月」です。今年は11月27日が神迎神事、12月4日が神等去出祭です。

フォクトレンダーで彼岸花

2017年09月23日 17時22分49秒 | 日記

 連休第1日目は彼岸花です。撮影場所は出雲大社の東神苑。ここの一角に彼岸花が群生している場所があります。

Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 24mm f/2.8S

 広角レンズでは今ひとつ雰囲気がありません。レンズ交換に駐車場まで戻ります。

 フォクトレンダーを持ってきていてよかった。太陽が雲に隠れるチャンスを見計らって、まずはf/1.4。ソフトフォーカスレンズのようです。幽玄の花園です。これはこれでいい感じ。


 次にf/2.8。焦点深度が深くなったぶん、花弁の様子がよくわかります。


 次にf/4。背景は強くボケていますが、像のヌケが良くなって、スッキリとした印象。このくらいが無難なところでしょう。

Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N






Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N


彼岸花が咲きました

2017年09月22日 18時20分55秒 | 日記

 明日は秋分の日。近所の田んぼ脇に彼岸花が咲きました。この田んぼ、ことしは稲でなくハトムギが植えられています。稲穂と彼岸花は絵になりますが、ハトムギはちょっと違うみたい。



 隣の用水路が背景になるようにして、バックを暗くしました。彼岸花の紅色が一層引き立ちます。





Nikon D700 + Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 彼岸花の球根状の鱗茎にはアルカロイド系の毒を含み、ネズミやモグラを近づけないと言われます。墓地が土葬だった時代に墓を守るために、人為的に植えられました。そのようなことから「死人花」「地獄花」などと呼ばれ、不吉で忌み嫌われることもあります。

 鱗茎は石蒜(せきさん)という名の生薬になり、でんぷん質を多く含み、毒成分は水溶性で水に晒すことで無毒化できますので飢饉時の非常食にもなった有用植物だそうです。

 真紅の花弁が想像させる地に潜む怨念、妖艶な恨みの雰囲気を醸し出しています。

台風一過、斐伊川放水路

2017年09月18日 09時48分20秒 | 日記

 台風18号は昨日通過しました。夕方から夜にかけて多少の風が吹き、雨が降りましたが、ここ出雲地方はさしたる被害はなかったようです。

 今朝になって斐伊川放水路で分水が始まったようです。祝日で仕事はおやすみ。野次馬根性丸出しです。



Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 24mm f/2.8S カメラのレンズ設定が35mmになっていました


Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)




Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 24mm f/2.8S カメラのレンズ設定が35mmになっていました

 斐伊川放水路の運用がされたのは数年ぶり。普段の斐伊川は静かに流れ、分水路はコンクリート製の巨大な乾いた溝でした。今日ばかりは大量の水が流れています。








Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

福頼棚田と奥出雲の秋

2017年09月15日 16時10分30秒 | 日記

 たたら製鉄によって生み出された景観を求めて、横田町の福頼棚田へ行ってみました。ここにも住民の手による展望台があります。


 以前に訪れた追谷棚田の近くです。地図では予習していきましたが、ちょっとばかり道に迷いました。近くには看板があります。


 奥出雲町による解りやすい説明看板もあります。

Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 稲刈りの真っ最中。棚田は黄金色です。仁多米のコシヒカリかな?高級ブランド米です。

Nikon Df + Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 展望台は急斜面の上にあります。もしかして、田圃からこの高さまでが砂鉄採取のために削られたのでしょうか。


 鉄穴残丘も見えます。近くに行ってみましたが、残丘の上はお墓でした。カメラを向けるのは遠慮しました。撮影していません。このように信仰の対象となる場所、霊的な場所は切り崩されることなく小山のように残っています。

Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 この展望台もそうですが、駐車場がありません。あぜ道より広い、軽自動車なら通行できる道はありますが、展望台の真下は袋小路。近隣の農家の方々のご迷惑にならないかと心配しながらの撮影です。

 帰り道、稲の刈り取り後の風景です。





Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)