神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

パソコンが完成しました。春はまだまだ。

2013年01月31日 18時22分37秒 | 日記


 本日は久方ぶりに快晴の天気。午後からお仕事が休みで、普段できない雑用とお買い物。そして、カメラを車に積んで今月の最初で最後の撮影です。

 Windows7のパソコンはグラフィックボードと地デジBS/CSチューナーを装着して完成しました。マザーボードのCPUにもグラフィック機能は内蔵されていますが、メインメモリの領域を拡大したくてグラフィックボードを使っています。エクスペリエンスインデックスは5.2から5.0に低下しましたが、メモリ領域が広いほうがいいかなと考えてのことです。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 この時期に咲いている花といえば荒神谷史跡公園の椿です。撮影時間が午後3時ごろでしたので光の色温度が低くなってしまいました。それに消毒薬が撒かれたのか、葉っぱや花びらに白い斑点が残っています。周囲にはスミチオンの様な臭いが残っています。。


 地面の日陰には先日の雪が残っていました。綺麗に咲いている花を一つ摘んで、残雪の上に落としてみました。


Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8


 梅はどうかしらと斐川公園へ。紅梅がわずかに咲いていますが、ほとんど固いツボミの状態。

Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 明日から2月です。もうちょっと冬が続きます。


パソコンが出来た

2013年01月14日 17時34分51秒 | 日記

 13日、14日の連休はパソコン製作に没頭しました。

 既存機のマザーボードとハードディスクを撤去。そこへ新規購入のCPU、メモリを装着したマザーボードを取り付けて、手持ちの新しい250GBのハードディスクを接続、電源に接続して緊張の一瞬です。

 作動を確認してからWindows7HomePremium32Bit版をインストールしました。いくつかのアプリケーションもインストールして、なんとか形になりました。


 ハードディスク4台とブルーレイ・ディスクドライブのシリアルATAケーブルが派手です。

 Windows7と最新のCPUは速いです。Windowsの立ち上がりも早く、アプリケーションがサクサクと動きます。

 デジタル一眼ニコンD700で撮影した画像を管理してるViewNX2ですが、今までとは全く違う軽快さで使えます。処理待ちのイライラがありません。

 音楽関係はWindowsMediaPlayerで再生して、光出力ですが、今までと音が変わりました。低音がしっかり出ている感じ。音に粘りがあります。

 PCIスロットには今後、地デジ・BS/CSデジタルのチューナーボードを移設の予定です。まあ、この辺りは来週の暇な時間にやりましょう。

 残念ながら、PhotoshopElements6はインストール出来ましたが、起動しませんでした。今のElementsはバージョン11なので、そろそろ買い換えてもいいかなと考えています。

 既存ソフトを一つ一つインストールして作動を確認して、疲れます。


パソコンを作ろう。まずは部品集め。

2013年01月11日 08時08分08秒 | 日記

 毎日寒いので出かける気になりません。「去年よりも寒い」と感じじるのですが、これも年齢のせいなのか。根性がないのか。で、懸案であった新規のパソコンを作ることにしました。毎年、冬になると自作の虫が出てきます。

 現行機はWindowsXPです。世の中はWindows8に移りつつあります。ひと列車遅れますが評価の固まっているWindows7に乗り換えることにしました。

 乗り換えの目的は1.セキュリティーの強化、2.動画処理速度の向上、3.デジカメ画像データの保存、4.電気いじりをしたい欲求の解消。といったところ。

 基本的路線として既存の自作機の中身を入れ替えることにします。マザーボード、CPU、メモリ、光学ドライブを更新し、OSをWindows7にします。現在使用中のインクジェットプリンター、フラットヘッドスキャナー、アプリケーションソフトはそのまま使いたいので、Windows7のHomePremiam32Bitを選択しました。電源はそのままです。

 ハードウェアの選択ですが、将来的な事を考えてWindws8でも使えるものを選択。オーバークロックはしないので、H77チップセットをチョイス。マザーボードは堅実路線でASUSのP8H77-Vを選択しました。既存機はインテルマザーを使っていましたが、ビデオ出力にアナログアウトがなかったので、今回はASUS製を選びました。カカクコムで一番人気というのも安心材料。お値段も安い。




 CPUはクアッドコア、ハイパースレッドなしのCore i5-3550(Ivy Bridge)を選びました。



 メモリですが、Windows7HomePremiam32Bitでは認識できる最大容量が4GBですので、今回はとりあえずで2GB×2本の選択です。マザーボードにはメモリスロットが4本ありますので、将来的にOSを64Bit化した時はメモリを増やします。


 光学ドライブ。既存のDVDドライブはインターフェースがパラレルATAなので、新しいマザーボードには使えません。よって、シリアルATAを新規購入。ハードディスクを圧迫しつつあるデジカメ画像データの外部保存を考えていますので、ブルーレイディスクが使えて信頼出来るパイオニア製ドライブを選択しました。ソフト付きなので箱入りです。


 結局これだけの買い物なりました。全て通販です。

 完成品を買ったほうが安いじゃん。なんて言わないで下さい。作る楽しみも代金に含まれています。

 既存機のマザーボードはCPU、メモリが乗ったままCドライブのハードディスクごと、電源付きの空いているパソコンケースに移植します。何かの時の予備機として活用します。

 問題は一日仕事になりそうな組み立て、マザーボード移植、ソフトのインストールの時間が取れるかどうか。

平成25年の初日の出じゃないけど・・・

2013年01月01日 01時00分00秒 | 日記

 昨年12月後半は仕事が多忙を極め、カメラを持ち出しての撮影ができませんでした。天気も悪かったような。29日には仕事納めの後、家族を連れて神戸へ一泊旅行。

 神戸市立博物館でのマウリッツハイス美術館展を鑑賞。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」にお会いしてきました。本物は薄暗い室内でやわらかなスポットライトに照らされて濡れた唇が白く光って、何かを言いたそうな、ガラスに囲まれて一人で寂しそうな。そんな感じでした。

 新年恒例の日の出ですが、日本海側は天候に恵まれず、撮影したストックの中から、昨年撮影の2点を披露します。

 まずは例によってキューピー山から出てくる朝日です。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D
 ViewNX2で画像を出力すると、時としてピンが甘くなります。原因は不明。

 奥出雲後より流れきた斐伊川の水が有機物の形をした砂洲とともに宍道湖に混ざり合います。この境界あたりで汽水湖の恵みが始まる気がします。

 朝日に輝く大蛇(おろち)の砂洲です。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
 昨年は古事記編纂1300年でした。八岐大蛇退治は洪水で度々氾濫した斐伊川の治水事業であるとも考えられ、朝日の染まる砂洲は大蛇の鱗にも見えます。暴れ川は平穏になり宍道湖・出雲平野に恵みをもたらしています。

 スサノオノミコトによって退治された大蛇の尻尾から出てきた剣は草薙剣だそうで、奥出雲でのたたら製鉄で玉鋼を生産していた事実を表現していると昔話に聞きました。斐伊川は奥出雲でいくつのもの支流を集めて一つの大きな流れとなります。中国山地から出雲平野に出ると、再び幾つかの支流に枝分かれしていましたが、治水事業によって今は1本の大きな川になり宍道湖に注ぎます。

 飛行機で出雲平野を上空から眺めると昔の斐伊川の形が農村集落の並び方で見て取れます。

 たたら製鉄で、砂鉄を生産するために奥出雲の山々は切り崩され、その砂が斐伊川下流に運ばれ、宍道湖を自然に、あるいは堤防を開削して意図的に湖面を埋め立てました。砂が流れてくる斐伊川は天井川であり、度々氾濫して洪水を起こしましたが、また、これが出雲平野の形成、江戸時代には農地の拡大、食料(米)生産の基盤になりました。

 アニメ映画ではたたら製鉄が近代工業の自然破壊、公害に重ねあわせて描かれるようですが、実際は村下(むらげ)によって木炭生産のための森林伐採、砂鉄採取が計画的に行なわれ、荒廃したハゲ山はなかったそうです。下流でも人々の知恵は暴れ川を巧みに操り、上流から流れてくる肥沃な土砂を大地の恵みに変えてきました。

 人の力は自然に抗することができませんが、利用することはできます。謙虚に利用する知恵が大切です。

今年こそ平穏なる一年でありますように。