熱帯夜が続きます。今夜はほぼ満月。薄い雲に隠れて淡く輝いています。月夜の風景はどのように写るのかしらと実験的撮影です。三脚は使っていません。橋の欄干にカメラを固定してブレないようにしました。ピントはマニュアルです。
撮影ポイントは斐伊川の神立橋です。10月、世の中は「神無月」ですが、ここ出雲地方だけは「神在月」です。出雲大社に集まった八百万の神様は、近くの万九千神社に集合し、ここ神立橋から日本全国にお帰りになります。
撮影条件が判らないので、とりあえず絞り優先で自動露出。ISO1600、ホワイトバランスは晴天です。
F/4で3秒でした。カメラの液晶画面で確認すると昼間のように明るく写っています。恐るべしD700。これでは夜の雰囲気が出ないので、もう少しアンダー気味が良いでしょう。
次はマニュア露出に切り替えて、F/5.6で1.5秒です。
まあまあ良い感じ。お月様と水面の反射、砂州の形を取り込んでみましたが、もっとワイドのレンズを持ってくれば良かった。
下りの特急「やくも」がやって来ました。F/5.6、2秒です。
列車が見事に流れています。
最後に川面に月の光が写るように狙ってみましたが、肝心の月が入りません。
Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
明るいレンズが必要かなと28-70mmを装着しましたが、実際はF/5.6でいけたので、広角ズームの18-35mmでも良かったのではないかと。さすれば、月と水面の反射、砂州がひとつのカットに写し込めたかも。