神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

冬到来の青空と白い雲

2013年11月26日 13時54分26秒 | 日記

 連休中はとても暖かでしたが、月曜日に低気圧と寒冷前線が通過してから冬らしい空気に一気に入れ替わりました。

 お昼休みに月末の支払い関係で銀行へ出掛けたついでに近場で撮影です。レンズは青空広角ズーム一本です。

 斐川町の出西あたり、斐伊川の堤防から写しました。抜けるような青空に白い雲が同じ高さでポツポツと浮かんでいます。足元の茶色い畑は大豆の枯れたもの。もう少し乾燥したら収穫されるでしょう。斐川町産国産大豆のお豆腐になります。






 欲を出して三本松公園へ登ってみました。昨日来の強風に耐えて紅葉したカエデがあります。かなり葉っぱが落ちていますが。


西側、出雲大社方向。日本海までよく見えます。


 北方向。斐伊川が見えます。


 北東方向。木が邪魔をしています。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 この青空が鉛色に変わると本格的な山陰の冬になります。今日だけは暖かい日差しの中にも凛とした空気が吹き抜けていきます。


三刀屋の峯寺の輝く黄葉

2013年11月25日 02時22分47秒 | 日記

 昨日23日の清水寺では思ったような黄葉が撮影できませんでした。今日、24日は昨日よりも好天にて空気が乾いており黄葉の撮影にはより好条件に思われます。斐川町の高瀬山はいい感じに色づき、空は青いです。


 以前より狙っていた三刀屋の峯寺に向かいます。


 ここは午前中が陽の当たりが良いはずです。午前10時頃に到着。秋の柔らかな日差しに照らされて、黄葉したカエデが黄金のようにキラキラと光って見えます。頭上、横方向、谷の下、様々な方向に黄色いカエデが輝いています。
























 このお寺にもお稲荷さんが。


 大きなシイノキの下に小さな祠が祀られていました。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 今年の秋が最後の輝きを放っています。






安来の清水寺の紅葉

2013年11月24日 14時21分27秒 | 日記

 どじょう掬いの安来節で有名な安来市に清水寺があります。紅葉が見頃ということで、連休でもあるし足を伸ばしてみました。11月23日の撮影です。


 昼食後、出発ですが現地到着は午後2時過ぎ、11月下旬の太陽はすでに西に傾き、谷筋には陽が当たりません。

 駐車場から細い谷となった参道を進むと赤と黄色に色づいたカエデが頭上を覆っています。


 上向きに撮影は露出の取り方、逆光気味で見た目ほど色の再現が上手くでません。


 太陽の色温度はどんどん低くなっています。時間との戦い。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 奥まったところに三重塔があります。


 あちこち、歩き回りながら紅葉をフレームの中心に撮影します。ここでは頭上に紅葉が多く、なかなか良いアングルがありません。


 3時を過ぎるとすっかりオレンジ色。








 お寺ですがなぜかお稲荷さんがあります。









Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 結局、消化不良の紅葉撮影でした。明日もどこかで再挑戦。







薄暮の神在月の出雲大社

2013年11月18日 13時47分05秒 | 日記


 出雲大社に八百万の神様がいらっしゃるのは明日、19日の夕方までです。昨年は昼間の出雲大社を撮影しましたが、今日は夕方の出雲大社です。先日、日没の稲佐の浜を撮影しました。帰り道、出雲大社の前を通りながら、夕方の雰囲気もいいかもと思った次第です。

 日没時間を狙って到着です。この時間は昼間の混雑は解消しています。駐車場にもスイスイと入ることができました。参道には行灯が灯っています。

 カメラのISO感度は3200に上げています。使用レンズは28-70mmをメインに。絞りは開放よりも1段絞っています。




 境内にはまだたくさんの参拝客が。





Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 遷宮の終わった本殿にはナトリウムランプの照明が当てられています。



Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
 ナトリウムランプのオレンジ色をホワイトバランス補正すると空が妙に青くなって不気味ですので、照明のオレンジ色を残しています。





 次に八百万の神様のお宿になる東西十九社へ。これは東十九社。

 背景のオレンジ色が逆光気味で撮影しにくいです。



 こちらは西十九社。照明が少なく、とっても暗いです。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 三脚は参拝者の邪魔になるので使っていません。もしかすると三脚禁止かも。手持ちではこの明るさが限界です。雰囲気を壊すので自然光のみ。ストロボは使っていません。ピントも甘いです。ご容赦を。


松江城の紅葉とレンズ試写

2013年11月17日 11時17分32秒 | 日記

 昨年のブログで取り上げたニコンのズームレンズ「Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)」ですが、ずーっと防湿保管庫に眠っていましたので、風を当てることと、ちょっと気になったので使ってみました。

 11月中旬になり、松江城の木々が紅葉しています。毎週、仕事で松江に行きますが、日に日に紅葉が進んでいます。16日の土曜日午後、天気は上々、1時間早めに我が家を出て、会議の前にみちくさです。

 逆光は厳しいです。


 絞りは開放まではしないものの、レンズの癖を見るために開き気味です。このカットはいい感じで背景がぼけています。


 望遠端では二線ボケ傾向。


 こちらも変なボケ。


 次に城山稲荷神社へ。ここはかなり暗いので感度を1600に上げて開放です。










 絞り開放なのでピント合わせがシビアです。ちょっとピンぼけもあります。


 最後に城山西側の散策路で紅葉いろいろです。今度は絞りはf/8くらいに絞っています。これくらい絞るとシャープネスはしっかりとあります。










 葉の隙間から漏れてくる光にはハロー気味。最新のレンズには負けています。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)

 28mmから105mmという常用の範囲をこれ一本でカバーできるのは有難い。もうちょっと広角側に広くできるともっと便利かな。絞り開放は辛いけど、お散歩、小旅行でスナップ感覚で絞り気味にしてカメラ側で感度を上げればそこそこ写るので合格点。

 鏡筒が小さくコンパクトにまとまっているので持ち歩きに便利です。フォーカスリングの回転角が小さいのでマニュアルフォーカスは困難。基本オートフォーカスで使いましょう。

 それに、このレンズ、絞りリングが付いています。私の使っているレンズはすべて絞りリング付き。写真は絞り優先で撮影すべしとの観念があるので、左手で絞りを設定して被写体へ向かう癖が付いています。

 で、先般ニコンから発表された新一眼レフDfに興味があります。D700では右指で絞りを設定することにずっと違和感がありました。Dfならばレンズに付いている絞り羽根を絞りリングを回して設定する。極めて合目的な操作性なのでちょっと食指が伸びています。カメラ本体がコンパクトで軽いので、レンズも今日使ったような小さめな方がバランスが良いでしょう。問題は価格。1年くらい価格動向と操作性に対する評価が固まってから、どうしようか考えよう。