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霊蘭秘典論篇 第八 第一節 語句の意味

2010-09-04 09:28:16 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 霊蘭秘典論篇 第八

 

第一節

 黄帝問曰。願聞、十二藏之相使貴賤、如何。

 岐伯對曰。悉乎哉問也。請遂言之。心者君主之官也。神明出焉。肺者相傅之官。治節出焉。肝者將軍之官、謀慮出焉。膽者中正之官。決斷出焉。膻中者臣使之官。喜樂出焉。脾胃者倉廩之官。五味出焉。大腸者傳道之官。變化出焉。小腸者受盛之官。化物出焉。腎者作強(強の俗字)之官。技巧出焉。三焦者決瀆之官。水道出焉。膀胱者州都之官、津液藏焉、氣化則能出矣。

 

語句の意味 つづき

 

作強之官=腎のこと。「腎は作強の官、伎巧ここより出づ」とある。この作強とは、動作が軽く、力強いことをいい、伎巧とは、精巧の霊敏なるをいっている。腎気が旺盛になれば、精神は充ち、筋骨が強くなって動作が敏捷となる。ゆえに腎を作強の官と名づける。

作強の強とは「生体をシャンとはりのある状態に保持し、外邪の進入に対しガッチリと固めをする力である」ということがうなずけるであろう。この力を一般に精力というのである。<散斎古今>に「作強及精力之謂也」とあるのは、このことで概ね正しい解説であろう。鍼灸医学大系

 

伎巧=腎がしっかりしていると細かい技ができる、「精根込めて作る」。

 

三焦=さんしょう・六腑の一つ。これは臓腑を包む最大の腑であり、外腑、孤腑ともいう。諸気を主持し、水道を疏通する作用がある。上焦・中焦・下焦の三部に分けられる。漢方用語大辞典。

三焦=六腑の一つではあるが、他の五腑の如く一定の形あるものでもなく、又定位置に固定しているものでもない。而かも前述の如く、舌から二陰に至る広範囲に亘り、其の機能を発揮し以て生命活動を円滑ならしめているものである。では三焦の主なる機能とは何か。其の部位により多少の差異はあるが、之を総合するときは、飲食物の消化腐熟を助成し、且つ気、血、津液をからだの隅々まで行きわたらせることを主るものである。之がため機に臨み変に応じて、これ等の通路を開き或は之を誘導して寸時も停滞することなからしむるのである。それが即ち「三焦は決瀆の官、水道これより出づ」ということなのである。三焦の説明の9ページのうちの1ページ・鍼灸医学大系

 

決瀆=けっとく・みぞをひらいて、水をながすこと、または三焦のこと。新・東洋医学辞書

決瀆=溝を開いて水を通す、水利を通ずる意味。漢方用語大辞典

 

決瀆の官=三焦のことで、三焦には体内の水液代謝を調整して流れを正常に維持するはたらきがある。新・東洋医学辞書

 

三焦主決瀆=さんしょうはけっとくをつかさどる・決瀆とは疏通するという意味である。三焦は水道を通調し、水液を運行する作用があり、故に決瀆の官といわれる。三焦の決瀆機能は多くの臓器によってその作用を発揮する。その中でももっとも腎・脾・肺などと密接に関係している。例えば、これらの臓が機能障害をおこすと、三焦は通利せず、気化作用を失い腫脹や小便不利などの症状を生じる。漢方用語大辞典

 

気化=三焦の気の流れと変化をさす。たとえば、三焦が水液を輸布する働きがすなわち気化作用である。漢方用語大辞典

気化=体内の気の進行と変化、特に三焦の水液輸布作用と膀胱の泌尿作用。漢方用語大辞典

 

水道これより出づ=液体の流れが、三焦の働きに依り現出される。鍼灸医学大系

 

州都之官=膀胱のこと。州都とは、水液の聚まる所のことをいい、膀胱の貯尿、排尿作用をもってこの名がある。漢方用語大辞典

州都之官=「まわりを取りまいている多くの水の集まる器官」という意味にも解せられる。又別に「州都の官」とは「地方長官」というような意味にも解することができる。鍼灸医学大系

 

津液=ドクドクと流れる水ではなくて、少しづつ滲み出る水、垂れ落ちる水のコトである。つばや其の他の消化液、体液、など凡て津液である。小便は体外に排出される状態から見れば津液ということはできまいが、一滴一滴と膀胱にたまる状態から見れば、津液ということもできるものであろう。鍼灸医学大系

 

 

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