おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第十一節
(原文)
心脈搏堅而長、當病舌卷不能言。其耎而散者、當消環自已。
肺脈搏堅而長、當病唾血。其耎而散者、當病灌汗至今不復散發也。
肝脈搏堅而長、色不青、當病墜若搏。因血在脅下、令人喘逆。其耎而散色澤者、當病溢飲。溢飲者、渇暴多飲而易(1)入肌皮腸胃之外也。
胃脈搏堅而長、其色赤、當病折髀。其耎而散者、當病食痹。
脾脈搏堅而長、其色黄、當病少気。其耎而散色不澤者、當病足胻腫、若水状也。
腎脈搏堅而長、其色黄而赤者、當病折腰。其耎而散者、當病少血至(今)不復也。
語句の意味1-2
心脈=<素問大奇論>「心の脈、小急にして鼓せざるは皆瘕をなす。」<傷寒論平脈法>「心は火なり、少陰と名づく、其の脈は洪大にして長、是れ心脈なり、心病自ら洪大を得る者は癒ゆるなり、・・・・・」
堅=硬いこと。<金匱五臓風寒積聚病>「中焦に熱ある者は則ち堅を為す」
長=之を尋ねて往来し、通る虚、寸関尺竿を持する如し。按すに長くして竿の如し、指を挙げて余りあり本位を過ぐ。
舌卷=ぜつけん・病証名。舌がまるまって伸びないこと。
不能言=言うことが出来ない。
耎=ぜん・よわい。やわらかい。
散=散脈・脈象の一つ。この脈は浮で散じて集まらず、軽く押さえれば散乱している感じがあり、普通に押えれば何もない。この脈は元気が離散していることをあらわし、病状が危険な段階に表われる。足の太陰の別絡のこと。
消環=張景岳の説「消は尽、環は周。期が尽きて一回りし、病が自ら癒えることをいう」。東洋学術出版社素問
唾血=咳嗽して喀痰する時に痰中に血を帯びる病証。
灌汗=汗出過多でまるで水を灌いだようなものをいう。
散發=発散。鍼灸医学大系
墜=高い所から落ちること。
搏=はく・侵害・博撃・損傷の意味。
脅=胸・側胸部で腋の下から第十二肋骨までの総称。わきばらのこと。
喘逆=→喘証。単に喘といい、喘逆・喘促ともいう。また、上気・喘息などともいう。一般には、気喘と称されている。呼吸促伯を特徴とする一種の病証をさし、その発病は肺腎と密接な関係がある。
=気が逆上して喘(呼吸促伯)する病証。
澤=沢・光沢があること。潤の意味。
溢飲=いついん・痰飲の一つ。水液が体表や皮下組織に留まり、一般の水気病と同じであるものをさす。主な症状は身体疼痛、四肢の浮腫と重だるさで、あるいは喘咳などの症状もあらわす。心臓病の水腫や腎炎の水腫などに類する。
渇=口渇の簡称。口咽が乾燥して水を飲みたいと思う感覚をさす。肺胃に熱があったり、陰虚して津液が少なくなっておこる。
漢方用語大辞典、平成薬証論、新・東洋医学辞書ソフト
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
250g 8,400円
500g 15,750円