La Stampa ULTIMA MODIFICA 22 Settembre 2020 12:09
Sì al referendum, Toscana e Puglia al Pd. Il voto blinda la maggioranza di governo
Il 69,64 per cento si è espresso a favore del taglio dei parlamentari. Il centrosinistra tiene anche la Campania. Al centrodestra Veneto, Liguria e Marche. Ma la spallata non c’è
国民投票は7割の賛成で国会議員定数の削減が確定。地方選挙ではトスカーナとプーリアで民主党が勝利し、政府の多数を確実にした。カンパーニャでも中道左派が勝利も、ヴェネト、リグリア、マルケでは中道右派が勝利。しかし、大幅な変化は無かった。
ローマ発:まず気づくのは、イタリア人の投票率は通常の投票と変わりなく、コロナの影響は無かったということ。投票率が53.8%ということは、国民投票が人々に家から外に出てでもやる価値があると認識したのだと言える。結果は予想に反したものだった。とくに州知事選挙が行われなかったところ顕著だ。おそらく平常状態への再出発を望んでいることの現れだろう。
国会議員数削減の国民投票の結果は、賛成が7割、反対が3割だった。これがまさに今日の主要なニュースだ。削減を求めていたDi MaioとM5Sの勝利だ。そしてこの勝利で再び元気になったのは、分裂した党内で争っていた民主党のZingaretti代表だ。党内ではたくさんの有力者が反対のキャンペーンをしていたのだ。Zingarettiはこの勝利を信じていた。そしてこの勝利を次の選挙改革につなげていきたいと考えていたのだ。彼は賭けに勝った。一方、サルビーニ(Lega)とメローニ(FdI)に対する支持がそうでも無かった。厳しい敗北を喫したのはベルルスコーニだった。
民主党党首のZingarettiにとって、この賭けは二重の意味を持つ。今回の勝利は投票の前日まで実現が困難なものに思えた。狙いは中道左派が優勢な地方である、トスカーナ、プーリア、カンパーニャ、マルケの守りに向けられていた。中道右派からの打撃は無かった。
トスカーナでは、かなりの接戦となったが、中道左派のEugenio Gianiが48.6%の獲得でなんとか勝利した。一方の中道右派のSusanna Ceccardiも40.5%の獲得だった。「一度も負けるとは思わなかったが、トスカーナの動向が国の動向に結びついているというたくさんのメッセージにウンザリすることはあった」とGianiは語る。
プーリアでもMichele Emilianoがトップで46.9%の獲得。一方のRaffaele Fittoは38.9%。Emilianoにとっては良かったのは、レンツィ派候補とM5S派候補がいたことだ。
カンパーニャではVincenzo De Luca(民主党)の後継者が69.6%と、Stefano Caldoroの17.9%を3倍も上回った。De Lucaは、この勝利は、人民の団結、積極的なエネルギー、健全な行動、生産的な社会のおかげと賞賛した。
最後に中道右派が勝利したのはマルケだった。FdIのFrancesco Acquaroliが49.1%、一方、中道左派のMaurizio Mangialardiは37.3%。これは本人にとってもMeloniにとっても強く欲していたし、意味のある勝利だった。と言うのも、これまで25年間にわたって中道左派が政権を担ってきたからだ。
リグーリアでは中道右派のGiovanni Totiが56.1%で勝利。対する民主・M5S連合のFerruccio Sansaは38.9%だった。Totiは民主・M5S連合の候補を破った唯一の中道右派だと正当に自慢してもいい。
最高だ。ヴェネトではZaiaが76.8%の得票率で勝利。彼の政策はLegaの公式政策とは相容れないものであり、たとえ言葉の上で否定しようとも、疑いなく、サルビーニに対抗していた。かわいそうなのは中道左派のArturo Lorenzoniだ。コロナの影響で活動を封じられ、かろうじて15.7%の得票だった。
Di Zaia(Lega)の最初の発言はサルビーニとは距離を置いたものだった。「ヴェネトのためのヴェネトの人々の1票だったとおもう。ここに何世代にもわたり住んでる者、移住してきた者、ヴェネトに生活の計画をもった最近来たばかりの人々などすべてのヴェネトの人のためだ。」 移民を含むすべての人々と言うことだ。
結局のところ、この地方選挙はとりわけ引退する地方の知事の支持によって決定づけられた。右派にとってそれは予見されたものとは異なった。Totiは語る。「中道左派に対する賛同が、私を個人的に評価してくれていた知事たちに、その真面目な政治的な取り組み態度ゆえ、向けられたということだ。De LucaやEmilianoたちのように。
もしもZingaretti(民主党)が喜んでいるなら、Di Maioはこの政府における勝利とは言えないグリッロ派の存在を弱める国民投票の勝利を取り戻すことが出来る。「今回の国民投票を政府に対する信任投票にすり替えようとしたものがいた。この結果を見れば、彼らはブーメランのように戻ってきて自らが打撃を受けたと言うことだ。」とDi Maioは語った。
(本文)
https://www.lastampa.it/politica/2020/09/22/news/si-al-referendum-toscana-e-puglia-al-pd-il-voto-blinda-la-maggioranza-di-governo-1.39335391
Sì al referendum, Toscana e Puglia al Pd. Il voto blinda la maggioranza di governo
Il 69,64 per cento si è espresso a favore del taglio dei parlamentari. Il centrosinistra tiene anche la Campania. Al centrodestra Veneto, Liguria e Marche. Ma la spallata non c’è
国民投票は7割の賛成で国会議員定数の削減が確定。地方選挙ではトスカーナとプーリアで民主党が勝利し、政府の多数を確実にした。カンパーニャでも中道左派が勝利も、ヴェネト、リグリア、マルケでは中道右派が勝利。しかし、大幅な変化は無かった。
ローマ発:まず気づくのは、イタリア人の投票率は通常の投票と変わりなく、コロナの影響は無かったということ。投票率が53.8%ということは、国民投票が人々に家から外に出てでもやる価値があると認識したのだと言える。結果は予想に反したものだった。とくに州知事選挙が行われなかったところ顕著だ。おそらく平常状態への再出発を望んでいることの現れだろう。
国会議員数削減の国民投票の結果は、賛成が7割、反対が3割だった。これがまさに今日の主要なニュースだ。削減を求めていたDi MaioとM5Sの勝利だ。そしてこの勝利で再び元気になったのは、分裂した党内で争っていた民主党のZingaretti代表だ。党内ではたくさんの有力者が反対のキャンペーンをしていたのだ。Zingarettiはこの勝利を信じていた。そしてこの勝利を次の選挙改革につなげていきたいと考えていたのだ。彼は賭けに勝った。一方、サルビーニ(Lega)とメローニ(FdI)に対する支持がそうでも無かった。厳しい敗北を喫したのはベルルスコーニだった。
民主党党首のZingarettiにとって、この賭けは二重の意味を持つ。今回の勝利は投票の前日まで実現が困難なものに思えた。狙いは中道左派が優勢な地方である、トスカーナ、プーリア、カンパーニャ、マルケの守りに向けられていた。中道右派からの打撃は無かった。
トスカーナでは、かなりの接戦となったが、中道左派のEugenio Gianiが48.6%の獲得でなんとか勝利した。一方の中道右派のSusanna Ceccardiも40.5%の獲得だった。「一度も負けるとは思わなかったが、トスカーナの動向が国の動向に結びついているというたくさんのメッセージにウンザリすることはあった」とGianiは語る。
プーリアでもMichele Emilianoがトップで46.9%の獲得。一方のRaffaele Fittoは38.9%。Emilianoにとっては良かったのは、レンツィ派候補とM5S派候補がいたことだ。
カンパーニャではVincenzo De Luca(民主党)の後継者が69.6%と、Stefano Caldoroの17.9%を3倍も上回った。De Lucaは、この勝利は、人民の団結、積極的なエネルギー、健全な行動、生産的な社会のおかげと賞賛した。
最後に中道右派が勝利したのはマルケだった。FdIのFrancesco Acquaroliが49.1%、一方、中道左派のMaurizio Mangialardiは37.3%。これは本人にとってもMeloniにとっても強く欲していたし、意味のある勝利だった。と言うのも、これまで25年間にわたって中道左派が政権を担ってきたからだ。
リグーリアでは中道右派のGiovanni Totiが56.1%で勝利。対する民主・M5S連合のFerruccio Sansaは38.9%だった。Totiは民主・M5S連合の候補を破った唯一の中道右派だと正当に自慢してもいい。
最高だ。ヴェネトではZaiaが76.8%の得票率で勝利。彼の政策はLegaの公式政策とは相容れないものであり、たとえ言葉の上で否定しようとも、疑いなく、サルビーニに対抗していた。かわいそうなのは中道左派のArturo Lorenzoniだ。コロナの影響で活動を封じられ、かろうじて15.7%の得票だった。
Di Zaia(Lega)の最初の発言はサルビーニとは距離を置いたものだった。「ヴェネトのためのヴェネトの人々の1票だったとおもう。ここに何世代にもわたり住んでる者、移住してきた者、ヴェネトに生活の計画をもった最近来たばかりの人々などすべてのヴェネトの人のためだ。」 移民を含むすべての人々と言うことだ。
結局のところ、この地方選挙はとりわけ引退する地方の知事の支持によって決定づけられた。右派にとってそれは予見されたものとは異なった。Totiは語る。「中道左派に対する賛同が、私を個人的に評価してくれていた知事たちに、その真面目な政治的な取り組み態度ゆえ、向けられたということだ。De LucaやEmilianoたちのように。
もしもZingaretti(民主党)が喜んでいるなら、Di Maioはこの政府における勝利とは言えないグリッロ派の存在を弱める国民投票の勝利を取り戻すことが出来る。「今回の国民投票を政府に対する信任投票にすり替えようとしたものがいた。この結果を見れば、彼らはブーメランのように戻ってきて自らが打撃を受けたと言うことだ。」とDi Maioは語った。
(本文)
https://www.lastampa.it/politica/2020/09/22/news/si-al-referendum-toscana-e-puglia-al-pd-il-voto-blinda-la-maggioranza-di-governo-1.39335391