La Repubblica 20 settembre 2020
Election day con la mascherina, urne aperte dalle 7. Al voto per il referendum e per 7 consigli regionali. Ma la sfida peserà sul governo
9月20日と21日、選挙が行われる。今回議員の議員定数減を問う国民投票と、7つの州議会の選挙だ。政府にとっては重い選挙だ。
51百万人が国会議員の削減と構成変更について投票する。そして7つの州で州知事が選出される。特に注目されるのはプーリア州とトスカーナ州だ。多数の浮動票があるからだ。政府は勝敗ラインにある諸州の投票結果を注視している。投票所では老人や病弱者に対するコロナ対策や優先対策などが行われる。多くの投票所では担当代表が業務請負の棄権を申し出た。
選挙人は50,983,114人。うち、国内選挙人が46,445,806人(投票所は全61,662ヶ所)、国外在住者は4,537,308人で郵送投票が行われる。選挙人はイタリア憲法138条に規定された手続きで認められた国会議員数の削減を求める憲法改正について、賛成か反対か投票する。
憲法改正案では、現行の国会議員総数945人を600人に削減する。下院が630から400へ。上院が315から200へ。但し、大統領経験者の他に、大統領によって最大5名まで上院議員が指名可能だ。国外における国会議員の削減も予定されており、下院で12から8へ、上院で6から4に削減される。この国民投票のには定足数はないので、票を多く取った方が決定となる。
この憲法改正案はM5SがLega との連立政権の時からそして現在の民主党との連立でも訴えてきたものだ。議会ではすでに97%の賛成がえられ、国民の意見も概ね賛成の方向なので、国民投票の結果は概ね予想されるが、ここ最近2週間の選挙キャンペーンで、考えが変わったり、各政党の細かな違いが見えてきたことで、反対の意見も増えているようだ。
一部の民主党幹部とたくさんの民主党員は明らかに反対を表明している。これはグリッロ派の反政治イメージに絡め取られる事を嫌ってのことだ。Forza Italiaもかなりの割合が反対を表明している。実際、ベルルスコーニも支持者に対し自由な選択を呼びかけている。Legaでは副議長のGiancarlo Giorgettiが反対を明らかにしている。一方、Meloniは賛成を表明している。もしも、反対票が上回れば、コンテ政府に対する政権を失うような打撃になるとの考えもある。
コンテ首相は国民投票の議論からは距離を置く態度だったが、投票結果が政府に不安定な効果をもたらすかもしれないことは明らかだ。サルデーニャ州とヴェネト州の二人の乗員銀を選ぶ補選でもそれは試されるだろう。サルデーニャでは4人の候補が立っている。ひとりはM5Sと組んだ中道左派、ひとりは中道右派、ひとりはレンツィ派、Piu’ Europa党、Italia in Comune党の支持された中道派、そして4人目が社会主義者。両州の補選の結果は、地域におけるバランスとヴェネト州におけるバランスにとっても、上院の意思の曖昧な多数の議員を知る確認検査の意味を持つ。
しかし、地方選挙の方が、より政治的な確認検査の意味がある。カンパーニャ州ではVincenzo De Lucaが広く支持されているし、リグーリア州ではGiovanni Toti、ヴェネトでは Luca Zaia、マルケでは中道右派が中道左派から奪うと当然視されている。EmilianoとFittoがぶつかり合うプーリアと、もう一つのトスカーナは混沌としている。GianiとCeccardiの対決が勝敗の鍵になる。トスカーナで勝利すれば、メッローニとの強力な政治的な力により、マッタレッラ大統領に対し、前倒しの選挙を要求することになるかも知れない。ヴァッレ・ダオスタの場合、その選挙制度の特殊性から状況は異なる。アオスタ州では18の市町村で市長村長の選挙と、市町村議会の改選が行われる。
こうして、今朝7時に投票所が開き、23時まで続き、翌日月曜日は7時から15時まで投票を受け付ける。投票所は一定のルールで開けられた。
続く...
(原文)
https://www.repubblica.it/politica/2020/09/20/news/election_day_referendum_sul_taglio_dei_parlamentari_elezioni_regionali_suppletive_e_comunali-267872205/
Election day con la mascherina, urne aperte dalle 7. Al voto per il referendum e per 7 consigli regionali. Ma la sfida peserà sul governo
9月20日と21日、選挙が行われる。今回議員の議員定数減を問う国民投票と、7つの州議会の選挙だ。政府にとっては重い選挙だ。
51百万人が国会議員の削減と構成変更について投票する。そして7つの州で州知事が選出される。特に注目されるのはプーリア州とトスカーナ州だ。多数の浮動票があるからだ。政府は勝敗ラインにある諸州の投票結果を注視している。投票所では老人や病弱者に対するコロナ対策や優先対策などが行われる。多くの投票所では担当代表が業務請負の棄権を申し出た。
選挙人は50,983,114人。うち、国内選挙人が46,445,806人(投票所は全61,662ヶ所)、国外在住者は4,537,308人で郵送投票が行われる。選挙人はイタリア憲法138条に規定された手続きで認められた国会議員数の削減を求める憲法改正について、賛成か反対か投票する。
憲法改正案では、現行の国会議員総数945人を600人に削減する。下院が630から400へ。上院が315から200へ。但し、大統領経験者の他に、大統領によって最大5名まで上院議員が指名可能だ。国外における国会議員の削減も予定されており、下院で12から8へ、上院で6から4に削減される。この国民投票のには定足数はないので、票を多く取った方が決定となる。
この憲法改正案はM5SがLega との連立政権の時からそして現在の民主党との連立でも訴えてきたものだ。議会ではすでに97%の賛成がえられ、国民の意見も概ね賛成の方向なので、国民投票の結果は概ね予想されるが、ここ最近2週間の選挙キャンペーンで、考えが変わったり、各政党の細かな違いが見えてきたことで、反対の意見も増えているようだ。
一部の民主党幹部とたくさんの民主党員は明らかに反対を表明している。これはグリッロ派の反政治イメージに絡め取られる事を嫌ってのことだ。Forza Italiaもかなりの割合が反対を表明している。実際、ベルルスコーニも支持者に対し自由な選択を呼びかけている。Legaでは副議長のGiancarlo Giorgettiが反対を明らかにしている。一方、Meloniは賛成を表明している。もしも、反対票が上回れば、コンテ政府に対する政権を失うような打撃になるとの考えもある。
コンテ首相は国民投票の議論からは距離を置く態度だったが、投票結果が政府に不安定な効果をもたらすかもしれないことは明らかだ。サルデーニャ州とヴェネト州の二人の乗員銀を選ぶ補選でもそれは試されるだろう。サルデーニャでは4人の候補が立っている。ひとりはM5Sと組んだ中道左派、ひとりは中道右派、ひとりはレンツィ派、Piu’ Europa党、Italia in Comune党の支持された中道派、そして4人目が社会主義者。両州の補選の結果は、地域におけるバランスとヴェネト州におけるバランスにとっても、上院の意思の曖昧な多数の議員を知る確認検査の意味を持つ。
しかし、地方選挙の方が、より政治的な確認検査の意味がある。カンパーニャ州ではVincenzo De Lucaが広く支持されているし、リグーリア州ではGiovanni Toti、ヴェネトでは Luca Zaia、マルケでは中道右派が中道左派から奪うと当然視されている。EmilianoとFittoがぶつかり合うプーリアと、もう一つのトスカーナは混沌としている。GianiとCeccardiの対決が勝敗の鍵になる。トスカーナで勝利すれば、メッローニとの強力な政治的な力により、マッタレッラ大統領に対し、前倒しの選挙を要求することになるかも知れない。ヴァッレ・ダオスタの場合、その選挙制度の特殊性から状況は異なる。アオスタ州では18の市町村で市長村長の選挙と、市町村議会の改選が行われる。
こうして、今朝7時に投票所が開き、23時まで続き、翌日月曜日は7時から15時まで投票を受け付ける。投票所は一定のルールで開けられた。
続く...
(原文)
https://www.repubblica.it/politica/2020/09/20/news/election_day_referendum_sul_taglio_dei_parlamentari_elezioni_regionali_suppletive_e_comunali-267872205/