柏からイタリアニュース

イタリアの今をイタリアメディアの記事からお届けします。

コロナ対策で再び夜間の集まりや観劇、スポーツなどの時間制限が始まる

2020-10-11 19:53:02 | 新型コロナ
La Stampa ULTIMA MODIFICA 11 Ottobre 2020 11:10

Coronavirus: movida, spettacoli e sport amatoriali. Ecco le prime vittime del nuovo Dpcm
Decisa la chiusura alle 24, ma già dalle 21 alcolici vietati all’aperto. Il ministro Speranza propone anche l’ampliamento dello smart working al 75%

再拡大のコロナ対策として、DPCM(内閣首相令?)が発行された。それによれば夜間の集まり、観劇・コンサート、スポーツマニアのお店は24時で閉店となる。なおすでに屋外での飲酒は21時以降禁止になっている。保健相のスペランツァはスマートワークを75%へ拡大することを要望している。
マスクの義務化に続いて、コロナ拡大対策として、屋内での私的なパーティも含め夜間の集まりは21時まで、20人以上での催しも禁止、全国のバーやレストランも深夜0時で閉店、友達どうしのボール遊びも禁止。DPCMは早ければ明日にも発効となる。


(本文)
https://www.lastampa.it/cronaca/2020/10/11/news/covid-altri-5724-contagiati-arriva-la-stretta-del-governo-basta-movida-davanti-ai-bar-1.39404110

イタリア国内の新たな感染者は5,724人に。死者は29人。コロナの深刻さが増している。

2020-10-11 09:56:23 | 新型コロナ
ANSA.IT 10 ottobre 202021:50

Covid: ancora su i contagi, +5.724, morti sono 29. Riunione d'urgenza del Cts
Il ministro: "Soltanto un Paese sicuro può correre più veloce e ripartire con più energia e determinazione"
イタリア国内の新たな感染者は5,724人に。死者は29人。保健相のスペランツァが訴える。「確実な対応をする国だけがより早く対応し、より力強く、確実に再出発が出来る。」



(本文)
https://www.ansa.it/canale_saluteebenessere/notizie/sanita/2020/10/10/covid-speranza-non-siamo-fuori-dalla-fase-difficile-_f7168004-d633-4523-b9e6-7f3d5682cc96.html

(日経新聞より)異常気象の原因が見つかった 難題との闘いに光明

2020-10-10 11:06:26 | 社会
以下は日経の記事2020/10/10だが、昨日の「未来のための金曜日」に関連する記事として、参考に載せておきます。異常気象と温暖化の関係の誤った議論は終わりにして、すぐに温暖化対策に取り組むことが求められている。

(日経記事)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64838410Z01C20A0MY1000/?n_cid=NMAIL007_20201010_A


未来のための金曜日。イタリアで若者たちが再スタート。

2020-10-09 19:02:15 | 政治
ANSA.IT   09 ottobre 2020 09:30

Fridays for future, i giovani tornano in piazza per il clima
Iniziative in 100 città. Le proposte per cambiare rotta


今日、若者たちの”未来のための金曜日”が再び戻ってくる。
気候変動の大災害が来る前に環境問題に手を尽くせと、イタリアの100以上の町でデモが繰り広げられる。

今日、イタリア全土、100以上の町で学生たちによる、未来のための金曜日デモが予定されている。主催者は「今日1日、学校や仕事を休んでこのデモに参加し、責任ある態度を取るのか、それともこのまま背信を続けるのかを政府の政治家たちの頭に、たたき込まなければならない。」と語る。
コロナ対策をするために、デモの形態は町ごとに異なる。「今日あらためて私たちはデモを行う。いま私たちは地球規模のコロナ禍のなかにあるが、気候変動問題は止まってくれない。それどころか、政治家たちは無視し続けている。衛生の危機(彼らはそう呼ぶ)は経済や社会システムのは矛盾を私たちに示している。そして私たちに科学に耳を傾け、この危機的状況を変えるよう、現実にしっかりと向き合うことを求めている。
この状況にもかかわらず、イタリア政府を始め、どの国の政府も科学界が何年も前から繰り返しているこの警告に耳を傾けようとしてこなかった。彼らの警告は明確だ。「われわれはいま取り返しの付かないところでいこうとしている。いまのままCO2を大気中に出し続ければ、地球上の人類の生命を脅かす取り返しの付かない導火線に火が付くのを避けられる限界値の1.5度を越えることになるだろう。火事、ハリケーン、干ばつ、農業の破壊、洪水、動物の移動は今日犠牲を伴いながら、毎年毎年、世界中の人々の生活をより厳しいものにしている。こんなにいろんなことが起こっているのにそれでもわれわれの政治家は行動する決断が出来ないのか。どうして若者で学生で労働者であるわれわれが、通りに出て政治家たちに訴えているか?それはこれからの10年がとても重要だからだ。われわれの選択、われわれが選ぶ政治はわれわれの未来と次世代にとって決定的に重要だからだ。2020年からCO2排出は減少させなければならない。それを実行するために、生態学的な転換を始めることが不可欠だ。すべての国がパリ協定で決まった自分の役割を果たさなければならない。今回のコロナ禍は確かに悲劇だった。しかしたくさんの科学者や経済学者たちははっきりといっている。「再出発するための対策は生態系の再転換を促し、経済を再び元気づけ、新たな仕事や、たくさんの仕事を生み出し、同時に、われわれの国のたくさんの社会的な問題を解決するでしょう。」
“未来のための金曜日”は、たくさんの専門家や団体といっしょに、“未来に戻ろう”のキャンペーンの中でイタリア政府に対したくさんの具体的な提案をしている。

有毒で汚れた発展のシステムにおさらばを告げるのに10年ある。それより時間が掛かるようなら世界は救えない。」こう語るのは学生団体のAlessandro Personèと大学連携コーディネートのCamilla Guarinoだ。「われわれはいま経済と衛生と環境の危機の中にある。こうしたすべての問題に今すぐ国の再生計画が提示されることを望んでいる。イタリアにはEUから2,090億ユーロの再生基金が来ることになっているのに、それをどのように使い、異なる未来を作るのかわれわれ若者に誰も話すものもいない。」


(本文)
https://www.ansa.it/sito/notizie/cronaca/2020/10/09/fridays-for-future-i-giovani-tornano-in-piazza-per-il-clima_2ec1c52e-9593-4be9-886a-6f1dec6cec69.html

直近24時間でコロナ新規感染者が3678人、死亡31人。4月16日以来の高い数字。

2020-10-08 10:46:24 | 新型コロナ
Corriere della sera   7 ottobre 2020 (modifica il 7 ottobre 2020 | 20:07)

Coronavirus in Italia, il bollettino di oggi 7 ottobre: 3.678 nuovi casi e 31 morti. Speranza: «Al lavoro per evitare nuovo lockdown»
I dati del bollettino sulla pandemia di Covid-19, aggiornati a oggi 7 ottobre. Mai così tanti contagi dal 16 aprile. Più colpite Campania (+544) e Lombardia (+520)

直近24時間でコロナ新規感染者が3,678人、死亡31人。4月16日(3,786人)以来の高い水準だ。この結果、

   累計感染者数:333,940人
   累計死者数:36,061人
   累計回復者数:235,303人
   現在の感染者数:62,576人
   PCR検査数(直近24時間):125,314人 うち、3,782人が病院入院中。
                さらにうち337人が集中治療を受けている。

この状況をうけ、イタリア政府は感染拡大を阻止するための法律を施行し、閉じられた場所のほか、外でもマスクの着用を義務づけた。

最も感染が拡がるのはカンパーニャ州とロンバルディア州で(*)、直近もっとも注意しなければならない。季節性のインフルエンザによるものか、コロナによる病気かを分別判断することに有益と考えられる、インフルエンザワクチンの入手が遅れているのも気になる。

(*)確かに一番多いのは同2州だが、本文のリストを見るとその他の州も決して少ないわけではないことがわかる。


(本文)
https://www.corriere.it/salute/20_ottobre_07/coronavirus-italia-bollettino-oggi-7-ottobre-3678-nuovi-casi-31-morti-913952e8-088c-11eb-ab0e-c425b38361b4.shtml