柏の葉キャンパス駅から自転車で10分くらいのところに「柏市 青少年センター」があります。
柏市の生涯学習部 生涯学習課 が担当しているようです。
グランドやキャンプ場、多目的ホール(体育館)、研修室、創作室などがあり一般市民に開放されています。
ただ少し不便なところにあるからなのか、施設の稼働率は20%程度で平日はほとんど利用されていないそうです。
2010年に行われた柏市版の事業仕分けにおいては「廃止や多目的利用を含めた今後の施設のあり方を別途検討していく。」として要改善という方針になったようです。
体育館の様子。(高柳小学校のHPより)
子供達がいろいろな活動をする貴重な場として設置されているようですが、築30年程度たっており現在は改修工事中となっています。
青少年センターの近くを通過したことがありましたが、通りからは見えないため施設があることすら知りませんでした。
もう少し利用しやすい場所にあって、施設を供用して利用できるような仕組みを考えて行かないと、青少年センター自体がなくなってしまう可能性もあるのかもしれません。
また同じく柏の葉キャンパス駅から自転車で10分くらいのところに「田中近隣センター」があります。
こちらにも体育館があり、行政の出張所や図書室、会議室、和室、料理実習室などもあります。
こちらは1979年設立ということで、築36年になります。
柏市 地域づくり推進部 が管理しているようです。
休日でも図書室や体育館はすいていて利用しやすいのですが、あまり稼働率が高くないように見えます。
柏市の財政環境ではそれぞれの施設を維持管理するだけでも精一杯な状況なのかもしれません。
今後はこれらの施設の利用状況を精査していき、本当に必要なものを厳選して集約したり、複合利用できるようにしたりすることも考えていくことになると思われます。
そして行政だけに頼るのではなく、民間の運営ノウハウも取り入れてより効率的な運用ができる仕組みも必要なのでしょう。
ちなみに、柏駅東口にある アミュゼ柏 はクリスタルホールや展示室のほかに、中央近隣センターも入った複合施設となっています。
施設の運営管理についても指定管理者制度を利用して民間委託をしているようです。
柏の葉エリアの暮らしの魅力を高めていく為に、市民のそれぞれの活動を支える みんなの場(公共の場)をどうしていくのか、そろそろ真剣に考えていく時期なのかもしれません。
東大の図書館を利用したことがありますが、一般人向けの図書がかなり少なく、子供向けは皆無…子供も通いやすい、街の人たちが集いやすい図書館、施設を作ってほしいなぁと切に願っています。
子育て支援の場所も遠いですよね…なんとかならないかなぁ(u_u)
市の財政が厳しい時だからこその投資はそろそろ必要ですね。そして市も市民も協力し合いながら発展させていきたいです。
図書館は買ってまでは読まないような種類の本でも気軽にじっくりと読むことができて、本屋さんとは違った楽しみや出会いがありますよね。
東大の図書館はきれいで立派なのですが、一般人向けではないですよね。DVDが少し置いてあって視聴できるのはうれしいですが。
子育て支援の場所も田中近隣センターや しこだ児童センターなどまで行くとなるとちょっと不便ですよね。
距離や場所って重要ですよね。
みんなが使いやすい場所にあることや目立つところにあることが第一になってくると思います。
そのうえでどんな施設が入るのか、どんな使い方をするのかなどなど考えていくことがたくさんあるのでしょうね。
そしてその施設を行政任せにするのではなく、作りこむ段階から市民が参加して一緒に考えていくことで自分たちの場所にすることができ、運営面でのボランティアなどの市民協力も得やすくなるのではと思います。