フュッセンのホーエンシュヴァンガウ城です。
ノイシュヴァンシュタイン城のすぐ近くに建つこの城は、同城を建築したバイエルン国王ルートヴィヒ2世が幼少の頃過ごした城で、場内にはワーグナーが演奏したピアノ等があります。
2007年秋にノイシュヴァンシュタイン城を訪れた際の写真ですが、紅く染まった森と青く輝くアルプ湖の絶妙なコントラストに、ホーエンシュヴァンガウ城が調和することでメジャーコード(長三和音)が形成されるがごとく、美しいハーモニーを奏でていました。
(幸い天候にも恵まれ、真っ青に広がった空も9thのテンションコードのような役割を果たしていました)
ノイシュヴァンシュタイン城へ向かう足を止め、しばしその風景にうっとりと見とれてしまう程の美しさでした。