イタリアを代表するランドマークで、世界的に有名なピサの斜塔です。
1173年に建築が開始されるものの、一帯の地盤の土質が非常に不均質で、第三層ができあがった1185年には既に南側が傾いていたと言われています。
ピサの斜塔はその後13世紀の第二工期を経て、14世紀後半となる第三工期に完成しますが、傾斜の緩和策として、上層部の中心軸がずらして建設されています。
(現在最下層と最上階の中心軸のずれは、約3メートルと言われています)
一時期は倒壊の危機にあったピサの斜塔ですが、1990~2001年に北側の地盤を掘削する倒壊対策がとられ、2001年12月に再公開されました。
最近の地質学者の話によると、少なくともあと300年は倒れることは無いのだとか。
なおピサの斜塔を外部から見学するのは無料ですが、塔に登るのは有料で人数制限があります。(1回40人までのガイド付き約35分/8歳以下は見学不可)
いつもぶらり旅の自分は、まだピサの斜塔に登ったがありませんが、時期や時間帯によっては当日行って登れた人達もいるようです。