拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

なでしこJAPAN準決勝進出!!!(フランクフルト市内スポーツバー観戦記???)

2011-07-10 | ドイツ生活情報

FIFA Womens`s World Cup Germany2011の準々決勝で、サッカー日本女子代表が、前回覇者の地元ドイツを延長1-0で見事勝利、初めてのベスト4進出を決めてくれました。


今回はフランクフルト市内のスポーツバーでの観戦でしたが、店内はドイツ人のみでアジア人が自分1人の完全アウェイ状態。(汗)


連日スポーツバーでギュウギュウ詰め状態&応援の歌声があちこちで響き渡っていた5年前の男子W杯と違い、かなり人もまばらで少し静かな観戦でしたが、それでも熱狂的なサッカーファン達が、ドイツ代表ユニフォームを着ながら観戦していました。

比較的ドイツペースで進んだ前半戦は、ドイツ人サポーターも試合を楽しんでいる感じでしたが、日本のボール支配率が上がり、なかなか得点が入らなかった後半は、皆イライラしだして、罵声や奇声が飛び交っていました。
(おまけに「日本人女性は体が小さいから難しいのだよ」などと、よくわからない声も聞こえてきました。苦笑)


延長後半にチームの中心選手である沢選手のパスに対して、走りこんだ丸山選手がゴールを決めたシーンでは、店内に大きな悲鳴が響き渡り、試合終了のホイッスルと同時に、皆がうつむいてガックリ肩を落とし、店内が異様な位にシーンと静まり返っていました。

そんな中、さっさと勘定をすませ、心の中でガッツポーズをしながら、自分1人がそそくさと店を後にして自宅に戻りました。(笑)



男子並みの体格を持つ王者ドイツはやはり手ごわく、日本女子チームは終始苦しい試合運びをしていましたが、特にゴールを決めた後の延長後半の試合をみながら、「日本人の粘り強さ」を改めて、強く強く感じさせられました。


3月の東日本大震災以降、暗い話題が多い日本ですが、なでしこジャパンがこの日みせてくれた「日本人らしい粘り強さ」があれば、きっと何とかこの苦境を切り抜けていけるんじゃないかと、少し未来が開けたかのような気持ちにさせられました。



さて次戦は13日(水)現地時間20時45分から、オラが町フランクフルトで行われる準決勝です。

先ほどFIFAのサイトを見たら、ちょっとお値段がはるものの、まだWEBでチケットが買えそうだったので、ぜひスタジアムで応援したいと思っています。

対戦相手はスウェーデンとオーストラリアの勝者ですが、ひょっとすると決勝進出も夢ではないかもしれません。


ぜひ次も勝って、日本に明るい話題を提供して欲しいと思います。



※参考情報(本日観戦したフランクフルト市内のスポーツバー):

■店名:Yours Sports Bar Frankfurt
■住所:Bergerstr.111, 60385 Frankfurt
■最寄り駅:Hoehen Strasse(地下鉄U4)を出てすぐ。
※フランクフルト中央駅から5駅、市内中心部のKonstblerwacheから2駅。
■電話番号:069-40590052
■WEB:http://www.yours-bars.de/sports_bar_ffm/
(英語サイト有。EVENTSをクリックすると上映スケジュールが事前にチェックできます。W杯期間中は全試合を放映するようです)
■料金目安:アメリカンテイストのお店でハンバーガーセット等が8~10EUR位。500mlビールが1杯4EUR弱程。ドイツ人は通常スポーツバーでは、ツマミなしでビールだけ飲んでます。(自分もアルコールフリービール2杯だけでした。料金は1杯3.9EUR。ドイツではチップが端数位なので、2杯で8EURでした)

※写真:スポーツバーの店内風景