今日はいつものフランクフルト市内のスポーツバー(U4-HöhenstraßeのYours Sports Bar)で、エル・クラシコを観戦しました。
先週ドルトムントのアウェーゲームを観戦しに行ったところ、店内のシステム故障で1試合しか中継しておらず(ブンデス全試合中継とうたいながらも実は一部のダイジェストのみで実際はMAX2試合中継)、しかも1位対2位のドルトムントの試合ではなく3位のバイエルンの試合を放映していたので、もう2度と行くまいと思ったのですが、やはりクラシコはみたいとわずか1週で、同店に足を運んでしまいました。(サービス砂漠のドイツでは選択肢が少ないので。涙)
この日は先日カンプ・ノウのスタジアム前で購入した、セスク選手のバルサユニフォームを着ての観戦。
夜10時からの試合にも関わらず、店内はこれまでに無いほどの混雑で、試合開始少し前に到着したらすでに席が無く、行列の立ち見の中に混じっての観戦。さすがはエル・クラシコです。
ドイツなので両チームのユニフォームを着ている人は殆どいませんでしたが、いまや世界屈指の人気と実力を誇るチーム同士の対戦だけあって、店内は男子ワールドカップ並みの盛り上がり。
エジルやケディラ等のドイツ代表選手が所属するレアル・マドリードを応援するファンが約8割、バルセロナを応援するファンが約2割という圧倒的アウェーの状況での試合観戦で、試合開始早々ミスからバルサが失点すると店内は大盛り上がり。
しかしその後、バルサのボール支配率があがり、これ以上ない!っていう程の超コンパクトな布陣からショートパスが面白いようにつながりだすと、メッシのパスからのサンチェスの同点ゴール(前半30分)、少しラッキーな感じで相手DFに当たってのシャビの逆転ゴール(後半8分)、そしてセスク・ファブレガスのダメ押しゴール(後半21分)が決まると、自分達一部のバルサファンを除き、途中までの熱気が嘘のように静まり返り、そして試合はそのまま3対1でアウェーのバルサの完勝。
先月のカンプ・ノウでの試合観戦時も感じましたが、このチームは本当に凄過ぎます。
レアルもスター選手がずらりと揃い、個々の実力はバルサと同等以上だと思いますが、しかし完璧にチームとしての連動性が完成されているバルサに対して、名将モウリーニョが指揮するレアルが個人プレイ?という感じてしまう程の「チーム力」の差を感じました。
この試合が終わるとバルサのメンバーはクラブW杯に向けて来日します。
おそらく万全の状態で試合に臨むことができれば、いまや世界最強といって過言でないバルサが、この大会を圧倒することでしょう。
ぜひとも今が旬のバルサのプレイを、沢山の日本の人達にスタジアムでみて欲しいと思います。
(自分も欧州でテレビ観戦したいと思っています)
※写真:この日スポーツバーでの試合観戦に着てでかけたセスク選手のユニフォーム。