香川選手がプレミア・リーグのシーズン1年目を終え、成田に帰国しました。
チームとうまく連動せず、左膝の負傷もあり、特にシーズン前半戦は苦しいスタートでした。
しかし先ほど、録画してあった今季最終戦をスカパー観戦しましたが、開始早々のヘディングゴールはもちろんのこと、チーム5点目となるギグスへのパス、そして最後はチャチャリート(エルナンデス)のゴールへと繋がる、一連の流れるプレイは、まさに見事の一言。
試合前半は存在感のあるプレイも多く、本当にチームの中でうまく機能するようになったと、しみじみ感じました。
もっともこの試合は後半24分、5-2のスコアで香川選手がスコールズと交代した後、一転West Bromwichペースとなり、最後ベルギー代表のFWルカクにハットトリックを決められ、ファギーとスコールズが引退する最終戦に、まさかの5-5でのドロー。
若かりし日のドログバを彷彿させる高い身体能力と、5点目の泥臭いヘディングゴールなど、ルカクの良さが際立つゲームになってしまいましたが。。。
香川選手にとって、来季への手ごたえを感じる良い形で最終戦で締めくくってくれましたが、監督も変わり、おそらく新戦力も加入し、チームとしてはまたゼロからのスタートとなります。
プレイスタイル的にはモイーズ監督の下で苦戦が予想されますが、よりゴールに近いエリアで得点に絡み続けていれば、多くのチャンスを得て、きっと香川選手は来季も飛躍し続けてくれると信じています。
身長172cm、体重63kgで、自分と殆どサイズの変わらない、決して肉体的に恵まれない香川選手が、フィジカルゴリゴリのプレミアで結果を出してくれる事は、自分を含め、多くの日本人が勇気付けられています。
個人的にはリーガエスパニョーラや、ブンデスリーガの方が香川選手向きだと思っていますが、来季は不動のレギュラーとして、チャンピオンズリーグで大活躍してくれることを祈っています。
まずは今シーズン、本当にお疲れ様でした。
最後に1つお願いとして、今季の締めくくりに、6月4日の豪州戦でゴールと、W杯出場権獲得をよろしくお願いします!!!