夏になりました。
夏と言えば海。日本でも、もう泳げる季節ですね。
夏はもちろんのこと、仕事が忙しくなり疲れが溜まってくると、ああ海が見たいとそんな言葉をつぶやいている自分がいます。
そして海に行くと、そこが初めて見る海、景色であっても、何だか懐かしい場所に帰ってきたような、そんな穏やかな気持ちになります。
子供の頃から海に囲まれて育ったという環境でもなければ、マリンスポーツにも殆どうとい自分がなぜ?と思ったりするのですが、やはり同じように殆ど陸地で海になじみのないドイツの人達も、夏になるとわざわざデンマークに近いドイツ最北部あたりの海まで出かけるそうです。
地球の約半分が海と言われ、今から数十億年前に全ての生命の源になったと言われる海。
やはり遺伝子レベルのどこかで、私達は海を故郷だと感じているのでしょうか。
泳がなくてもただ眺めているだけで、ささくれだった気持ちを癒し、安らぎを与えてくれる海。
ちょっと疲れたら、故郷に立ち寄る感覚で、海を訪れてみるのも良いかもしれません。
※写真:先日訪れたサントリーニ島の海(エーゲ海/ギリシャ)