拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

つぐみ横丁(リューデスハイム/ドイツ)

2010-04-11 | 旅フォト(ドイツ)

ライン川下りで有名なリューデスハイムにある、ワイン酒場が並ぶつぐみ横丁です。

ワインの試飲ができるワイナリー等もあり、糖度が非常に高いアイスワインや貴腐ワインの試飲ができるお店もあるようです。

ライン川下りの船に乗る待ち時間を利用して、ワイナリーや居酒屋でドイツワインを楽しむ人達や、お土産を買う人達の姿をよく見かけます。


リューデスハイムを10年前に訪れた際には、ゴンドラリフトに乗ってニーダーヴァルトの展望台まで登りましたが、展望台から眺める夏のぶどう畑も爽快です。

ライン川下り(ライン渓谷中流上部/ドイツ)

2010-04-10 | 旅メモ&旅日記(欧州)
スイスアルプスのトマーゼ湖からシャフハウゼンのライン滝を経てボーデン湖を通り、フランスのストラスブールを越え、ドイツのケルン・デュッセルドルフ等のドイツ、そしてオランダのロッテルダム近郊から北海へと流れ込む、全長1233kmのライン川。(うちドイツは698km)

そのうちライン川流域のマインツからコブレンツ間をKDライン社等のライン川下りの観光船が走っています。
(3月~4月のイースターから10月下旬までの春~秋期間運行)

この区間はライン渓谷中流上部として、2002年にユネスコの世界遺産に指定され、フランクフルトやデュッセルドルフ等から日帰りでも行けること、また同区間流域にある古城ホテル等の宿泊で、多くの観光客が訪れます。



同区間内のハイライトである、ザンクト・ゴアルスハウゼン近くにあるローレライの岩は、美しい女性(妖精)の歌声によって舟が川の渦に飲み込まれてしまうという、かのローレライ伝説の舞台で、この河川で最も川幅が狭く流れも速い為、多くの舟が事故を起こした場所です。
(現在は工事によって、当時からはかなり川幅が広げられているようです)


フランクフルト中央駅(Frankfurt(Main)Hbf)からは同区間内のリューデスハイム(Rüdesheim(Rhein) )、カウブ(Kaub)、ザンクト・ゴアルスハウゼン(St Goarshausen)を通って、コブレンツ(Koblenz Hbf)まで行く直通電車(RE)が往復共に1日5~6本出ています。


フランクフルトからはリューデスハイムまで電車で行って、船でザンクト・ゴアルスハウゼンやコブレンツまで移動し、そこから電車で戻ってくる日帰りプランを利用する人達が多いようです。


なおフランクフルト中央駅等からリューデスハイムまでの電車の切符を買う際は、長距離区間用の券売機ではなく、市内交通等の短距離区間チケット券売機で買う必要があります。
(20ユーロ以下の紙幣・コインしか使えないので、予め小銭を用意しておく方が良いです)


またフランクフルト中央駅からの同列車の乗り場は一番端の23番ホームの為、移動時間等少し余裕を持っておくのが良いと思います。



参考までに自分が使ったプランを記載しておきます。


フランクフルト中央駅/Frankfurt(Main)Hbf 11:53発 RE15410
リューデスハイム/Rüdesheim(Rhein) 13:01着
(リューデスハイムをゆっくり見たいならフランクフルト中央駅9:53発/リューデスハイム11:01着のRE15406がお勧め)

※KDライン乗り場でチケットを購入後、つぐみ横丁で昼食


リューデスハイム14:15発  ※KDライン観光船 ※16.30EUR
ザンクトゴアルスハウゼン16:05着
(その他2010年4月時点で、リューデスハイム9:15発、10:15発、11:15発、16:15発があり)

※KDラインの船はかなり豪華で船内にカフェやトイレ等もあり。
船内ではドイツ語、英語、日本語の説明ガイダンスが流れていました。



ザンクトゴアルスハウゼン/St Goarshausen 16:30発 RE15431
フランクフルト中央駅/Frankfurt(Main)Hbf 18:05着

※ザンクトゴアルスハウゼンの船着場から同駅までは400メートル程で、乗り場から川を背にしてバンホフ通りを左折してすぐです。
帰りの電車切符はザンクトゴアルスハウゼン駅の券売機(近郊電車用)で購入できます。


料金は2010年4月時点で電車代が約30EUR(上記フランクフルト中央駅→リューデスハイム、ザンクトゴアルスハウゼン→フランクフルト中央駅)、KDラインの観光船が約16.30EURで、大人1人46EUR前後でした。


また電車代については中央駅からの表記ですが、フランクフルト市内エリア料金なので、最寄の各Uバーン、Sバーンの駅から買うことができ、料金も殆ど同じかと思います。


KDラインの時刻表等については以下サイト等で最新情報を確認下さい。

http://www.k-d.com/englisch/index.html


※料金(Fares)はゾーンで制で、Rüdesheim→St GoarshausenはゾーンGで片道(Single)16,30EUR、KoblenzまではゾーンNで28,20EURとなります。

なお往復料金の方が安価に見えますが、船(特に上り)は時間がかかるので(例:St Goarshausen→Rüdesheim間は電車24分、船は3時間5分)、日帰り等であまり時間が無い場合、帰路は電車がお勧めです。(殆どの人がそのパターンのようです)


写真:ローレライの岩山

ドイツにも春がやってきました

2010-04-09 | その他


ドイツもすっかり春です。

街路の桜並木も咲き始め、これから欧州の一番良い季節である6~7月に向かってだんだんと暖かくなりそうです。

長い冬が終り、何だか気分も明るくなります。


日本も新年度が始まった頃でしょうか。

気がつけばドイツに来て5度目の春、今のフランクフルトの家に引越して1年が過ぎました。


気分を新たにリスタートしようと思う今日この頃です。


※写真:近所の道端で咲きほこる桜

ドイツに帰ってきました

2010-04-08 | その他
イタリアからドイツに帰ってきました。

既に気温20度近くと、少し暑いぐらいだった中部イタリアですが、ヴェネチアは海洋都市だけあって海風はまだ少し冷たく、上着が必須という感じでした。


ヴェネチアは約2年ぶりでしたが、サンマルコ広場から空港まで直行するエクスプレス水上バス(45分/25EUR)なども出来ていて、少し便利になっていました。


ただ今回ヴェネチアで訪れたサンマルコ寺院&溜息の橋は、残念ながら補修中でした。

同様にフィレンツェのドゥオーモも一部改修中です。

観光シーズンのピークとなる6~7月までには完了するのでしょうか?
(何事もゆったりのイタリアなので難しそうな感じでしたが)


イタリアの写真は後日少しずつアップしていたいと思います。


Fromフィレンツェ2

2010-04-06 | その他


今日も引き続きフィレンツェからです。

明け方は雨がぱらついたものの、本日は無事天気も回復し、ピサの斜塔とフィレンツェのドゥオーモ&ベッキオ橋に行ってきました。

前回から1年半ぶり位の再訪なので、それ程大きな変化は無かったものの、昨夏に買い換えたカメラ(Canon Kiss X3)を持ってはじめてのイタリア中部だったので、個人的にちょっと満足です。(笑)

その際の写真はドイツに戻ってから、後日少しずつアップしたいと思っています。


イタリアらしいエピソードとしては、10分に1本あるピサ中央駅⇔ドゥオーモ広場(ピサの斜塔の最寄バス停)のバスが、往復共に30分~40分待たされ、なぜか複数台連なってやってくる有様で、この国に時刻表は意味ないのではないか?なんて思ったり。


一方フィレンツェ⇔ピサ間の電車(ローカル電車で1時間程)は、往復共に定刻の発着で、逆にちょっとびっくりしました。
(前回訪問時は殆ど毎回遅れていたので)


今日はお天気も回復したので、ヴェッキオ宮周辺にはストリートミュージシャン等も出ていましたが、1人いい音色を奏でているクラシックギターの渋いおじさんがいて、同じ路上演奏者として?ちょっと嬉しくなりました。

幾つになっても、どんな場所でも、音楽と共にあり続ける人生にちょっと共感です。(笑)


さて明日はヴェネチアに移動しそこで1泊した後、ドイツに戻る予定です。


また機会があったら旅先更新したいと思います。





Fromフィレンツェ

2010-04-05 | その他


今イタリアのフィレンツェに来ています。

しかしドイツからの飛行機が機器故障で2時間近く遅れ、ようやく到着したと思ったらどしゃぶりの雨。

ドゥオーモではイースターの日曜日の午前中に花火をあげて盛大なイベントがあるのですが、もちろんそれも間に合わず、散々のイースターでした。(汗)


何とか明日からお天気が回復してくれればいいのですが、、、。

宿のトイレットペーパーでてるてる坊主でも作って、つるそうかと思ったりして。


それではまたチャンスがあれば旅先でのLive更新をしたいと思います。


今年もイースターの季節がやってきました

2010-04-04 | その他


今年もイースターの季節がやってきました。

近所を散歩していると、庭先の木の枝にぶらさがった卵をあちこちで見かけ、スーパーマーケットにもウサギの形をしたチョコレートが並んでいます。


またイースター前後に年休をつけた人達の春休み休暇が先週末から始まり、先週仕事でスペインを訪れた際にも、いつもより町全体が休暇モードという感じでした。
(おかけで郊外から市街への移動も渋滞なく移動できましたが。笑)


ドイツもだいぶ春らしくなってきましたが、気温10度前後とお天気次第でまだ少し肌寒さが残っています。

一方、先週仕事で滞在したスペインなどは既に気温が20度以上あり、暑い位でした。


さて明日からはイースター連休に休暇を少し足して、プライベートでイタリアに行ってきます。


チャンスがあれば旅先から更新したいと思います。

ニース風サラダ(ニース/フランス)

2010-04-03 | 世界の食

ニースの伝統料理の代表格?ニース風サラダです。


ニンニク、アンチョビ、トマト、オリーブなどが入っていますが、どの辺が「ニース風」かと言うと、ツナとゆで卵が入っているのがポイントのようです。

ぶっちゃけ日本でもよく食べられているツナサラダと、そんなに違いはないです。(笑)


先日モナコが提案し、米国や欧州が賛成でマグロ危機か?と懸念された、大西洋等でのクロマグロ禁輸案(結果は否決)ですが、実はモナコや南仏では、よくマグロが食べられていました。

コートダジュールの海岸(ニース/フランス)

2010-04-02 | 旅フォト(フランス・モナコ)



ニースの海岸です。

12月だというのに、日中はまるで春のような暖かさで、人々がコートダジュールの青い空と海を眺めながら、日光浴をしていました。

砂のビーチだったらもっと良いのですけどね。

大公宮殿(モナコヴィル/モナコ)

2010-04-01 | 旅フォト(フランス・モナコ)

モナコの大公宮殿です

13世紀にジェノバ人が築いた要塞の跡に建てられたもので、宮殿のまわりにはフランス人の衛兵がいつも立っており、毎日11時55分には衛兵交代式を見ることができます。
(バッキンガム宮殿程派手ではありませんが)

宮殿を外国人が警護するのは、イギリスのバッキンガム宮殿と同じですが、理由はクーデターの予防だとか。

宮殿は夏季のみ内部公開されています。