拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

香川選手の今季4点目(ドルトムント/ドイツ)

2011-12-12 | 欧州サッカー&日本代表


2011年のホーム最終戦となるドルトムント対カイザースラウテルン戦を、Signal Iduna Parkで観戦しました。

自分がSignal Iduna Parkを訪れると香川がゴールを決めるというジンクス通り?やっぱり彼はゴールを決めてくれました。


写真は前半27分に今季4点目となる先制ゴール後、仲間に祝福される香川選手です。


しかし試合は後半同点に追いつかれ、そのまま試合終了。


この日の香川選手は「孤軍奮闘」といった感じで、アウェーで戦うライバルチームのバイエルンが勝った為、さらに勝ち点差が広がった本当に、本当に痛い引き分けでした。


前回このスタジアムを訪れた際は、シーズン序盤と異なり、かなりチームが機能するようになっていたのですが、その直後のチャンピオンズリーグでボランチのベンダーが故障して以来、また中盤の底で誰もゲームメイクできない&中盤が間延びした、悪い時のドルトムントに逆戻りしているようです。


来週のアウェー戦後にブンデスリーガは一時中断となり、冬の移籍シーズンが幕を開けますが、本気でゲームを作れるボランチを複数補強しない限り、優勝どころか来期のチャンピオンズリーグ出場権獲得も危ないかもしれません。

少なくともこの日のIlkay Gündogan選手(21番)よりは、前節のシャルケ戦の細貝選手の方が、ボランチとしてはよい働きをしていました。
(サイドアタッカーならともかく、Gündogan選手のバランス感覚の悪さとプレイの軽さは致命的で、今シーズン序盤から何試合か彼のボランチでのプレイをみましたが、正直彼がボランチのレギュラーで試合に出ているようでは、ドルトムントの優勝はないと個人的には思っています。彼のファーストネームではありませんが、こんな奴イルカイ!って試合中何度も叫んでしまいました。<ただダジャレが言いたかっただけ?)


移籍先のレアル・マドリードで出場機会を得られていないシャヒンを、レンタルで半年買い戻す等、真剣に考えて欲しいところです。



さて香川選手自身も試合後、もう1点とりたかった旨のコメントをしていましたが、今のプレイの内容は、シーズン序盤と違ってかなり良くなってきていると思いますので、この調子で1点ずつゴールを重ねて行って欲しいと思います。

彼への周りの期待はかなり大きいものの、この試合のようなゴールの積み重ねの先に、きっと次へのステップアップとなるビッグチャンスが訪れると、自分は信じています。

すごすぎるバルサ(エル・クラシコ・スポーツバー試合観戦 in Frankfurt/ドイツ)

2011-12-11 | 欧州サッカー&日本代表


今日はいつものフランクフルト市内のスポーツバー(U4-HöhenstraßeのYours Sports Bar)で、エル・クラシコを観戦しました。

先週ドルトムントのアウェーゲームを観戦しに行ったところ、店内のシステム故障で1試合しか中継しておらず(ブンデス全試合中継とうたいながらも実は一部のダイジェストのみで実際はMAX2試合中継)、しかも1位対2位のドルトムントの試合ではなく3位のバイエルンの試合を放映していたので、もう2度と行くまいと思ったのですが、やはりクラシコはみたいとわずか1週で、同店に足を運んでしまいました。(サービス砂漠のドイツでは選択肢が少ないので。涙)

この日は先日カンプ・ノウのスタジアム前で購入した、セスク選手のバルサユニフォームを着ての観戦。

夜10時からの試合にも関わらず、店内はこれまでに無いほどの混雑で、試合開始少し前に到着したらすでに席が無く、行列の立ち見の中に混じっての観戦。さすがはエル・クラシコです。


ドイツなので両チームのユニフォームを着ている人は殆どいませんでしたが、いまや世界屈指の人気と実力を誇るチーム同士の対戦だけあって、店内は男子ワールドカップ並みの盛り上がり。


エジルやケディラ等のドイツ代表選手が所属するレアル・マドリードを応援するファンが約8割、バルセロナを応援するファンが約2割という圧倒的アウェーの状況での試合観戦で、試合開始早々ミスからバルサが失点すると店内は大盛り上がり。

しかしその後、バルサのボール支配率があがり、これ以上ない!っていう程の超コンパクトな布陣からショートパスが面白いようにつながりだすと、メッシのパスからのサンチェスの同点ゴール(前半30分)、少しラッキーな感じで相手DFに当たってのシャビの逆転ゴール(後半8分)、そしてセスク・ファブレガスのダメ押しゴール(後半21分)が決まると、自分達一部のバルサファンを除き、途中までの熱気が嘘のように静まり返り、そして試合はそのまま3対1でアウェーのバルサの完勝。


先月のカンプ・ノウでの試合観戦時も感じましたが、このチームは本当に凄過ぎます。

レアルもスター選手がずらりと揃い、個々の実力はバルサと同等以上だと思いますが、しかし完璧にチームとしての連動性が完成されているバルサに対して、名将モウリーニョが指揮するレアルが個人プレイ?という感じてしまう程の「チーム力」の差を感じました。


この試合が終わるとバルサのメンバーはクラブW杯に向けて来日します。


おそらく万全の状態で試合に臨むことができれば、いまや世界最強といって過言でないバルサが、この大会を圧倒することでしょう。

ぜひとも今が旬のバルサのプレイを、沢山の日本の人達にスタジアムでみて欲しいと思います。
(自分も欧州でテレビ観戦したいと思っています)



※写真:この日スポーツバーでの試合観戦に着てでかけたセスク選手のユニフォーム。


フランクフルトのお手ごろ日本食?(フランクフルト/ドイツ)

2011-12-10 | ドイツ生活情報


フランクフルト市内中心部、ハウプトヴァッヘでのMY定番ランチ?イイモリのバラチラシです。

ちゃんとした日本食はちょっとお値段高めなので、手軽に美味しい和食を!といった時によく利用します。


日本人経営のお店なので日本テイストですが、お値段はドイツ人向けのお値打ち料金設定。

また元々日本風カフェ&ケーキ屋の系列店(客層も女性客が多め)なので、日本風のケーキや日本のパン(アンパンやクリームパン等)も販売しています。


店名:IIMORI DELI
住所:Friedensstraße 3, 60311 Frankfurt
TEL:069-240-09885
営業時間:月~土12~21時
WEB:http://www.iimori.de/
最寄り駅:
Hauptwacheから徒歩約5分
Willy Brandt Platz徒歩1分
Dome/Roemerから徒歩約7分
フランクフルト中央駅から徒歩約10分
※バラチラシ+ランチセット(サラダ、みそ汁、緑茶、食後のデザート付。頼めば無料でワサビもつけてくれます)12EURがお薦め。単品は8EUR。

Frankfurter Weihnachtsmarkt(フランクフルト/ドイツ)

2011-12-09 | 旅フォト(ドイツ)


12月になり今年もヴァイナハツマルクト(クリスマスマーケット)が賑わいをみせています。

ドイツの冬は暗く寒いので苦手なのですが、ライトアップされたヴァイナハツマルクトの灯を眺めていると、少しだけ心が温まるようなそんな気がします。


今日も仕事帰りに何となくマルクトの灯がみたくなり、少し遠回りをしてレーマー広場(U4 or U5-Dom/Römer)に足を向けました。


ヴァイナハツマルクトは11月下旬から12月24日までドイツ各地で開催されており、毎年1箇所新しい場所を訪れていますが、昨年はこれまでずっと行ってみたかったドレスデンのマルクトを訪れたので、今週末あたりにまたどこかへでかけてみようかと思っています。

Veltins Arena(ゲルゼンキルヒェン/ドイツ)

2011-12-08 | 欧州サッカー&日本代表


内田選手の所属するシャルケ04のホームスタジアム、ヴェルティンス・アレーナ(Veltins Arena/旧名称Arena AufSchalke)です。

収容力は約5万4千人(立ち見を含めると約6万1500人)で、ドイツでは珍しい開閉式のドームスタジアムです。


ドルトムントから西に約20kmのゲルゼンキルヒェンに位置するこのスタジアムは、UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦や、2006年ドイツワールドカップにも利用された、ドイツでも屈指のスタジアムです。


試合観戦のチケットですが、自分はシャルケ04の公式サイトからWEBで購入しましたが、ドルトムント等と違いペーパーチケット(2011年12月時点)で郵送となる為、ドイツ国外に住んでいる人にはちょっと不便かもしれません。

ちなみにシャルケはドイツでも屈指の人気チームですが、町の規模に比べてスタジアムのキャパシティが大きいので、自分が訪れた試合では当日券の販売もありました。


最寄駅はゲルゼンキルヒェン中央駅の地下から出ているシュトラッセンバーン(路面電車)のS302線で15分程行った「Veltins-Arena」駅下車徒歩すぐ。
(ただしメインスタンド側。試合開始前は入場ゲートがチケットに記載の座席エリアによって異なるので、バックスタンド側等はかなり歩きます)


路面電車なので1つ前後の駅等からも徒歩圏内ですが、試合終了後に近郊駅は無条件通過となる為、必ず最寄のVeltins-Arena駅から乗車する必要があります。
(※間違って反対方向の駐車場方面に出るサポータの列について行ってしまうと、他の駅は近くにあっても1度スタジアムまで結構な距離を歩いて戻る必要があるので要注意です)


ゲルゼンキルヒェン中央駅(Gelsenkirchen Hbf)までは、フランクフルトから列車で約2~2時間半程。

ケルン中央駅(Köln Hbf/約1時間)、又はデュッセルドルフ中央駅(Düsseldorf Hbf/約1時間20分)までICE(ドイツの新幹線)で移動し、そこからIC(ドイツの特急)に乗り換え約1時間、又はICEでEssen Hbf まで行き(約2時間)、そこからRB(普通列車)で約10分です。(Gelsenkirchen Hbfまでは、Essen経由の方が比較的電車の本数が多いかもしれません)


フランクフルトからのICEは、途中フランクフルト空港(Frankfurt Flughafen)にも停車するので(空港の方が中央駅よりもケルンやデュッセルドルフ、エッセン方面寄りで-15分程)、空港からの移動の場合は、フランクフルト中央駅まで移動せず、直接ICE等で移動するのが便利です。



スタジアム名:Veltins Arena
住所:Ernst-Kuzorra-Weg 1, 45891 Gelsenkirchen, Germany
最寄り駅:S302線「Veltins-Arena」駅下車徒歩すぐ


※電車の時刻表および料金は以下DBサイトで確認できます。
http://reiseauskunft.bahn.de/bin/query.exe/en?newrequest=yes&protocol=http:&

ラウルのゴールが教えてくれたこと(ゲルゼンキルヒェン/ドイツ)

2011-12-07 | 欧州サッカー&日本代表


ゴールを決め、スタジアムのスクリーンに映し出されたラウル・ゴンザレスです。

かつてレアル・マドリードの主将としてスペインサッカー界を牽引したラウルは、今やシャルケの王様としてブンデスリーガで活躍しています。


中田英寿選手と同世代の彼がここまでやれるのだから、遠藤選手や中村憲剛選手、闘莉王選手といったベテランの日本代表級の選手も、ブンデスリーガ等の欧州クラブへ挑戦できるチャンスがまだあるのかもしれないと思ったりするのは自分だけでしょうか。


もちろん海を渡るならば、順応力が高く、将来性という期待値を加味してもらえる若い世代の方が、よりチャンスをつかめる可能性は高いのでしょうが、本当は年齢だけを理由に夢を諦める必要は無いのではないかと、30代中盤にして言葉や文化の違うドイツで、技術と経験とインテリジェンスを武器に活躍するラウルを見ていると、そう感じます。


ブンデスリーガとJリーグを比べると、当たりの強さと玉際の厳しさは明らかにブンデスの方がすごいです。

しかしパスやトラップといった基本的な技術だったり、チーム戦術に対する理解力や献身的なプレイといったものは、決して日本人選手は劣っておらず、むしろ日本人選手の方にアドバンテージがあるのではないか?と、ドイツで活躍する日本代表選手達を見ているとそう感じます。



間もなく冬の移籍シーズンが幕を開けますが、実力や才能のある日本人選手が1人でも多く海を渡り、厳しい環境の中でチャンスを掴み、より高みを目指して、日本サッカー界の新しい歴史を築いていって欲しいと願っています。

スタジアムモニタに映し出された内田選手(ゲルゼンキルヒェン/ドイツ)

2011-12-06 | 欧州サッカー&日本代表



開閉式ドームスタジアムの天井モニタに映し出された内田選手です。

ホームチームの先発選手しか顔写真が映らない会場もありますが、シャルケのホームでは自チームの控え選手や相手チームの先発選手の顔写真も映し出していました。



今シーズン内田選手の試合に足を運ぶのはこれが2度目ですが、残念ながら両試合共にベンチ入りのみで出場なし。

人気上位チームだけあって常に手ごわいライバルとのポジション争いが待っていますが、これからますます増えるであろう日本人選手の欧州での地位向上の為にも、ぜひ絶対的なレギュラーを獲得して欲しいと思います。


頑張れウッチー!!!

ウォーミングアップ中の内田選手(ゲルゼンキルヒェン/ドイツ)

2011-12-05 | 欧州サッカー&日本代表



ウッチーの心の叫び???「、、、。(はじめちゃーん。ボクも試合に出たいよお、、、。)」



会場に詰め掛けた沢山の日本人女性ファンの心の声???「キャ~頑張れウッチ~~~!!!」



会場の日本人男性の心の声???「細貝、絶対シャルケに負けるなよ!!!」



、、、、、いや、僕らもウッチー目当てでシャルケを応援しに行ったんですけどね。。。(ぜひ不動のレギュラー目指して頑張って下さい!!!)




※写真:ハーフタイムにウォーミングアップする内田選手

シャルケ04vsアウグスブルク(ゲルゼンキルヒェン/ドイツ)

2011-12-04 | 欧州サッカー&日本代表


ブンデスリーガ2011-12シーズン第15節、シャルケ04対アウグスブルク戦をシャルケのホーム、Veltins Arenaで観戦してきました。

この日はシャルケの内田選手と、アウグスへレンタル移籍中の細貝選手の日本代表対決が期待された試合。


しかし細貝選手はボランチでフル出場も、内田選手はベンチで、残念ながら日本人対決は実現せず。


どうやら自分が応援に行くと、内田選手は先発落ち出場なしで、相性があまりよくないようです。(汗)



細貝選手は、いまやアウグスブルクの中心選手で、彼にボールが入ると試合が落ち着き、中盤の底でボールをうまくさばいていました。

しかしながら現在ブンデスリーガ最下位だけあってチーム状態は悪く、味方がミスを連発し、細貝選手もかなりフラストレーションがたまっている様子でした。


試合も途中1-1のスコア時は一時期ホームのシャルケを押し込む程、面白い展開になったのですが、結果は3-1でシャルケの完勝。

シャルケのマフラーを巻いての応援だったのですが、内田選手が出場せず、ずっと細貝選手を中心にこの試合をみていたので、ちょっとガックリという感じです。



このままいけば、アウグスブルクは来期2部降格の可能性が高い状況。

この日の細貝選手を見ていると、ややモチベーションが下がっているようにも見受けられましたが(特に前半)、本来の所属チームであるレバークーゼンや他のチームから声がかかるように、さらに上を目指して頑張って欲しいと思います。

この試合をみる限りバランサーとしてはまずまずの働きも、「運動量UP」と「より高い位置での攻撃参加」というキーワードが終始頭をよぎりました。


レバークーゼンにはベンターやバラックといった強力なライバルがいますが、上位チームや日本代表でのレギュラー奪取等、ぜひ高みを目指して頑張って欲しいと思います。




※写真:中盤の底でボールを散らす細貝選手


Rhein Energie Stadion(ケルン/ドイツ)

2011-12-03 | 欧州サッカー&日本代表


1FCケルンのホームスタジアム、ラインエネルギーシュタディオン (RheinEnergieStadion) です。

収容力は約4万6千人で、2006年のW杯や2005年のコンフェデ杯にも利用されました。


ケルン中央駅(Dom/Hbf, Köln)からは路面電車で30分程。まずシュトラッセン・バーン16又は18線(STR16or18/路面電車)に乗って、Neumarkt駅でシュトラッセンバーン1(STR1/路面電車)に乗り換え、ラインエネルギー・シュタディオン駅(Müngersdorf Rheinenergie-Stadion)下車。徒歩約700メートルです。


ケルン中央駅(Köln Hbf)へはフランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf)からICEで約1時間~1時間20分、フランクフルト空港駅からはICEで約45分~1時間程。デュッセルドルフ中央駅からはDB(RE)30分、ICEで20分程です。


かつてリトバルスキーや奥寺選手もプレイし、2011年現在に槙野選手が所属する古豪の1FCケルンのサポータは、他のルール地方の人気クラブに負けない程熱狂的です。


スタジアム名:RheinEnergieStadion
住所:RheinEnergieStadion, Aachener Straße 999, 50933, Köln, Deutschland
最寄駅:Müngersdorf Rheinenergie-Stadion, Köln (STR1)