社会保険労務士試験対策(2) 私はこれで合格しました。
お早うございます。
鹿児島県ナンバー1の社会保険労務士を目指している岩切勝造です。
先日の社会保険労務士受験対策(1)が非常に好評を頂きましたので、第2弾マル
秘テクニックをご紹介いたします。
先日もお伝えしましたが、社会保険労務士の受験範囲を100%対応するには10年以
上かかります。私は受験勉強もしましたが、社会保険労務士試験の傾向と対策をし
っかり検証しました。社会保険労務士試験は足切ルールがありますが、逆に満点を
取る必要もない試験です。
(足きりルールを嫌だと思う受験生が多いですが、逆に考え上手に足きりルール利
用してください。)
要するに7割を目指せば良いのです。
まず、科目ごと目標点数を決めます。
私の場合、労働基準法&徴収(7点)労災保険&徴収(8点)雇用保険&安衛(6
点)一般常識(6点)健康保険(6点)国年(8点)厚年(8点)
目標合計49点これで合格基準に達します。
(私は科目の点数は異なりますが、20年度本試験で目標の49点でした。)
次に択一式において、どの科目から解き、設問A~Eの内どれから解けば時間効率
が図れるかを考えました。
まずここで、どの科目か解くかを説明いたします。
みなさん得意科目、不得意科目があり色々と意見があると思います。
自分の解きやすい科目を探すのです。
私は択一式において、
国民年金 → 厚生年金 → 健康保険 → 労基 → 労災 →徴収 → 雇用
→ 安全衛 → 一般常識 の順番で解きました。
年金はセットなのでやや解きやすい国年から難しい厚年をセットにします。
年金は長文が多い為、一番頭のさえた状態で解くほうが良いと思います。
労基から順番に解く方が多いと思いますが、私は最後に解くと焦ってしまい、しっ
かり長文を読めませんでした。
次に健康保険です。健康保険は連動する科目ではないので、単一科目と位置づけて
解きます。まぁ社会保険つながりです。
次は労基です。労働基準法は暗記というより、最近は考えて解く科目です。年金、
健康は、インプットからアウトプットの流れですが、この科目は頭を使い、じっく
り考え解きます。
次は労災です。労災と雇用は過去問重視問題です。そこまで深く追究した問題は、
ほとんど出題されません。過去問さえしっかり押さえていれば、満点を狙う事が可
能な科目です。
次は徴収法です。私は徴収法6点中4点を目標としていました。徴収は試験前に数字
を中心にしっかり覚えましょう。
次に安衛3問中1点を目標としていました。特に気合を入れて勉強はしませんでし
た。この科目も過去どのような問題が出ているかを分析して、3点中1点を取ること
だけを考えました。
次に一般常識です。ここで最後たっぷり時間をかけネバリます。特に労働一般で
す。じっくり考えれば労働一般は対応できます。5点中3点ほしいですね。社会一般
は過去問を分析し、傾向と対策を練ります。毎年出題される法律が見えてきます。
こちらも5点中3点を狙います。
ここまで、各教科の目標点数と簡単に説明いたしました。これは私の傾向と対策で
す。
ぜひ一度受験生は、自分で本試験の傾向と対策をしっかり検証してみてください。
そして目標点数を決め、解きやすい順番を決め合格確率を高めてください。
各科目に強弱つけて勉強をして下さい。
最後に決して満点を狙う必要の無い試験です。
次回は、択一式の設問A~Eの解く順番について、ご説明いたします。
乞うご期待。
ぜひ、クイックを