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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

熱中症

2014年08月04日 00時00分01秒 | 紹介

 高温の室外で、運動や応援途中に熱中症と診断され、救急車で病院へ搬送される人が多い。最近は水分の補給を常時行うことや、室内でも起こることが報じられていて、特に高齢者が多いようである。高齢者は我慢を経験し、若かりし時代には、少々暑くても「心頭滅却、火もまた涼し」等と気合いを掛けられた。身体的に高齢化すると若者との温度の感じ方が異なるようで、暑さばかりでなく寒さにも鈍感になるらしい。機械も長く使えば故障するように、身体の温度を感知するセンサーの感度が鈍くなるのも仕方がないことである。とはいえ、そのことを承知されていることが熱中症の予防にも通じることである。

 当時は日射病といっていたが、いつから名前が変わったのか記憶にない。日射病と熱中症とは同じ病なのであろうか、違う気もするが、熱中症の方が広く捉えているのかも知れない。

 省エネを推奨される世の中ではあるが、熱中症になり、命までも失うことでは本末転倒で、適切な冷房機器の使用は大いに実行すべき事柄であろう。機密性の高い家屋に住まわれると換気がおろそかになり、酸欠を起こす場合もあるので、定期的に換気を行うようにされたい。省エネについて気の付いた点をお伝えすると次のようである。

 空調機器や照明の蛍光灯などは頻繁に点けたり消したりをするよりは、連続使用の方が省エネになる。なぜならば、点けた瞬間は起電力がピークとなるため、むしろ連続使用の方が電力も安定するので省エネになる。省エネは、使わない部屋の点灯、冷蔵庫にものをぎっしり詰めないこと、水道のモレ、空調機の極端な温度設定などに気を配り、簡単なことから始めると良いようである。

 テレビ電源や多くの家電製品は瞬間に起動するようにコンセントにプラグを差し込んだだけで、直ぐに使えるように準備している。機器側の電源をオフにしてもプラグからの電力供給が続くので、無駄な電力を消費していることになる。従って、電源元であるプラグをコンセントから外しておく。

 深夜電力の供給は単価が安いため、深夜電力を使って湯を沸かし、日中や夜間の給湯に使う。同様にバッテリー充電に深夜電力を使う、自然エネルギーの利用、消費電力型の照明・電気機器等、ライフスタイルに合わせて省エネが可能であるので経費の点も考慮して切り替えることも必要であろう。