鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

睡眠

2014年08月10日 00時00分01秒 | 紹介

 夏場暑いときは水枕や保冷剤を使った枕を使うと熟睡できる。長らく愛用しているが、熱中症の予防で、室内の温度を空調機・クーラーを使用するため、さほど利用頻度が少なくなったが、省エネ生活にはもってこいである。水枕は風邪にかかり、体温が高いときに氷を入れて氷枕や、氷嚢を使うが、水道水だけでも頭を冷やすことが出来る。

 古くから快適睡眠の身体条件は、頭寒足熱である。頭を冷やし、足下を温める。読んで字の如しである。そのほかにも部屋の照明調節、騒音を押さえた静けさ、敷き布団や掛け布団による保温、適度な疲労感があり、就寝前の飲食を控え、考え事をしないなど多くの条件があるが、生活する上で、出来るだけ決まった時間に一定の時間を睡眠に取ることによって、活力の再生や、病の早期治癒にも効果的である。

 よく年齢のことで、話題になる睡眠時間であるが、人生の1/3は睡眠で、意識がないのであるから、年齢から差し引くべきだ。60歳の年齢でも、意識している時間が年齢とすべきで、実質20歳なのだ。生きるという定義が曖昧であるとそう強調されると事実と思ってしまう。実際は意識がない状態であっても、生命を維持する心臓の鼓動や呼吸による酸素の供給、炭酸ガスの排出等は意識していないが活動を続けている。脳の活動は夢を見ることから、意識はせずとも停止しているわけではなく、眠っているだけで、音や皮膚への刺激などによって直ぐに覚睡する。

 大切なのは、脳には睡眠中にかかわらず、大量の血液が流れていて、体温が高温になると発汗によって汗を作り出し、一定の体温を保っているが、この血液の温度を下げることが水枕にはあるので、理論的にも正しいことである。睡眠中の脳の活動は、前日以前に経験した事柄の整理を行い、記憶を保持し、不要な記憶を消失させる、いわゆるリセットを行っているとのことである。

 睡眠導入剤を使用している多くの方の話を聞くと、薬依存性が高いようにも思えるが、睡眠のための快適条件を見直してみるのも行ってみる価値があろう。規則正しい生活を行い、異常な興奮状態を作り出さず、適度な運動と、長時間午睡をしないなど体内時計を正しく動かす努力も必要と思う。熱帯夜にはエアコンなどを使った温度・湿度調整も必要であるが、水枕の効用も利用すべきと思う。