鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

水難救助ヘリ

2014年08月11日 00時00分05秒 | 画像

川崎市が保有する水難救助用ヘリ「そよかぜ2」です。空中50メートルぐらいでホバリング、川へ転落した不明者を捜索中でした。ヘリの翼が止まって見えるより動いているように撮影するにはシャッター速度を遅くします。今回は1/250秒で撮りました。

 


水難救助

2014年08月11日 00時00分01秒 | 提言

 写真撮影で早朝から定点撮影地へ出向いていたが、普段とは異なる状景に出くわした。赤色灯の点いた消防車が数台集結し、上空では2機のヘリコプターが空中でホバリングをしていたが、消防の訓練かと思い、現場に着いて撮影機材をセットしていたところ、上下橙色の作業服を着た消防隊員が近寄ってきて、「青色のTシャツを着た若者を見かけなかったか、消防へ連絡が入り現在捜索中だ」との質問であった。行方不明になったと思い、「見かけていない、さっき着たところだ」と返事をした。」「数人の若者がふざけあっていた隙に一人が川に落ちて見えなくなったらしい。」消防隊員がそういって双眼鏡で暫く近辺の様子を見て引き上げていったが、引き上げる際に「もし見つけたら連絡が欲しい」と言い残し、立ち去った。

 それから暫くしてヘリと消防車も姿を消したが、察するに水難事故だったらしい。早朝からであったので、飲酒による入水ではないと思うが、あまり気色がよいものではなかった。

 土曜・日曜日となると多摩川の河川敷は、バーベキューを行っている者が少なくない。数ヶ月前には対岸の狛江市側に集結していたが、バーベキュー後のゴミの処理が問題となって、料金を取るようになったせいか、はたまた禁止地区になったのか判らないが多くのグループが川崎市多摩区側で同様な野外料理を行う光景が見られる。

 中には夜通し騒ぎ、明け方帰途につく者もいるが少数に過ぎない。大学が夏期休暇になっていることもあり、酒を飲んで泳ぐ輩も出てくる。困るのは花火であるが炸裂音が大きいロケット花火や、閃光が高く尾を引く大形花火もある。さぞかし近隣の住民は迷惑していることであろう。花火は中高生のグループも見かける。

 遊泳禁止の立て札はあるが、浅瀬も多くあり、家族連れで水遊びを楽しんでいるまではよいが、度が過ぎると深場にはまりこみ心臓麻痺を起こすこともある。特にこの時期はゲリラ豪雨によって突然水かさが増すこともあり、流れが変わりやすい。伏流水が湧き出しているところでは水底と水面での水温の差が激しく、危険である。

 何もかも禁止では若者にとってもおもしろくないことは判るが、節度ある行為を求められているので、周辺住民とのトラブルや、水難事故に遭わぬ行動が必要で、救助する側の労力にも時には想いを馳せることが大切であろう。