本八幡 日々の記録

最近、落ちるまで飲めない!?

2014年6月25日(水) しばらくぶりに歌舞伎 「三人吉三」  コクーン歌舞伎

2014年06月26日 | 大人の教養
「三人吉三」、次のセリフが有名かな。


 月も朧に 白魚の
篝も霞 む 春の空
冷てえ風も ほろ酔いに
心持ちよく うかうかと
浮かれ烏 の ただ一羽
ねぐらへ帰る 川端で
竿の雫 か 濡れ手で粟
思いがけなく 手に入る 百両

 ほんに今夜は 節分か
西の海より 川の中
落ちた夜鷹は 厄落とし
豆だくさんに 一文の
銭と違って 金包み
こいつぁ春から 縁起がいいわえ


 このセリフ、三人吉三のうちの一人、お嬢吉三のセリフです。全部は知らないけど部分的になんとなくどこかで聞いたことがあるかな。

「三人吉三」、演出と美術を、串田和美という人がしています。
 今まで、和美という漢字から女性だと思っていましたが、おじさんでした。
 初心者ですいません。
入場前にロビーで待機しているときに、「あの人が、串田さん」と教えられてわかりました。
 今日も来ているんですね。

 来ているといえば、古田新太さんの姿も見かけました。「三人吉三」人気なんですね。立ち見待ちも長い行列ができていました。

 音楽は、いわゆる下座音楽ではなく、生ギター、パーカッション、ツケ打ちを使っているようです。
 舞台は、野田秀樹の舞台ほどではないものの、抽象化したシンプルな構成。視覚的にも綺麗。

 歌舞伎らしくないといえばそうだし、先進的だと言えばそういう感じ。お芝居好きなら、逆に違和感はないと思う。

 物語は古典的なものですが、観ただけでは、登場人物の相関関係がわかりずらいので、予習していかないとおいていかれるかな。

 ありきたりな言葉ですが、面白かった。


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帰りに、表参道にあるエンジニアド ガーメンツのお店で、最近浮かれるように欲しかった花柄グルカショーツを買った。これで夏はウキウキだぁー。

こいつぁ朝から縁起がいいわえ~。

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