ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

暗闇の向こう側 【伏 ~贋作里見八犬伝~】

2010年06月30日 22時02分47秒 | 【伏 ~贋作里見八犬伝】
湯島天神から地下道に落ちた浜路と信乃。
(伏達の罠かと思ったら違ったらしい)

何はともあれ地下道を抜けるためにと
妙な間合いで歩く二人。「因果」について問う浜路。
「因果」は既に閉じていると答える信乃。

次回は伏達側からの物語の語り。



なんとなくの雰囲気イメージは嵐の「Monster(モンスター)」

・・・夜が明けるまで近くに居よう 僕の記憶がすべて消えても
生まれ変わったら また君を探す・・・♪





乙女ゲームで八犬伝 ~【転生八犬士封魔録】~

2010年06月24日 23時23分42秒 | 八犬伝いろいろ
4年くらい前でしょうか。

乙女ゲー(自キャラが女の子で周囲は男の子よりどりみどりのハーレムゲーム
恋愛シミュレーションゲーム)というジャンルで【転生モノ】の【八犬伝】が
発売されると知り、喜び勇んで書いたモノがコチラ↓


伝説の八犬士が現代に転生! ~【転生八犬士封魔録】~


・・・なのに何故、未だにプレイレビューを書かないのか?

理由:いわゆる自分的に「面白くないゲーム」だったから。

《人気声優集めたよ、こういうキャラなら好きでしょ》的な雰囲気で、うーん。
でも【八犬伝】だし、もしかしたら・・・と思っていたのに。
主人公だと思ってた女の子がどんどん「あれ?」なキャラになっていって
物語の半分も行かずに中断。そのまま開封せず現在に至る。

愛すべき「クソゲー」なら、【スペランカー】とか【サーカスチャーリー】とか
【コンボイの謎】とかいろいろあるけれど、この【転生八犬士封魔録】は
なんというか…もうちっと丁寧に物語やストーリー展開を考えて作って
欲しかったというか・・・。

リンク貼らせていただいている、たまきはるさんが以前ご自分のブログで
書いてらした【るいは智を呼ぶ】。
内容が良く今もなお人気が続いているこのゲームとは対照的。
(:【八犬伝】モチーフの男性向け18禁PCゲーム。
 今秋にはついに主人公「智」のねんどろいど付きのファンディスクが発売!)

【るいは智を呼ぶ】、通称【るい智】はそのうちレビュー書きます。
スイマセン、こそっと購入してました。アマゾン評価も星5つだったので・・・。

「呪い」を受けた少女達の凛々しさというか反骨精神には格好良いの一言です。

とある青年の復讐劇  ~ 【魔王子シリーズ】 ~

2010年06月20日 00時00分02秒 | 自己カルト的


【復讐の序章】 【殺戮機械】 【愛の宮殿】 【闇に待つ顔】 【夢幻の書】
(ハヤカワSF【魔王子シリーズ】 ジャック・ヴァンス 著/浅倉久志 訳)


【ダイモンズ】をやっと最終巻まで読む……あんまりにもあっけない
ラストでちょっとモヤモヤ感が。なので、もうひとつの元ネタともいえそうな
【魔王子シリーズ】を引っ張り出して再読。


住んでいた町ごと家族皆殺しにされ滅ぼされ一人生き残った少年は
【魔王子】と呼ばれ恐れられる悪の貴族達に生涯をかけての復讐を誓う。



厳密には、生き残ったのは少年とその祖父。
老人は彼に奇妙な教育を施し訓練をした。「平和な人生」ではなく
「悪人を滅ぼす」復讐の道を彼に指しこの世を去る。

ちなみに自分は【殺戮機械】のココル・ヘックスがお気に入りです。
しかも、ラストでの断末魔のシーンから。

表紙につられて(イラスト:萩尾望都)に読んだのもあってか
ガーセンやアリスなどのイメージがこの絵で固定。
萩尾先生で漫画化されたらさぞかし華麗で硬派なSF作品になって
もっと知名度も上がりそうなものなのに・・・。
【銀の三角】みたいな感じで。


同じくハヤカワSFで出ていた異色SF【ハムレット】というか、
【凶天使】(上・下)も萩尾先生のイラスト目当てで購入したくらいなので。

舞台 【『re:BIRTH』-八犬伝異聞-】

2010年06月19日 22時37分22秒 | 八犬伝いろいろ
昨日のコメント欄にてKOUME様より教えていただいた舞台情報です。

【『re:BIRTH』-八犬伝異聞-】

内容は全く判らないのですが、チラシ裏のアオリが
「野良犬も歩けば 人の道に当たる」

観に行かれる予定の方、どこかで感想を宜しくお願い致します。
またはこっそりコメント欄にでもお知らせください。


2010年6月23日~28日
@築地ブディストホール(全8回公演予定)
@快賊船 CinemaLive vol.29


【降臨★絶対恋愛塾】 内にて 【八犬伝占い】

2010年06月19日 02時06分52秒 | 八犬伝いろいろ
『絵師 前田ヒロユキのブログ』 内にて【八犬伝を描く】 の頁。


…某所で見かけてずっと詳細を調べていた【NEO HAKKENDEN】
イラストがここに!!!  前田ヒロユキ先生だった!!!


そして更にこのキャラで【八犬伝占い】コンテンツのイラストもされるとか。

恋愛占いモバイルサイト【降臨★絶対恋愛塾】→【八犬伝占い】と配信中らしいです。
(自分の携帯では対応していないアプリだった…)

同じく前田先生のブログ内 【ピクシブからこんにちわ】 ではその八犬士の眉目秀麗なイラストが!!

もう、大角と現八が格好よすぎてトレカにして欲しいくらい…。

2chぱろでぃ 【やる夫が八犬伝のあらすじをきくようです】<4>

2010年06月18日 13時51分34秒 | 八犬伝いろいろ
【やる夫が八犬伝のあらすじをきくようです】その4

スレがいつの間にか<その4>まで進行。

順調に進んでいて、読んでいて楽しい。
風太郎先生の【八犬伝】を読み返しながら見るともっと楽しい。

親兵衛はいつ出てきて、誰のキャラになるのかが楽しみ。

【HYBRID BOYSLOVE 学園八犬伝】連載②

2010年06月17日 23時37分12秒 | 八犬伝いろいろ

【HYBRID BOYSLOVE 学園八犬伝】(原作:天美幸/漫画:くるわ亜希)

【Pureri Vol.11】発売。
今月号のピュアリのテーマは「束縛」
…また今回も買いづらい文字が表紙に…。

小文吾が荘助と同学年の同クラス。
信乃は現八と以下同文。

抜き打ちの風紀検査で取り上げられた「村雨丸」を
取り戻しに信乃は時計塔校舎”芳流閣”へ。
信乃 VS 現八。

生徒会長とトーン髪の二人の名前は未だ判明せず。
こっちは道節と毛野?


舞台直前緊急企画として、荘助役の辻本祐樹くんと
小文吾役の岡田光さんのミニインタビュー頁有り。




期間:2010年7月14日(水)~19日(祝)(全10ステージ予定)
場所:池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER


美童浪漫大活劇『八犬伝』


満月  【伏 ~贋作里見八犬伝~】

2010年06月12日 23時16分02秒 | 【伏 ~贋作里見八犬伝】
満月を背景に道節と浜路は黒白=「伏」の信乃を追う。

芝居の花形役者が「伏」と知っていた冥土。
その芝居に浜路たちを招いたのも冥土。
黒白に浜路が気づくように仕向けたのも冥土。

実父が「里見八犬伝」を完結させることを生きがいとしているように
真実の「里見八犬伝」を書くために「伏」を追い詰める冥土。


浜路と道節、信乃がいなくなった芝居舞台に新たな「伏」乱入。

やまありたにおり ありをりはべり

2010年06月09日 00時20分08秒 | 自己カルト的
折り紙で全国制覇なるか? 【ヤマあり タニおり】

で書いていた、ちょっと変わった少女漫画の
【ヤマあり タニおり】と【ありをりはべり】のそれぞれ第2巻が発売。


【ヤマあり タニおり】(日下直子 著)

大会はともかく、文化祭出店の『折り紙クレープ』エピソード。

 
クレープが美味しそうで。ついでに顧問の先生も楽しそうで。




【ありをりはべり】(日向なつお 著)

お守りを買いに来る九十九神さま達が、ちまちまっとして可愛過ぎる。
 

いいなぁ、こういうの。ほっこりしてしみじみ泣いてしまう。



前回に書いたような、ナオライでカラサデ。
旧暦で決まる為、毎年微妙にそれぞれの受け持ち神社に神様が来る日程が違う。
…ので、他県の方に説明するのが大変。
ちなみに、留守番の神様というのもそれぞれにおらっしゃる筈です。

期間中「外に出ては行けません」「歌を歌っちゃいけません」になる地域もあるので
神様を迎えるこっち側も結構てんやわんやしていたり。

稲佐の浜に金色の蛇神様はちゃんと流れ着いてきてくださるんだろうとか。
神様会議の間は何も起こりませんように、と祈ったり。(誰に)

造られた少女 【エンマ】・【蓬莱ガールズ】

2010年06月08日 01時08分58秒 | 自己カルト的

【エンマ】(原作:土屋計 画:ののやまさき)

【エンマ】が面白いのです。

エンマは冥府の閻魔さまの使い魔のようなもので、
物語の最後は閻魔さまへの報告で締めくくり。
あらゆる時代に現れて、死者を増やさない為にその元凶となる
人間の「骨を抜く」のがエンマの仕事。
その人間を想う人間の数だけ、骨は死体の中に残る。

人体の骨の数は約200本。つまりは、200人以上の想いがあれば
エンマといえども殺せないワケで。

楳図かずおの【おろち】というか、初期の【鋼の錬金術師】というか。
古くは、えんどコイチの【死神くん】のような。

あと、スプラッタ描写は少ないのに骨描写は大量な漫画でもあり。



【蓬莱ガールズ】(山田瑯 著)もこれからの展開しだいで面白く
なりそうな漫画。勇ましい少女と特殊能力を持った少女の二人旅。
(少し昔なら、ひかわ玲子の「エフェラ&ジリオラ」のシリーズとか)

父親の実験材料にされることを知り、幽閉されていた屋敷を逃げ出す姫?と
そのお世話役兼従者としてそばにいた人造人間の少女の逃亡冒険劇。
人造人間というか、フランケン少女というか。ゾンビ。
つぎはぎ人間の陽々は考えて行動の慎重派。単純で明るい鈴哥は猪突猛進派。
まだまだ始まったばかりですけど期待度は中の上。

普通だったら、フランケンなのは青年だったり少年だったりするのが
この物語では見た目同世代の少女だというトコロがツボ。