ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

8人の触手姫その後  【ク・リトル・リトル~グレートハンティング~】

2010年08月30日 00時35分27秒 | 八犬伝いろいろ
「ク・リトル・リトル ~魔女の使役る、蟲神の触手~」応援中!
(久世玲壱。主人公(少年)が可愛いというのもありですか)

【ク・リトル・リトル ~魔女の使役る、蟲神の触手~】
続編が出てました。いつの間に…。

いろいろエロゲーとしてはあるまじき内容がところどころに
入っているため、妙な部分でネットニュースに取り上げられてたり。

兎子は”触手姫”ではなくて、主人公の玲壱と同じ”触手”でした。
「テ」の”触手姫”であるクレオの相棒として覚醒。


「旧支配者」達の転生である触手姫達はそれぞれに「種字」を持ち
主人公やその幼馴染のような、自分の分身である「触手」の存在と
共にいろいろな相手と戦う話。

さわやか熱血漢なのが「アオゾラ」ルートで、救いはあるけどドロドロ
なのが「ヨゾラ」ルート。それらを交互の視点からプレイする形式らしい、と。

以下一部ネタバレ注意。あと、この物語世界では
《触手姫》は「ラヴクラフト」、《触手》は「ク・リトル・リトル」と読みます。


【ジン】の触手姫 片桐マコト
 「我が名は片桐マコト
  裁ち切るもの(クグサクスクルス)の片桐マコト
  “刃(ジン)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なれば!」

【ギ】 の触手姫 狩野たんぽぽ
 「我が名は、狩野たんぽぽ
  ツチグモ(ツァトゥグア)のたんぽぱ
  “戯(ギ)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なれば」

【レー】の触手姫 オーガスト
 「我が名はオーガスト
  首無き神(イゴールナク)のオーガスト
  “隷(レー)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なれば」

【チ】 の触手姫 露木雫
 「名は露木雫
  ぷーろてうす(ヨグソトース)の雫
  “恥(チ)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なれば」

【チュ】の触手姫 六車あんじぇ
 「僕の名は六車あんじぇ
  夜摩天(ガタノソーア)の六車あんじぇ
  “紐(テュ)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なれば」

【シン】の触手姫 長政左子 右彦
 「我ら、ナガマサ
  リリス=エヴァ(アブボース)のナガマサ
  “娠(シン)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なれば」

【コー】の触手姫 神部クズコ
 「我が名は、神部クズコー!
  地をうがつもの、黄龍王(シュド・メル)のクズコ!
  “肛(コー)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なればー!」

【テ】 の触手姫 クレオ
 「我が名はクレオ!
  碑の守護者(ナイアラホテップ)のクレオ!
  “躰(テ)”の種字(じ)を持つ《触手姫》なれば!」

刃・戯・隷・恥・紐・娠・肛・躰
当て字がヤラシイ…【忍法八犬伝】の八文字みたい。

右彦は男の娘さんです。
主人公の同級生だけど双子の姉と同じ制服スカート姿。
そして主人公も女性化して出産する話があるとか
…それはちょっとひく。
というか、男性向けエロゲーでそれもありですか。

グロイ内容(スカ含む)らしいので、設定みて楽しむ程度で
一応ストップ。主人公可愛いのでゲームはやってみたいけど。


「ク・リトル・リトル ~魔女の使役る、蟲神の触手~」応援中!
狐のお面を被った謎の少女「ヤツフサ」も登場。
ある目的の為に暗躍し、触手姫達の前に現れる…。
(でも主人公と髪の色が一緒)

【レン】の触手姫 久世こいぬ
 「我が名は久世こいぬ!
  ユゴスの王(アザトース)の久世こいぬ!
  “恋(レン)”の種字(じ)を保持つ《触手姫》なれば」

この子?


伏の子供  【伏 ~贋作里見八犬伝~】

2010年08月28日 00時21分37秒 | 【伏 ~贋作里見八犬伝】
伏姫の最期。と、村雨丸。と、吊城の崩壊炎上。
鈍色の最期。と、赤い着物。と、大輔の祈り。

「抜けば、玉散る、正義の刃……」



合併号だったので2週間空き。お盆をはさんでいたので
時間的にはあっという間だったけど。

そしてその間になぜか【忍たま】に片足漬かりかけ状態に。
【学園八犬伝】の第3話も気になるのに。

ところで、感想文は次の号が出る前日までと一応決めて
書いてますが(今月は文春そのものが忙しくて読めなかった)
この話で三十四話となっているのに、ブログ感想は<33>。
…どこですっ飛ばしたのやら。

準主役はタカ丸さんですか

2010年08月24日 23時15分32秒 | 特撮
実写版映画情報出ました。
一年は組と山田先生と土井先生はちゃんと全員出演。やったぁ。
つか、キャスト総勢80名以上って上級生ほとんどコンプリート状態。

あと、スイマセン。乱太郎役それなりに可愛いと思います。
きり丸もしんべヱも可愛い。
山田先生が渋い。寺島明ってスゴイんではないか。
だって【電王】のモモタロスのキャライメージはこの方から
作られてるんですよ?
土井先生がちょっと微妙。
この前の電車映画みたいにまた空気だったら嫌だな。
幾ら山口百恵さんの次男坊・三浦貴大でも。
こういう役こそD-BOYSみたいな平凡っぽくても変身しそうな
若手俳優を持ってくるとか。

で、タカ丸さんエピソードのこの話ってことは、上級生の
面々も出てくるって期待して良いのかな。

で、斉藤タカ丸演じる役者さんは溝口琢矢…
【電王】の劇場版の良太郎で、電王に変身(?)した彼かな?

これは。

【電王】に変身した溝口琢矢@斉藤タカ丸
【電王】のモモタロスのキャライメージの寺島明@山田先生
【電王】のモモタロスの声=関俊彦=土井先生

こっちのイメージで燃えて笑いました。
モモタロス関連で主要大人キャラ3名繋がりあり。

特撮雑誌の方もチェックした方が良さそう。



>> 「忍たま乱太郎」実写映画化、乱太郎は加藤清史郎
>> 映画「忍たま乱太郎」公式サイト

YAMATOネシアから愛を込めて

2010年08月22日 23時47分57秒 | 自己カルト的
来年だか再来年だかの忍たま実写映画はいいとして、
主演がこども店長の子というのでちょっと「?」。

ミュージカルのように6年主役というのでなくて
ちゃんと乱太郎達1年生の年相応な子供が
わらわら出てきて大騒ぎしてくれるといい。
主役は乱太郎だと思うけど、こども店長の子の
イメージならどっちかっていうときり丸じゃないかと。

それはともかく、土井先生や山田先生もちゃんと
それなりの似ている人に演じて欲しいし、商業的に
上級生達もやっぱり出るんだろうから、こっちも
雰囲気を壊さない若手俳優さんに演じて欲しい。

そういえば、最上級生の6年生が6人しかいないと
知って、忍者で6人組って言ったら昔、J事務所に
「忍者」ってグループがいたなあと思い出した。
雰囲気的にも似たキャラが集まってるかも。

強面の遠ちゃんは文次郎っぽいし、それならクールビューティと
呼ばれたリーダーの超(”すすむ”と読む)は仙蔵か。
いつも笑顔の茶髪少年だった正木君が伊作として
底抜けに明るくてスポーツ特待生だった高木君は小平太。
無口な古川君が長次として、強面その2志賀君は留三郎で。
これで6人組グループ。

あくまでも自分の主観。忍たまのアニメが開始される少し昔の。


>> 秘・美・子
>> リンゴ白書


「忍たま」のアニメが始まる時、主題歌を光GENJIが
歌うって情報が流れたときも、同じJで「忍者」って
うってつけのグループいるのになんでそっちに歌わせないんだ
…と、一部のFANの子がぶーぶー言ってたことまで思い出した。

今となって思えば「勇気100%」が主題歌で、可愛く
歌われているので結果的にはオーライ。
「忍者」はどっちかというと硬派な曲が多かった。
でも、「21エモン」の主題歌歌ってるしいいか。

全ては惑星アルジェナ謎の消失から始まった

2010年08月19日 01時34分05秒 | 自己カルト的

(【DAIVA CHRONICLE】 ディーヴァクロニクル)

中学生時だから20年近く前かな。
友人内のごくごく一部でこのゲームが妙に流行ったのは。

当時はMSX2が出始めの頃。
DAIVAは7つのストーリー&主人公が、それぞれ違う機種で発売
されて結構な話題をさらったパソコンゲームだったと思う。
やっぱり、女子中学生だからカッコいいキャラ主人公の機種で
やりたいワケですよ。自分的にはルシャナとか、ラトナとか。

でも、パソコン持ってる家はまだまだ少ない。

うちはMSX2だった為、泣く泣くアクショー・ビアの「ソーマの杯」
…を買いかけたら、DAIVAを友人内に広めた張本人が
パソコンごとカセット貸してくれたのでありがたくそれでゲーム開始。

カセットテープにセーブする方法が判らなくて、休日半日ぶっ通しで
無理矢理クリアして、持ち主に大層怒られましたが。

vol.4 アスラの血流 < ASURA'S BLOODFEUD >
vol.3 ニルヴァーナの試練 < TRIAL OF NIRVANA >
vol.1 ヴリトラの炎 < FLAME OF VLITRA >

上記が数年前に書いたもの。
【クロニクル】を購入したので浮かれて書いたらしいです。

主人公は7人。年齢職業は違えども全員男性。
女性は重要キーワードになってたりもするけれど
主役が女性の機種はなく。

それが、多分今の歴女ブームのように、にわかパソゲー女子
が増えかけたのではないかと。【DAIVA】以外にも、【ロマンシア】とか
【シャロム】とか【ハイドライド】とか。今みたいにネット社会だったら
【DAIVA】はそのまま順調にFANも増やしてアニメにでもなっていそう。

【マクロス】のマックスと、【DAIVA】のルシャナと、【ライーザ】のブルーが
みんな似たような眼鏡青年でもう。あの型の眼鏡キャラがちょっと流行っている
時代だったんですね。マックスとルシャナは冷静で頭脳派キャラだけど
ブルーはやかましくてお馬鹿だけど頼れる相棒って感じ。

もしも【DAIVA】をアニメ化するとしたら。
マータリ・シュバンは今なら声は子安さんだろうと思う。
ラトナなら保志さんとか、ラーヴァナが浪川さんとか。
アクショーは中村大樹さんあたりでどうか。ミターバは置鮎さんとか。
クリシュナは速水さんとか、ルシャナは…櫻井さんとか。
でもアモーガさんは亡き鈴置さんしか浮かばないな。

  

    

元ネタがヒンドゥー教からなのでいろいろキャラ名の由来を調べると面白いです。

上の二人は別格。機種もPC-98とファミコンでしたし。

【vol.7 カリ・ユガの光輝 <LIGHT OF "KARI YUGA"> 】
クリシュナ・シャーク:記憶を失った青年。
           その正体は神でありアスラの悪に対する善。
           因果の絡む6人の若者をナーサティア双惑星へと導く。
           

【vol.6 ナーサティアの玉座 <IMPERIAL OF NIRSARTIA> 】
マータリ・シュバン:紫苑の海賊のキャプテン。鉱石船の売買でクリシュナと出会う。
          実は22年前に行方不明となったインドゥーラ帝国の皇子。
          幼年時、夢の中で未来の皇帝になることを予言され、約束の地
          である惑星アシュビンを捜し求めている。
          …その夢の中に出没していたのが上記のクリシュナなのですが。


【vol.1 ヴリトラの炎 <FLAMES OF VLITRA> 】
ルシャナ・パティー:元・辺境星系スートリの若き司政官。ヴリトラの襲来によって
          婚約者ラーナを失う。復讐の為にヴリトラを追い求め、ついには
          惑星トラントランにて討ち果たす。ネクタイ+スーツ風マント
          という今思えば不思議な服を着ている人。仏教用語では
          如来の一人・昆廬舎那仏。五智如来の曼荼羅では中心に配置。

【vol.2 ドゥルガーの記憶 <MEMORY IN DURGA> 】
ア・ミターバ:惑星エンタナの由緒正しい貴族ア家の跡取り。浚われた妻サティーを
       取り戻すべく、マータリに喧嘩売ったり、シヴァに突っ込んでいったりと
       結構な熱血漢。サティーはシヴァに殺されるが、瓜二つのドゥルガーに
       夢の中で告げられた場所ナーサティア双惑星を目指す。仏教用語では
       如来の一人・阿弥陀如来。五智如来の曼荼羅では西に配置。

【vol.3 ニルヴァーナの試練 <TRIAL OF NIRVANA> 】
アモーガ・シッディ:皇帝マナの側近プルシャの甥。帝国宇宙軍の艦長のひとり。
         アルジェナ消滅の鍵を握る女性ラティーを追って惑星ファンスルに
         向かい、帝国を憎むスーラ族に捕らえられ殺されるが、自艦の頭脳
         となっていた元スーラ族の女性ニルヴァーナの懇願と、アクショー
         のソーマで蘇生する。仏教では如来の一人・不空成就如来。
         五智如来の曼荼羅では北に配置。

【vol.4 アスラの血流 <ASURA'S BLOODFUED> 】
ラトナ・サンバ:アモーガの部下のエースパイロット。親友ラーヴァナを追って
        惑星トラントランに向かうも、呪われたアスラの血に目覚めた親友を
        撃ち殺すという悲劇を生む。リュカーン教の生贄にされかけるが
        ルシャナに救われる。仏教では如来の一人・宝生如来。
        五智如来の曼荼羅では南に配置。

【vol.5 ソーマの杯 <THE CUP OF SOMA> 】
アクショー・ビア:元・帝国科学技術院の天才科学者。スーラ族の超能力に対しての
         人体実験に反発し脱院。開発した生命蘇生薬ソーマと資料を
         持ち去った助手のラティーを追ってファンスルへ。アモーガの
         死体を蘇生させる。仏教では如来の一人・阿閃如来。
         五智如来の曼荼羅では東に配置。

なんか書いていて、ビックリマンのヤマト神帝達を思い出した。
あれも、初期アニメの神帝達はシール設定のラストでは皆、如来になるわけで。

  

自分が持っているのはここまでだけど、ゲームブックを捨てるんじゃなかったと後悔。
とりあえずシリアスに読めたのがアモーガさん主役の「ニルヴァーナの試練」。
ラトナのは劇画風でちょっと…絵があまりにも合わなかったのがマータリかな。
あと、アクショーだったか、ミターバだったかの本には、清々しいほどにギャグな
人物になってシヴァ・ルドラが登場。爆笑したのはいうまでもなく。


あと、どこの雑誌だったか忘れたけれど、その後の【DAIVA】の話を矢野健太郎が
漫画で描いてる。公式かどうかも判らないけれど。

シヴァ・ルドラを倒した後、ディーヴァとしての記憶を取り戻したクリシュナから、
皇帝の座を認められたマータリ。だが、混乱しきった惑星系を立て直すためには
圧政を敷かざる他に無く、相次ぐ反乱が起こる。マータリを補佐していたルシャナは
暗殺され、人工生命体を認めない集団にドゥルガーが狙われミターバも共に死亡。
アモーガとラトナはどうだったか忘れた。そんな騒乱の中で、アクショーはこっそり
ラティーの死体を持ち帰っていてソーマで蘇生させてEND。

【DAIVA】の希望を見事に吹っ飛ばしてくれた漫画でした。
ルシャナとミターバが酷すぎだろうと。

忍たま第6位

2010年08月16日 22時10分50秒 | 自己カルト的
お盆の日本最大イベントにて、「忍たま」がジャンル別
女性向けサークル数で6番目に多いと知って驚いた。
1位の「ヘタリア」、2位の「リボーン」は前回からの
勢いもあるからそうだろうな、と納得したけれど。

だけどNHK、毎年ニュースで取り上げるのは慣れたけど
「忍たま」を強調するのはやめた方がいいと思う。
画面に映っていた伊作コスプレさんがまだイケメン風に
見えたからまだいいけど。

昔話 【伏 ~贋作里見八犬伝~】

2010年08月11日 23時38分08秒 | 【伏 ~贋作里見八犬伝】
八匹の伏は安房の国に入り古寺に宿をとる。
現八と信乃は盲目の和尚から昔話の続きのような話を聞く。

青年時の鈍色の話。不細工なままで成長した。
それはいいのだけれど。

神様が造形する途中で、「あ、これは失敗作だったね」と
うっちゃった、魂を入れる前の土人形のようにさえ見えた。

の辺りの文、なんだか浮いてる感じがする。
【ハイスクール八犬伝】の文章を読んでいるみたいな感じ。

それはともかく。
不細工でも小さくても鈍色は立派な吊城の主となっていて
人々から尊敬されていて。そして同じように不細工で
鈍色とそっくりな彼の叔母の藍色が天守閣にまだ幽閉された
ままでいて。吊城は危いバランスをとっていたらしい、と。

伏姫もいた。天守閣の更に上の一番上の小部屋に。
ほとんど彼女が幽閉されていたときの記録は残っていない。


すぐに死んだか、人間以上のモノになって生き続けているか。
もしくは、伏姫自身が「伏」になって森へ戻って子供の伏を
増やしていったか。



本屋さん大賞の欄の隅っこにひっそりと勧められている
【星新一 1001話をつくった人】(上・下)。作者が
最相葉月氏というだけで読まねばという気持ちになる。
(【青いバラ】は本自体が宝石のような感覚になる内容)

平岩弓枝氏の【御宿かわせみ】もネクストジェネレーション。
「明治編」に切り替わったのでまた文庫本集め直そうかな。

あと、気になるのが【三銃士】のA・デュマのお父さんの
物語らしい【黒い悪魔】(佐藤賢一著)。
なんでここで父親の生涯の小説が出てくるのか不思議。

調べたいのは市川雷蔵主演の【薄桜記】

2010年08月10日 23時53分22秒 | 自己カルト的
市川雷蔵・勝新太郎共演の映画【薄桜記】を調べようとすると
【薄桜鬼】ばかりが出てくる…自分が調べたいのは
アンジェリーク系新撰組アニメじゃなくてですね。

「説得力のある声」ってどんなタイプかと考えたら
前回書いた、イルカ先生と土井先生、どっちも声は関俊彦さん。
つまりはこういうタイプなんだろうと。
優しくて厳しいけど親しみやすい忍者の先生。
自分的には「俺、参上!」の俺様なモモタロスのイメージも
強いのだけれど。

【セキレイ】。【いちご100%】のように、元BL系漫画家が
男性向けを描いて成功した良例。だけど、元男性が女性化して
セキレイに変化というのは狙っているのかどうなのか。


君を守る為ならば

2010年08月05日 00時17分52秒 | 自己カルト的
【忍たま】と【NARUTO】のどっちがリアルかと聞かれたら
迷わず【忍たま】の方を選ぶ。自分の好みの問題もあるけど。

ギャグ漫画だけど、戦で村が焼かれて家族皆失って、とか
裕福だったけど焼き討ちにあって、父親が炎の中で自害とか
最初は人数多かったけど学年上がるにつれてどんどん減っていく、とか。
設定がときどき笑えない。

どんな手段を使っても任務を全うすること。

忍者に仁義はあまり関係ない。天下を獲ろうとする人間の意志に従って
影で暗躍するのが仕事。名も無き草として消えるまで。

イルカ先生とか土井先生とか、そういうことが判っていながら
子供を教育して忍者として育て上げて送り出す側。
天才ではないけれど、少しでも人間らしく成長するようにと
葛藤しながら「死ぬとき笑って死ねるような」人間らしさを
残すように愛情をそそいでいる人達だと思う。


BASARA風OPで六年生
・純粋にBASARA風。この絵のアニメで見たい。

悪ノ六年
・ボカロの【悪ノ娘】シリーズのオマージュみたいな。
RKRN上級生の同人誌はこんな感じの世界観をキャラに感じているんだと思う。

四・五・六年生で【亡国覚醒カタルシス】

↑こっちを見てから↓を見るとなお良し。学園の危機に立ち向かう忍たま達。

五・六年生で【いろは歌】


みんなでウマウマ

2010年08月04日 22時53分39秒 | 自己カルト的
本国では「なんで日本でそんなに流行ったの!?」な
瑞典のディスコミュージック、キャラメルダンシング。
動画サイトでは通称「ウマウマ」。

暇つぶしに探してみたら、メジャーマイナーいろいろ
あり過ぎ。どんだけ日本人可愛いもの好きなの!?
と日本人だけどツッコミたくなるほど。

忍たま、月&L、逆転裁判、オリラジ(ウサタン&お兄さん)
009メンバー、ヘタリア各国、テニプリいろいろ、幻水、DB
ハルヒ、ポケモン、電王、Dグレ、リボーン、BJ、銀魂、東方、
三国志、ひぐらし、BASARA、ゼルダ・・・と、これがその一部。

・・・jojoのスタンド達やムーミン達には驚いた。
でも、創っているの楽しいんだろうな、と思う。

>>Full Vol.1
>>Full Vol.2

枝分かれの束  【伏 ~贋作里見八犬伝~】

2010年08月04日 10時41分51秒 | 【伏 ~贋作里見八犬伝】
徐々に初期の頃の、伏姫や鈍色のいた時代に話がリンクしてきました。

自分的には【銀の歯の森】を原作の【鈴の森】とちょっと
イメージ被せながら読んでいたらしいです。このエピソードでは、
喋っているのは信乃だけれど中心人物として動いているのは
伏の毛野だから。

そして、伏達八匹は故郷らしき安房の国を見に行こうと
旅立つ。或る意味「八犬士故郷に還る」。

獣の「伏」の元はどう考えても伏姫なんだろうけど。
毛野や信乃、銀色や葉や花、雛衣達は普通の人から突然
生まれる突然変異なのか、それとも静かに暮らしている
人間のような「伏」と、獣のような「伏」がいて、
追われている「伏」は後者なのか。
短い寿命で、それでもあちこちにいるということは
「伏」に何かの加護でもあるのか。

それこそ、「伏姫」が人でない存在になっていたとして
未だ安房の里見の里のどこかで生きていて、次々に
「伏」を生み出しているとか。



書評頁にて【マルガリータ】が取り上げられていた。
「千々石ミゲル」って一発変換で出てきて驚いた。
読まねばと思うけれど、まだ気力がちょっと。
そういえば、大学の時に日本画と宗教との問題について
学んだときにこのときの天正遺欧少年使節達と共に
時の法皇様の元に届けられた屏風のことを思い出した。

狩野派だったか何派だったか忘れたけれど、とにかく
名のある絵師の屏風も一緒に海を渡って、その後
その屏風はどうなったのか。不明なままのその謎の屏風を
探し続ける研究者達は国内外にそれぞれ確かにいて。
紙で作られているものだから、ほとんど絶望的に近いのだけど
それでも探し続ける人達。私にとってはこっちの方が浪漫だったり。

あと、【7人のシェイクスピア】でハロルド作石氏が
取り上げられてた。【ゴリラーマン】懐かしいな。
最後の最後であのゴリラーマンが笑ったんだ、確か。

剣士と魔法と犬の世界  ~ 【ドッグワールド】 ~

2010年08月03日 00時47分10秒 | 八犬伝いろいろ

(【ドッグワールド】 石ノ森章太郎 著)

昨日書いた、【ダルタニヤン物語】+【魔法】をベースにした
犬の世界の物語。

地方から剣士になるために都へと出てきたシバ。
旅の途中で瀕死の犬から預かった首輪によって、都での
貴族(剣士側)と軍族(兵士側)との対立と陰謀に巻き込まれていく。

そして、シバがその対立の途中で出会った”ヒト”。

外見は犬らしくなく喋れないが、シバにだけは心の声が聞こえる。
シバとヒトは無二の親友となり、「戦うこと」よりも「戦うことなく和解」
を願う”ヒト”に感化されシバの意識も次第に変化していく。

”犬だけの世界”【ドッグワールド】での”ヒト”の存在が
明らかにされていく過程を、【八犬伝】世界での伏姫と八房の関係の
変化と比較して読むと興味深い。

シバは”ヒト”に撫でられると懐かしいような幸せなような
・・・ヘンな気持ちになってしまう。
遺伝子の中に「人間と犬が”友だち”だった頃」の記憶が残っている
かららしいけれど。

その手のぬくもりや感触は種族的記憶ともいえる無意識の中に
かすかに残っていたのだった・・・。


石ノ森作品では、地味だけれど隠れた名作。
メディアファクトリー版での石ノ森全集第一期の配本なのが証拠。

【ファンタジーワールド】じゃなくて、【魔法世界】の幼いジュンの方の
世界にどこかで通じているんじゃないかと思う。

【三銃士】と【八犬士】

2010年08月02日 23時29分33秒 | 八犬伝いろいろ
ところで、【八犬傳】でも書いてあったように、この【馬琴の嫁】の解説にも
A・デュマ【三銃士】が比較して挙げられているけれど、何故。


【三銃士】(アレクサンドル・デュマ)
「盗作したことは認める。だが、私の書いた方が面白い!」・・・ご立派!

と、【乱丁文学大事典】(筒井康隆 著)の項目には載っていたような。

【三銃士】というより、【ダルタニヤン物語】が長編冒険活劇小説として
面白いと思う。(絶版になる前に文庫全11巻を揃えてくれた高校に感謝)
でも見方を変えると、【八犬伝】をフィルム逆回しのように物語展開させて
いるのが【ダルタニアン物語】っぽい。

【南総里見八犬伝】 撃たれて、バラバラになったのち集う。
【ダルタニヤン物語】 集ったのち、バラバラになって撃たれる。

前にも書いたような気がするけれど、ダルタニヤンの最期は泣く。

みっちゃんのお話 ~ 【馬琴の嫁】 ~

2010年08月02日 22時10分01秒 | 八犬伝いろいろ

(【馬琴の嫁】 群ようこ 著)


未完で終わることの多い八犬伝モチーフの物語。

一概にはなんとも言えないけれど、大きな原因は元になる
本家本元の【南総里見八犬伝】がかなり回りくどくて長い長い小説
だからだと思う。面白いけれど知識と体力と気力のいる【八犬伝】。

いろんなタイプのキャラが主人公側に登場しているので
その内の誰かにハマッて読めば何とか最後まで読み終える
・・・と、そういうキャラ萌えで読んでいた人も多かったと思う。

で、その本家本元の【南総里見八犬伝】が未完の危機に陥った時、
馬琴先生と、その辛抱強い読者を救ったのがおみちさん。
今で言う口述筆記で、字や漢字を盲目となった馬琴先生に教わりながら
書いて書いて最後まで、馬琴先生の物語を全て書き残してくれた女性。

旦那さんは病弱で早世して、姑とは折り合い悪く、舅は気難しく。
それでも、義父である馬琴先生の「曲亭馬琴」としての最大長編を
【里見八犬伝】を完成させるために尽くしてくれた人。

例によって、【八犬傳】でお路さんを知って「えらい人だな」とは
思っていたけれど、嫁としては想像以上に大変な人生を歩んでいたのだな、と。

ありがとうございます。お路さん。


忍たま18期終了ー

2010年08月01日 01時09分34秒 | 自己カルト的
次は19期。
この年月数えると、光GENJIが解散して何年なのか
目安で判ってしまうのがちょっと切ない。
前評判では、「主役の1人は戦災孤児らしい」とかで
もしかしてけっこう暗い話? と、
アニメ第一話を見る為大学を抜け出したのもいい思い出。
(というか第一期リアルタイム視聴組)

上級生組皆でホグワーツもどきの体育大会とか
あれば楽しいだろうなと。委員会別にチーム分け。
土井先生達の教師組ももっと出て欲しいな、と。