ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

【死神くん】ドラマ化

2014年02月16日 00時40分43秒 | 自己カルト的
羽生結弦選手金メダルおめでとう! 
綺麗で優美な四回転ジャンプというのは彼の専売特許になりつつあるなぁと。

さて、タイトル。
隠れ名作の【死神くん】がドラマ化だそうです。

えーーー? と思ったのですが、演じるのが嵐の大野リーダーだそうなので
それならしょうがないな、と。【怪物くん】は予想外の面白さだったし。
(劇場版【怪物くん】の面白さは、トトロやナウシカみたいな中毒性があってヤバイ)

それで、【死神くん】ですよ。

必殺技持ってないし、刀持って戦ったりもしないし、オサレでもない死神です。

外見は子供だけど中身は大人、みたいなキャラの初期じゃないのかな。
名刺持って、もうすぐあなたは死にますよって、死の宣告をする死神。
途中から登場する悪魔と違って、何か願い事を叶えてくれるわけでもなし、
ただもうすぐ死ぬから思い残すことはないか? って少しだけ最期を
迎えるときに後悔しないようにしてくれるだけ。で、魂を連れて行く。

ジャンプコミックスで持ってました。
あれは、単行本6巻までが妙に神かかっていて泣ける話が多い。

二人のアイドル。親友同士に見せかけて片方はライバルとしか思ってなかったけど…。「歌ある限り」
空き地に住み、子供達を容赦なく叱るため嫌われ者のおばあさんの真意は。「おばあちゃんの空き地」

…のに、後年、文庫版になって嬉々として買い直したら一部書き直しましたとかで。
ふーんと思って読んでみたら、変えなくていいところまで改悪してあって全然泣けない。
四冊買った次の日にブックオフに叩き売りました。

そして、ヤフオクでジャンプコミックスの、絵は荒いし古いけどぼろぼろ泣ける方の
「死神くん」を買い直したのでした。


「国籍を捨てた地球人」は海外短編にでもありそうな話で当時ぼろぼろ泣いた。
ラストで死んでしまったふたりと、地球上の国を批判しながら涙を見せる死神くん。


      「どうして人間は信じあうことができないんだろう」


この話がドラマの最終話とかになったらそれだけでもう文庫版の汚点は許す。
(でも本当に真面目に、昔の原稿のままでもう一度文庫版は出して欲しいです)

フィギュア漫画といえば【銀のロマンティック…わはは】

2014年02月15日 01時00分47秒 | 自己カルト的
フィギュア漫画といえば、【銀のロマンティック…わはは】(川原泉)
スキージャンプ漫画といえば、【100M(メートル)ジャンパー】(高橋陽一)

なのですね。自分的には。

読んでいた時期がちょうど花とゆめ黄金期の少し前で、川原泉さんが短期連載を始める頃です。

有名なバレエダンサーの一人娘だけどバレエの才能はあまりなく、その代わりスケートは
アマチュアレベルをかっとばす才能の持ち主のお嬢様と、実力のあるスピードスケーター
だったけど試合中の事故で選手生命を失って、それでもスケートは捨てられなかった青年。
ふとしたことで出会い、それぞれ三回転半を飛んで勝負していたところをふたりそろって
フィギュアスケートにスカウトされて、世界を目指す…というお話しなのだけど。

そこはそれ、川原泉さんです。
シリアスだけど、笑いもあって、当時の世界のフィギュア状況や基本知識なども
当時の読者はこの漫画で知ったんじゃなかろうかと。
どんなに一生懸命凄いジャンプ飛んでも、顔が笑ってなかったら駄目だよ、とか。
でも、ジャンプは全員が全員飛べるわけじゃないから最強の武器になるから
あきらめないで四回転(クワドラプル)を飛んで見せよう! とか。

自分、トリプルアクセルとか、芸術点とかこの漫画で知りましたもん。

この漫画を読むと、フィギュアの選手が当時いかにジャンプの回転の頂点を目指して
飛んでいたのか、そこまで飛ぶのにはどんだけ努力しなきゃいけないのか、とか
いろいろ考えさせられることがあったので、前回の冬季オリンピックとか、現在の
フィギュア競技を見ていると、ジャンプが軽んじられているのがとても悔しいというか。

ソチ五輪に合わせて、競技種目の漫画としてどっかで特集があったけど、どちらも
入ってなくて、「え?」だったので。

同様に高橋陽一さんといえば、もう【キャプテン翼】が世界的にも有名だけど
初期短編集1の【100Mジャンパー】もなかなか面白かったと思うのですけど
あんまりこちらも話題に上らない…。
スキージャンプ種目を知ったのもこの漫画から。

それも、漫画の【キャプテン翼】が中学生篇に入ったあたりで、アニメも人気で
小学生中学生の女子が見ていてるのも普通なC翼ブームな真っ只中で、
目的の単行本が売り切れで買えなくて仕方なく、同じ作者だったからという理由で
買ってもらって読んだというか。

当時は、「やっぱりC翼のほうが面白い」とあまり読まなかったけど、今なら
復刻版か、集英社文庫で書店に並べて欲しいと思うのです。


男子フィギュアのフリー演技が始まってて、今日は眠れそうにないかも。
明日は「トッキュージャー」が放映開始なのでやっぱり眠れないかも。
第一話だけは意地でも見ます。

(ちなみに当時はジャンプもアニメ化がばんばんされてた頃の黄金期。
掲載雑誌は忘れたけど、週刊漫画雑誌の1位:ジャンプ、2位:サンデー、3位:花とゆめ
という結果がアンケート+書店売り上げランキングからはじき出されてた時代です。)

【ふたりの紅い糸 里見八犬伝~八珠之記~】

2014年02月11日 01時31分06秒 | 八犬伝いろいろ
今月末に発売予定の乙女ゲーの【八珠之記】ですが
(→ 犬士と恋愛AVG ~【里見八犬伝 八珠之記】~

3月にコミカライズとビジュアルブックが発売されるみたいです。

・ふたりの紅い糸 里見八犬伝~八珠之記~(宙出版 画:猫之あんよ 原作:QuinRose)
・里見八犬伝~八珠之記~公式ビジュアルファンブック (宙出版)

共に3月22日発売予定。
「八犬伝」なので、買いますけど…。

発売前なのに「人気乙女ゲームのコミカライズ作品」って言われても…困る。


波平さんの2代目声優さんが決まったそうです。

茶風林さん。

真っ先に思い出したのが、平成版「009」の張大人というか、006@張々湖。
「ゼロゼロナイン」じゃなくて、「チェロチェロナァイン」と独特な発音の呼び方が好き。

あとは「感染るんです」のかわうそくん。

…偏ってます。
でも、劇場版ドラえもんでよく名前をお見かけするので、国民的な声としては
文句は出ないんじゃないかと。

そんな感じの声です。私は好きです。




鬼灯の冷徹ED

2014年02月10日 01時13分09秒 | 自己カルト的
鬼灯さまの低音ボイスに慣れきってしまうと、もうアニメ化の前は
どんなイメージだったのか思い出せません。

ところで、金魚草が必死でトロッコを漕いでいる、どっか狂気じみたED
(よく見たら、大槻ケンジが作詞してるし)なのですが、第一話の放映時の
EDは、この木なんの木気になる木~♪ の替え歌のような歌で、
巨大な金魚草の木のシルエットが、この木なんの木CMのように流れていく

…という感じだったのですが。誰もあまりツッコミかけてない…。
自分、こっちのEDも気になってます。

声優さんで気になるといえば、唐瓜が信乃役の柿原さんで、茄子が
青山桐子さんなのが割とぴったりで嬉しいかなと。
(↑忍たまで、富松作兵衛&伏木蔵の声の方。少年声なんですが、
なんというか「あたふたしてる」男の子の役が上手な方なんです)

閻魔大王は似合い過ぎです。