ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

八房の紋章 ~幻想水滸伝2~

2005年02月20日 20時23分58秒 | 八犬伝いろいろ
ユーバーの持っている「八房の紋章」

コレを見逃すわけにもいきますまい。八犬伝マニアとして。

「八房の紋章」があるんなら、「伏姫の紋章」があっても
よさそうなものですが、どうも無いらしい。
それに「八房の紋章」を持っているのは敵側のキャラなので
持っているとしたら味方側のキャラ・・・だけどいないし。
それに関連して「仁義礼智忠信考悌」の8つの小紋章とか
あってもよさげなのに無し。

んじゃ、「八房の紋章」っていったい何よ?
せっかく「水滸伝」→「八犬伝」で繋がり出来てるんだから
この「八房の紋章」でお話ひとつ作ったらどうよ? ってな感じ。

という、まことに身勝手な理屈で書き出しましたこのブログ。
「幻水シリーズ」のFANの方、スイマセンねぇ・・・。


仮にタイトル「幻想水滸伝Ⅴ」。あくまでも仮称ですよ、仮称。

時代は、マイクロトフやカミュー、フリックの少年期の時代がいいな。

固定紋章(烈火とか騎士とか)を持っている人たちがそれを
選ぶまでの過程の物語。
「Ⅱ」の10年前の物語で、「門の紋章」によって別世界に飛ばされて
しまった一部の人たちとその別世界での人たちによる「幻想水滸伝Ⅴ」。

別世界には「伏姫の紋章」もちゃんとあって、その紋章によって
8人の少年が選ばれて「8つの球」・・・もとい「八つの小紋章」を
それぞれ宿して彼らを主軸に、「伏姫の紋章」を持つ人物と、
天魅星となるべき主人公を中心に物語は動いていく、と。そんな感じ。

騎士見習いの青赤とか、儀式の旅に出た直後の青雷フリック。
医者になりたてのホウアン先生、まだ復讐を誓ってない頃のビクトールとか。
すれてない頃の元師シュウ、とか・・・・。

そして、戦い終わって、皆は元のそれぞれの時代に帰ってくる、と。
もちろんそこでの記憶はなくしてからの帰還。

「八犬伝」も一族の滅びの物語だから。

そのときの記憶を残したまま、間違ってフリック達の世界へきてしまったのが
ユーバー&ペシュメルガだったりとか。
「八犬伝」の世界のように、何世代後には滅んでしまうように
プログラムしようとしているのがユーバーで、それを止めようとしているのが
ペシュメルガ。

本来、「八房」というのは、里見一族を滅ぼすために妖怪が育て上げた怪犬で、
里見の姫「伏姫」をはじめとする里見の全てを不幸にするはずだった存在。

が、伏姫の強い意志と信仰心によって、妖怪の呪詛が消され、伏姫は
逆に里見の家を守る8人の犬士を生み出すことになるという・・・。

ユーバー&ペシュメルガの関係ってこんな感じだと思う。


「幻想水滸伝2」アニメ化しないかな。
萌えアニメはもういらんから、一年間のロングランできちんと
見れそうなアニメが見てみたい。

「1」「3」「4」はどうでもいいからアニメ化するなら「2」

ストーリーの流れ上、「1」は「2」の冒頭に少し持ってこなきゃいけないけど
んなもん冒頭5話に「3年奇面組」を詰め込んでその後タイトル本編を
開始した「ハイスクール奇面組!」みたいにすればいいのよって。

くれぐれもアニメ化するなら「幻想水滸伝2」。
ゲーム内容もどれが一番いいかって聞かれても迷わず「2」。

やっぱり面白いものは広めたいワケですよ。

vol.4 アスラの血流 < ASURA'S BLOODFEUD >

2005年02月18日 19時09分00秒 | 自己カルト的
本名:ラトナ・サンバ
職業:帝国宇宙軍のアモーガ艦隊のエースパイロット
   戦闘コンピュータと呼ばれる超エリート士官「ガルーダ」の一人。
特徴:炎のような赤毛と赤い眼。
親友:ラーヴァナ(ガルーダの一人。失踪中)
関わり:アモーガの部下。
    生贄にされかけたところをルシャナに助けられる

ラトナ・サンバはアモーガ率いる地方艦隊のエースパイロットであったが
あるとき親友ラーヴァナに裏切られたラトナは、その真相究明の為、
単身、惑星トラントランに向かった。


vol.4 アスラの血流 < ASURA'S BLOODFEUD >

自分を撃ってシヴァ・ルドラの元に走った親友を追って、再会するも撃ち殺してしまって自我崩壊な話。


・・・見もふたもねーやな説明です。
というわけで。


ボーイズラブに萌えたい人にはお勧めです。



(待て)

もちろん、ラトナ×ラーヴァナの主役&その親友という王道で。(ファンブック公認)
推測しようによってはシヴァ×ラーヴァナ。 (やめれ)

それはともかく、かなりおいしい設定です。

無二の親友の裏切り。

呪われた血によって邪教に堕ちる親友。

失踪した親友を再会後撃ち殺し自我崩壊。


上記ので間違ってはない(と思う)のですが、一応ちゃんと書くと、

アモーガ艦隊のエースパイロットだったラトナ・サンバは、親友ラーヴァナと共に
惑星アルジェナ消失の鍵を握る謎の女性・ラティーを追っていたが、突然の
ラーヴァナの裏切りによって撃墜される。

アモーガより、ラーヴァナの父親がリュカーン教祖の一人であったと知らされたた
ラトナは真相究明のため惑星トラントランへ向かいラーヴァナと再会。
だが、アスラの血に操られたラーヴァナはラトナによっての死を選び、ラトナは彼を
撃ち殺す。自我崩壊となったラトナはリュカーン教に捕らえられ、儀式の生贄に
されかけたところを、ヴリトラを追ってきたルシャナによって助け出される。

二人はシヴァ・ルドラを追って「ナーサティア双惑星」に向かう。


つまりは、ラーヴァナの言い分としては。

呪われた血で自分が自分で無くなってお前を殺してしまう前に、
わざと失踪したのになんで追ってくるんだ馬鹿野郎。

で、ラトナと再会するも血が目覚めて殺しそうになったので、撃ち殺してもらった。


うっわ、メロドラマ。



このラーヴァナ君は可愛い顔して操られていたとはいえ、
惑星をいくつか崩壊させてます。(ファンブック参照)

士官候補生時代からのラトナの親友で、共にアモーガさんの部下。
ここまでいろいろ書いてきたんですけど、ゲーム本編中ではそんな描写一切無し。
テキスト選択形式のアドベンチャーゲームなら会話モードでうはうはなのに
シミュレーションなので会話シーンなどは皆無です。


何が、あくてぃぶすみゅれーしょんうぉー。
会話イベントくらい作りやがれうぉー。


vol.3 ニルヴァーナの試練 < TRIAL OF NIRVANA >

2005年02月17日 02時38分26秒 | 自己カルト的
本名:アモーガ・シッディ
職業:帝国宇宙軍の地方艦隊艦長。
   帝国を影から支える”幻影”の一族でもある。
特徴:オールバックにしたダークブラウンの髪、同色の眼
恋人:ニルヴァーナ(アモーガの戦艦ラージャのバイオコンピュータ)
関わり:ラトナとラーヴァナの上司。
    腐敗した身体をアクショーに蘇生される。

アモーガ・シッディは帝国宇宙軍の地方艦隊の隊長であった。しかし、
惑星アルジェナ消失後、帝国宇宙軍から離れ、惑星アルジェナ消失の
鍵を握るといわれる女ラティーを追っていた。


ニルヴァーナの試練 < TRIAL OF NIRVANA >

謎の女ラティーを追って向かった惑星の住人に逆恨みされて腐乱死体にされて復活する話。

・・・おかしい。もう少しシリアスなストーリーだったはず。
それはともかく。これはVOL.3の内容です。
ニルヴァーナの試練というよりも、アモーガの試練と言った方が
絶対に正しいんではないかと。

「ニルヴァーナ」っていうのは「涅槃」って意味だそうです。
昔、「親父、涅槃で待つ」なんて書き置き残して
飛び降りた某俳優さんが待ってる場所です。

で、物語といえば。

腐乱死体にされての放置プレイ。

プレイ言うな。

または、

ゾンビ状態からの復活プレイ

・・・だからプレイいうな。

部下の一人は失踪するは、もう一人の部下はそれを追っていくは、
自艦の実験段階の有機コンピュータがスーラ族の脳だったりするは、
元帝国宇宙軍というだけで惑星ファンスルでそのスーラ族の逆恨み買って
意識残したままの腐乱死体にされてしまうは、
たまたま「細胞蘇生薬」なんてぶっそうなもの研究してる科学者に
蘇生させられてしまうは・・・。

・・・もしも、真っ二つにされて殺されて腐乱していたらどーすんだとか。
プラナリアみたいにそれぞれから再生して、


二人のアモーガ


になっていたりしてたんだろうかとか。
双頭の・・・・、まあ、Y字型実験プラナリアみたいにならなくて良かった。

でもな、科学者にも一言。

臭いからって腐乱死体

生き返らせんじゃねー。


アモーガのストーリーだけ特に絡んでくる女性がいないせいか、ゲームブックでは、
スーラ族時代の身体を取り戻したニルヴァーナとくっついてました。
しかし、プルツー似の少女な外見だったおかげで自分内イメージでは
「腐乱死体」「ゾンビ」「苦労性の艦長」の他に「ロリコン」

ほんっとに試練だ。頑張れ艦長。30歳。

vol.1 ヴリトラの炎 < FLAME OF VLITRA >

2005年02月17日 02時24分22秒 | 自己カルト的
先に書いておきますが、「DAIVA」はBL(ボーイズラブ)ではありません。
一部、それは違うやろーってな機種もありましたが、「シミュレーション」だそうです。
正統派「アクティブシミュレーション」ゲームです。



要素はたっぷりだけどな。



BLの。(待て)


実力も才能もある若い兄ちゃん達が突然悲劇に巻き込まれる。
それだけで第一関門クリアー!!  て何が。
キーワードになる女性達はいるけど、主人公達みんな男だし。

・・・一人、男か女か不明な人物もいますけど。

>ぼーいずらぶ。
登場人物の中で十代は2名しかおらんての。しかも1人は死んでるし。
(そういう問題ではない)

そして、ストーリーが壮大過ぎてまとまりあるようで収拾のついてないゲーム。
(それを言ってはイカン?)


「ヴリトラの炎」


暗黒竜ヴリトラによって、統治惑星と婚約者を失った辺境司政官の静かな復讐の物語。


なんかルシャナ自身が淡々としているせいか、復讐の糧になってるラーナさん
の影が薄いんですが。
ミターバみたいに愛する妻を捜して宇宙海賊に殴りこみかけるわけではなく。
ラトナみたいに親友追って艦隊を飛び出すわけでもなく。
もう少し、なんかさ。

目の前で自分が統治していた惑星が消滅して、婚約者も死んだっていうのに、
(アルジェナ消滅の時と同じだがこれは銀河全体に関わる事件の序章にすぎない)
とかなんとか冷静に分析してます。

どちらかといえば女性っぽい顔に名前なのに男らしい「大人」。
いつもかけてるサングラスはラーナからのプレゼントだった、とかな。
そういうのがあればもっと萌えるものを・・・惜しい。

サングラスが形見というのは「デアボリカ」を彷彿とさせるので、なんか。
ネクタイしてますんで、リーマンものと思えば。
(なんか話がちょっと脱線)

でも、マントでブーツで、スーツじゃないんですよな。
でもネクタイ。
どうやって結んでるのかは謎。

ルシャナ・パティー@毘盧遮那仏?

2005年02月17日 02時07分23秒 | 自己カルト的
もう12年くらい前の記憶なのであやふや。
「ディーヴァ」のキャラ&物語用語は全て仏教用語だったか
サンスクリットだかで、インドの神話の神様達の名前で。

で、7つのストーリーからなる「DAIVA ~ディーヴァ~」は
一応それぞれに独立した物語なので主役も7人いるワケで。

一番最初のストーリーの主役が表題の彼、ルシャナ・パティー。

story1  ヴリトラの炎
story2  ドゥルガーの記憶
story3  ニルヴァーナの試練
story4  アスラの血流
story5  ソーマの杯
story6  ナーサティアの玉座
story7  カリ・ユガの光輝

「ヴリトラの炎」の主役です。
ついでだから、物語 & キャラ分析してみるとこんな感じ。
あくまで私視点。

八犬伝水晶玉発見

2005年02月16日 01時04分14秒 | 八犬伝いろいろ
透かすと中に「仁義礼智忠信孝悌」の文字がそれぞれ浮かぶ
水晶の玉。まーさか売ってるとは思わなかった。

次のお給料が入ったら・・・ってイカンイカン。
年明けバーゲンのツケはこれから来るんだー。
とてもじゃないが、すぐには買えぬ。むー。

http://www.tomo-crystal.com/tomo/catalog/02-8dog/index.html

すべては惑星アルジェナ謎の消失から始まった  ~DAIVA~

2005年02月15日 03時02分07秒 | 自己カルト的
マイトレーア暦3722年。ビシュヌ銀河を4千年もの
長きに渡って納めてきたインドゥーラ帝国は、
その統治の中心である惑星アルジェナが謎の消失を
遂げたことにより終焉を迎えた。

しかし、何者かに導かれるように7人の若者がその
謎の究明と、ビシュヌ銀河復興の為に立ち上がる。


・・・といった内容を7つの機種の7つの物語で展開させた
伝説的なパソコンゲーム。

知っている人は知っている。
でも、そんなにカルトってワケでも無いと思うゲームです。


主人公は7人。
司政官、貴族、艦長、エースパイロット、科学者、海賊、
そして、その6人を選び呼び寄せた7人目の記憶喪失な謎の人物。
それぞれに、婚約者や親友、妻、記憶など失い、
復讐を誓い、仇を追い、闘い、裏切られつつも出会い
絡んだ糸が正しく編みなおされていくように集う。

そーゆーところが「八犬伝」的だと。

諸悪の根源であるシヴァ・ルドラも、主人公側の記憶喪失なクリシュナを
アスラに対するディーヴァの女神様だとしたら、クリシュナは伏姫で、
シヴァは悪のままだった八房みたいなもんかな、と。

主人公達は7人。コレに私はVol3「アスラの血流」の主人公ラトナの
親友ラーヴァナを外伝とかの主人公にして8人目にしたいな、と。

ラーヴァナくんは、ラトナの大親友だったのですが、呪われた「アスラの血」
が自分に流れていることを知って、ラトナを撃って謎の失踪。
実はラトナ達が追っていた犯罪者ラティーの弟で、その後、シヴァの配下と
なって次々と惑星を制圧。惑星トラントランでラトナと再会するも
最後はアスラの血から解放される為に、ラトナに撃たれて死亡。

今だったら、同人誌の1冊や2冊出ていてもおかしくないような内容です。

親友を撃ち殺したってことで、ラトナも精神崩壊に陥りかけたりするんですが。
これもなかなかの萌えポイント。

ラストでは生き返って欲しかった・・・・。

和風ガンスリンガー少女 ~ジェノサイド~

2005年02月15日 02時25分47秒 | 八犬伝いろいろ
今号の「ジェノサイド」で、和風ガンスリンガー少女・銃蔵が死亡。

あまりにも早過ぎ、何がって展開が。
前号で里見の玉霊城乗り込んで、今号で城壊して脱出。
で、里見側の現八と、真田側の銃蔵がそれぞれ死んで人数減。

ジャンプとかなら1年間は引っ張れそうな展開がたった2話で終了。
あまりにもあっさり過ぎ。

城外に残っていた花乃が他の八犬士にさらわれるとか、
里見の八犬士がとても強くて太刀打ち出来なくて一時退却するとか、
退却はしなくても、他の十勇士が助っ人に間に合うとか、
現八VS銃蔵でのリターンマッチだとか
そういうのを思い切り期待してたのに・・・。

現八と銃蔵が死んだのって、壮絶な忍術合戦やったとか、
死闘を繰り広げたとかじゃないんだもの。


個人的には、銃蔵=お蔵の過去をカットだけで済ますんじゃなくて
過去話で読みたかった・・・。

東京少年少女爆弾   

2005年02月07日 00時28分36秒 | 八犬伝いろいろ
・・・というタイトルのずっと探していた同人誌。

内容は知る人ぞ知る「ハイスクール八犬伝」
あるとき、ふいにネットで引っかかり発見!
通販できるって!? やった! 即注文だ! わーい!!


そして、メールを出そうとした矢先に知った作者さんの早世のお知らせ。


つまりは。
「あとり硅子」さんという漫画家さんが若くして亡くなり、その方が昔出された
同人誌をご友人の方々が「FANの方にお譲りします」という厚意からなるもの
・・・だったわけで。

やっと探し出したら、一足遅かった。まさにそんな感じ。
電話で喋っていた相手が、実はもうこの世にはいなかったとかそんな感じ。


せつなくてさみしくて哀しくて泣きそうになりました。

CLAMP学園版「八犬伝」 ~破軍星戦記~

2005年02月03日 01時16分54秒 | 八犬伝いろいろ
八犬士の一人・犬江親兵衛。彼の双子の妹・伏姫と物の怪・八房は出会い互いに惹かれあう。
八房に寄り添っていた女怪・玉梓はその事実を知り呪いをかける。
かくして八犬士の運命は破滅へと動き出す。

そして現代。
同時代に七犬士は転生し、主君であり八犬士の一人であった親兵衛もまた、
CLAMP学園高等部1年生・風江冬馬として転生していた。だが、肝心要の伏姫の転生は現れず、
冬馬も前世の記憶が戻らない。そして、幼女の姿で転生した玉梓=梓凪沙は前世の因縁から
八犬士の命を狙う。

□ 八犬士 □

風江冬馬
・CLAMP学園高等部1年生。前世は「仁」の珠を持つ犬江親兵衛。唯一前世の記憶が戻らない。
常人離れした運動神経と反射神経を持つ。

龍川幸多郎
・CLAMP学園高等部2年生。前世は「義」の珠を持つ犬川荘助。人あたりが良く、人懐こい。
同級の摩沙巳と行動を共にすることが多い。

鷹村蘇芳
・CLAMP学園小等部5年生。前世は「礼」の珠を持つ犬村大角。忍者の家系で、最年少ながら
武芸に優れ何事においても人一倍冷静沈着。

凰阪 朋
・CLAMP学園高等部3年生。前世は「智」の珠を持つ犬坂毛野。物腰優雅な女性で、
高等部弓道部の部長を務める。

虎山摩沙已
・CLAMP学園高等部2年生。前世は「忠」の珠を持つ犬山道節。野性味あふれるが頑固。
冬馬の記憶が戻らないことを誰よりも気にかけている。

麒飼遊人
・CLAMP学園大学部2年生。前世は「信」の珠を持つ犬飼現八。性格はおっとり、
そして頭脳明晰。蘇芳、志勇と並んで犬士達のブレイン役。

孔塚 葵
・CLAMP学園中等部3年生。前世は「孝」の珠を持つ犬塚信乃。少々短気。思ったことを
ハッキリと言う性格。身軽で活動的美少女。

玄田志勇
・CLAMP学園高等部古典教師。前世は「悌」の珠を持つ犬田小文吾。落ち着いた雰囲気を
持つ最年長犬士。冬馬を影ながら守護する。

伏姫
・?。CLAMP学園の生徒らしい。


いわゆる「CLAMP学園版八犬伝」。

まず、「破軍星戦記」でCLAMPを知ったので、「CLAMP学園探偵団」で蘇芳くんと凪沙嬢を
見たときは素直に驚き。「はぁ?」な感じ。しかも、諸悪の根源・悪の親玉な凪沙嬢と、
八犬士の一人・蘇芳くんがくっついてしまって更に「おいおいおい?」な感じ。
1)この和やかなお話の後にそれぞれに覚醒するんだろうかとか、
2)「破軍星」側の覚醒はしてるんだけどそれぞれにまだ隠してる状態が「探偵団」なのか、
3)いやそれよりも「凪沙嬢二重人格説」。

他の二人が「20面相」「デュカリオン」で「探偵団」と同時間枠なので、できれば2)で。
でもそしたら、凪沙嬢めっさコワイ・・・。

ちなみに、まだ未登場の伏姫。個人的には、詩心嬢の姉上、誠心さん希望。
だって、破軍星主要キャラの年齢層って、教・大・高・中・小(高学年)・幼とそろって
いるのに、小学低学年枠だけポコって空いてるし。彼女がかなり年上の学校の先生と
結婚するのは「20面相」で暴露済み。つーか、これほどコワイモノ無しの女性キャラが
「20面相」だけで登場無しなんて、勿体無さすぎ。

 
>>> 八房と親兵衛の悲恋 ~【破軍星戦記】~(2) (2006年05月05日)

<追記>
「Wikipedia」に上記の八犬士の紹介文章が丸々パクられてます。
一度削除させていただいたんですが、今度は文章を追加されてまた掲載されてました。

書くのなら、せめて本作品を読んでから自分の主観で書きましょうよ。
国会図書館に行けば、検索して閲覧することができるはずなんですから。
ここで書いてる犬士紹介なんて、私のかたり偏った独断だと思いますよ?

たとえば摩沙已のことを「頑固」ってここで私は書いてるけど、人によっては「ツンデレ」
に見えるかもしれないし、「頑固」には見えないかもしれない。

「Wikipedia」側も著作権が絡む問題だから、適切な対応を望むのは難しいかもしれないけど
「Wikipediaの記事がそのまま転載してある!」なんて意気込まれる一般の方が一番困ります。
ネット上に出た日付がどちらが早いのかくらい調べてください。
(2015年06月09日)

仁義礼智信! 正義の心で闇を打つ! ~鎧伝サムライトルーパー~

2005年02月03日 01時09分12秒 | 八犬伝いろいろ
いわゆる「美少年アニメ」(ヘンな意味は無いハズだけどヘンな意味もあったかも
しれない)で、声優ブームを作ったきっかけのようなアニメ。

玉に導かれて集った5人の少年が、現代に蘇った妖邪と戦う為、代々の家に伝わっていた
鎧を纏って戦う話。それぞれが、日本史の有名人の子孫達。
真田・毛利・伊達・羽柴・チンギスハーン(源?)

5人の玉に浮かぶ文字は「仁義礼智信」。

この玉を使って変身するわけですが、「武装ーーーっ!!」と叫ぶと反物が飛び交って
桜吹雪が舞う。懐かしいなぁ。

敵は「阿羅醐」と呼ばれる妖邪の主。
で、その配下として使える四天王がいて、彼らも同じように玉を持ってて変身。
玉の文字は「忠・孝・悌・忍」・・・1文字多い・・・惜しい!

で、ちょっとネタばれだけど、ラスト間近になってこの四天王も人間だったことが判って、
正義側につく。その際、1名死んで、3名が加わったので数的に見れば「八犬士」の八犬伝。
だけど、死んだ1名の文字が「孝」なので、ラストの8人の文字は「仁義礼智忠信悌忍」
・・・・つくづく惜しい!

そういえば、当時発売されたグッズに「玉」もあった。
手のひらに乗せると中から文字が浮かびあがるってヤツ。
・・・買っとけばよかった。


お気にキャラ
・伊達政二。(礼) 伊達政宗の子孫で金髪。

わが主は汝  我を呼べ! ~百獣戦隊ガオレンジャー~

2005年02月03日 01時06分49秒 | 八犬伝いろいろ
東映戦隊シリーズ第25弾。
宝珠によって「ネオ・シャーマン」として選ばれた5人の若者が、それぞれに
ガオの聖獣と宝珠で変身し、現代に蘇ったオルグ(鬼)と戦う。

玉によって選ばれるという点が「八犬伝」的。
ヘンなマスコットはいないし、ヘンな博士もいない。
けど、変なお姫様はいる。(笑)
正しくは「巫女」だけど。

余談だけど、鬼退治というだけあって5人のモチーフは昔話の主人公達らしい。
動物の言葉が判る獣医(桃太郎)、自衛隊パイロットの剣士(一寸法師)、
花屋の元力士(金太郎)、フリーターのサーファー(浦島太郎)、
百虎が聖獣の紅一点(竹取のなよ竹)。

8人はそろわなかったけど、物語途中から6人に増えたり。
6人目は玉山鉄二。洗濯せっけんのCMで、白いタオルと戯れつつ、おじさん達に
ほお擦りされたりする人。ガオイエローはドロドロ昼ドラ「愛のソレア」で、
主人公の元・恋人の息子の高校生役で、主人公と熱愛中。ガオホワイトは「おはスタ」
で踊っていたらしいけど今は知らん。


お気にキャラ
ガオブルー・鮫島海

皆殺し八犬伝 ~新・里見八犬伝~

2005年02月03日 01時04分43秒 | 八犬伝いろいろ
これは角川映画「里見八犬伝」の一応の原作。
一応っていうのは、映画のノベライズと思って読むとかなりエライ目にあうからです。
私がそうでした・・・初読みは小学生だった、ショックだった・・・。

人間を絶望へと陥れる闇の一族。悪の「御霊様」を崇める妖怪達と戦うことを
宿命づけられた7人が、それぞれに壮絶な運命を辿った後に、巡りあっていく<上巻>

闇の一族に滅ぼされた光の一族の唯一の生き残りである里見の姫・静姫と、
犬士の一人でもあり闇の一族でもある犬江親兵衛の出会い。
八犬士達と闇の一族との最終決戦。<下巻>

皆殺し八犬伝。
とてもエロでグロイ内容です。

将道と智彦の関係 ~「ハイスクール八犬伝」~

2005年02月03日 01時01分53秒 | ハイスクール八犬伝


(左側が智彦、右側が将道)

「ハイスクール八犬伝」の続きです。

まともに読むと、頭の中が混乱してしまう今で言う「ライトノベル」のハシリっぽい小説。

「テニスの王子様」で、大石&菊丸のコンビというか、同人誌読んで、
「大菊」っていうのを知ってから、将道&智彦の友情のような信頼関係のような
よくわからない男の子の深い関係っていうのがなんとなく判ったというか。

テニプリの主人公達の学校「青春学園」男子テニス部の唯一のレギュラーダブルス。
(今はもう違うらしいけど)以心伝心で、いつもべったりで、でも「親友」はそれぞれ
別にいる・・・ってそういうのがよく判らない。私はもう中学生でも無いし、
男でも無いので判るはずが無いのだけど。

「ハイ~」では、男の子の「犬士」として判明している唯一の二人が将道と智彦。
でもって親友。でも、将道は「守ってあげなきゃいけない」従兄弟の浜路君がいて、
智彦にも身体の関係があった佐藤先生(男)がいて。そして、東京がおかしく
なりはじめたと同時に、浜路君は魔界(黄泉)にさらわれて人格が変わってしまい、
先生は誰かに惨殺されてしまって智彦はその犯人と思われて追われて魔界に迷い込む。

そして更にややこしいことに。
浜路くんと智彦は元親友で。魔界では、将道をめぐって対決して三角関係。

この二人に翻弄される将道の優柔不断さにイライラしたもんです。
結局は、化け物に(そういうイミで)襲われている智彦を助けて、ようやく自分の
本心に気づいて智彦とそういう関係に。

ちなみに徳間ノベルズMIOのシリーズで、1巻だけふくやまけいこの絵。
可愛いけどちょっと内容に合わんなーと思ってたら、2巻からMEIMUに変更。
個人的にはこっちの絵の方が好きだ。

「魔道士スドー」とかの時代の絵。
今の特撮絵で、この頃のパステルポイントな絵はもう無理だろうと判ってはいるけど。

あたし達って「八犬伝」やってるの?  ~「ハイスクール八犬伝」~

2005年02月03日 00時57分32秒 | ハイスクール八犬伝
 

あらすじ書くの難しいってば。それでもあえて書く。

八犬士として覚醒した(らしい)高校生達は、目的不明の魔界からの化け物と戦う。

一文で書くとこんなに簡単なのに、物語はあんなにも入り組んでいるんだろう・・・。
リアルで読んでいた高校生時代はよく判らなくって、最近読み返してようやく
意味が判ってきたというか。

男の子同士の三角関係はあるわ、近親相姦の説明が延々と続くわ、と普通に読むと
嫌になる。ようするに「普通」じゃない能力を持ってしまったら「普通」じゃない
行動をとった方が、世の中の流れに一番逆らわない方法ってこと、みたいな。

3つ4つの話が幾つかの視点で同時進行。キャラごとに視点が変わるので、
慣れないととっても読みにくい。

「義」の玉を持つ、「普通」の高校生から「普通」の超能力者になってしまった
礼子が一応の主役らしい。普通に悩んでいっぱいいっぱいになってしまって、
「普通」を望んでいるのに「普通」の中の「普通じゃない」部分を敏感に感じ取って
しまってまた悩んでしまう。

東京が沈んで「黄泉の世界」になってしまって、女の子達は東京を離れて「普通」の
生活の中で。男の子達はまだ「黄泉」の中をさまよったまま。
それでも不可解なヘンな「普通じゃない」出来事は続く。

7人目の犬士らしい「大学生のような塾講師」が登場した時点で未完。

作者は「桃尻シリーズ」などで有名な橋本治。
「現代語訳枕草子」や「全訳源氏物語」とかもやり遂げた人でもあるけど、
この「八犬伝」はどうなのかなー。
ライトノベル版とかで、再発行しなおしてもらえないかな。
15年くらい間が開いてるから、現代女子高校生の描写は少し変えなきゃいけないかも
しれないけど。


お気にキャラ。
・智彦くん。(智)