ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

新世界退魔英雄伝 八犬伝 ~東方八犬異聞~4巻

2006年11月22日 19時35分52秒 | 【八犬伝 ~東方八犬異聞~】


『新世界退魔英雄伝 八犬伝 ~東方八犬異聞~』4巻!!
巻数が増えるたびに本屋での平済み冊数が増えていくのも嬉しい。

いち*ラキ7月号の「八犬異聞」カラー表紙と同じイラスト表紙。信乃単独。

画材を使用してのイラスト表紙はこれが最後になるっぽい。
古典的題材の「八犬伝」で、時代は大正浪漫がちょっと入ってる感じ
の世界だから、透明感のある手描きイラストの方が良いと思うんだけどな。
今までのカラーイラストのかすれた色合いがとても綺麗で気に入ってたのに。
一読者の個人的意見として。

おまけ漫画は信乃が関わると壊れ気味になる犬飼隊長のお話。
小文吾の母上様って好きだなあ。現八を叱り飛ばせるのってこの母上様
だけなんだろうなー。

なんか、アマゾンでもいち*ラキコミックスが買えるようになったらしく
「八犬伝」で検索かけたら「八犬異聞」も出てきました。
これで、いち*ラキの取り扱いの無い土地の人も大丈夫。

電車乗り継いで買いに行ってたし。私。

訃報:石川賢先生58歳急逝

2006年11月17日 01時45分00秒 | 自己カルト的
”魔”に喰われましたか。

ゲッターロボとか、虚無戦記とか、どの漫画でも衝撃的なラストシーンを
残してくださっていたけど、ご本人までこんなに衝撃的にお亡くなりになること
ないじゃありませんかーっっ!!! 
どっこも悪いところは無く、いきなりの心不全で突然死なんて(号泣



個人的には「虚無戦史MIROKU」「魔獣戦線」「魔空八犬伝」が特に好きでした。

日本列島そのものが宇宙からやってきた宇宙船なんてぶっ飛んだ設定って
ふつー無いでしょう。魔族の真田十勇士 VS 弥勒率いる九龍一族の忍び達。
エログロスプラッター+筋肉+超能力的忍術。
空間を切って投げつける弥勒を始め、自らの影が異空間につながるグズ虫、
冷気を操る夜叉姫などなど。霧隠才蔵が放つ、人に寄生し空間を食い破る
謎の生体兵器に夜叉姫が寄生され、彼女を救う為にいいなずけである弥勒は
一族の若長として、恋人を救う一人の男として十勇士に戦いを挑んでいく。

この弥勒がまたイイ男なのですが。
「実の父に生体実験されました」でもなく、「バラバラにされて薬品の中に
生きたまま放置」でもないので、もの凄い憎しみからのオドロオドロしさが
あまり無いからかな。石川作品では珍しく陽性の主人公。

やっぱ山田風太郎の影響を受けている一人だったと思う。
初期の作品に「魔界転生」(山田風太郎 原作)があるし。

永井豪の「バイオレンスジャック」に相当する作品の、石川先生の「虚無戦記」。
シリーズの中、まだ魔空に飛んだ八犬士と伏姫は登場していなかったのに…。


ご冥福をお祈り致します。

オペラで「八犬伝」②

2006年11月06日 03時32分40秒 | 八犬伝いろいろ


ついついUPし損ねていた感想文。オペラで「八犬伝」の続き。
半年以上前の話題だけど、勘弁してくださいな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正月早々に新聞で記事見て、いてもたってもいられずに申し込み。
大学生が中心となって脚本書いたらしい。「オペラ」+「八犬伝」。
「歌舞伎」「宝塚」ときたら「オペラ」もやらないとね。「ミュージカル」
は少々変則的だけど、劇中劇のようなスタイルで「サクラ大戦」の声優さん達
が演じるミュージカル舞台「新編・八犬伝」として上演済み。
こっちはまだDVD見てないけど。

古典モノとはいえ、宝塚要素も、SF要素も、冒険活劇な要素も含まれてる
「八犬伝」ならオペラでもそんなに心配はなかろうと。少なくとも「八犬伝」
を研究している人達の手による「八犬伝オペラ」なら大丈夫ではないか、と。
ただ、時間的に八犬士全員が登場の箇所までは無理だろうな、とも思ってたけど。

公演場所は初めて行く土地なので早めに会場へ。15;30。何故か東京消防庁の
車が止まってて、出入口のところで鑑識官らしき人がピンセットで何か拾ってるし。
警察官が人員整理してるし、いったい何があったのか。

で、開場。

1部:
構成のバランスはまあまあだったけど、信乃の役者さんがカッコよかった。
同じような場面が続いて、台詞と歌の区切れがあまりなくちょっと眠い。

2部:
善側ではなく悪側の視点から。左母二郎と亀崎のラブシーン主体のアダルト
コメディ。短いけど、左母役の役者さんが上手に朗々と歌うので、存在感が
強すぎて犬士達の影が超薄い。荘助出てこないし。

3部:
場面の区切れがイマイチハッキリしなくて、ダラダラとした感じ。見ている
こっちは、薄暗い会場で歌を聞いているわけなので眠い眠い。

途中、八犬士をイメージしたらしい8人の女の子はレオタードで踊る場面あり。
すごく上手いってワケじゃないけど、だるだるしてきた舞台の引き締め効果
としては良かった。

伏姫=白=清廉潔白。玉梓=紅=妖麗紅女。
毒々しい赤色=芥子の花のイメージで場面作ってあったりもしたけれど、
赤いライトばかりの舞台は見ていてくたびれてしまう。


お土産で絵葉書買ってみた。イラストがキレイ。
お饅頭も買いたかったけど売り切れ。
終演後にはロビーに玉梓様がいて愛想振りまき状態。
伏姫様はいなかった。いたかもしれないけど私は見てなかった・・・。


続編が観てみたいな。
やっぱり八人揃って歌うたってるとこ見てみたい。

エロティック ~【乱華八犬伝】 天の巻・地の巻~

2006年11月05日 01時01分32秒 | 八犬伝いろいろ
 
(「乱華八犬伝」鳴海丈 著)

男性読者向けのエロティックな八犬伝。

『外道忍法帖』(山田風太郎 著)の鈴のように、処女の体内に埋まっている
八つの宝珠を集めると里見の隠し財宝=黄金の在り処がわかるというしくみ。

えっと、主人公である出雲京四郎は安房里見家重臣の末裔。
なんというか、その「八犬女」達から珠を取り出す為の特別なアレの持ち主で。
上記内容を知らされて、真面目堅物の武芸一筋青年が、里見家復興の為と
して珠を集めるという使命を受けて、吉原仕込みの手腕手管を持つ女性から
手ほどきを受けて、特別な場所に黒子のある「八犬女」を探す、というような物語。

珠を狙う存在は他にもいて、「奉魔衆」なる集団がいるのだけどちょっと
物足りないかも。「妖星伝」(半村良 著)の鬼道集くらいのレベルとまでは
言わないけど、もう少しおどろおどろしても良かった。

まあ、男性向けなので、文中に出てくる単語もかなりアレで露骨なものが多いです。
もっともらしく説明してあっても、「八犬伝」としてはあまり関係ないので。
若い年齢層の女の子にはあまりおススメはしません。
ある意味、大人向け。表紙イラストが、今度アニメにもなる
「東京魔人学園剣風帖」のイラストレーターさん。
美麗なイラストなので、当初は「どんな冒険時代劇ファンタジーが!?」
っと思い馳せながら読み、思っていた内容とあまりにも違っていた為、
しばらく立ち直れなかった…。


三孔だとか二孔だとか、そういうのが「珠を入手する方法」なら、
女性8人でなくても、BL的に美少年8人でも出来るなっと。

女性達の身の上も、高貴な姫・太鼓職人・すりの双子・忍者・尼・海女なので、
そんなに職業的には少年でもおかしくないと思うし…。

少年達のストリートファイト ~【聖・八犬伝】~③④⑤

2006年11月04日 21時41分24秒 | 八犬伝いろいろ
  
(電撃文庫 「聖☆八犬伝」鳴海永行 著)

荘助が戦乱で孤児になった子らを集めて「からす党」と呼ばれる盗賊団を
結成し騒がせている中、信乃達は、悪代官を懲らしめる為の作戦に出る。
その為、女装した信乃を見て悪代官達はともかく、現八や小文吾までもが
信乃のその姿に驚くやらぼうっとするやら。

絶世の美女

「そんじょそこらの女は真っ青になって逃げ出す」と評したのは現八。
男だとわかっていてもめまいを覚えたのが小文吾。

辛い道を歩きながらも、少年犬士達はしたたかに生き延びているようです。
なんつっても、15歳~17歳とかだから。
屁理屈こねるよりもまず身体が動く。

それは真理であり道理ですよ、無理が通れば道理が引っ込む。
まさにその通り。

「自分達は何をしなければいけないんだろう」

と、悩んでも悩んでも答えは出ない。

竜造寺松蔭。
現八の技の師であり、毛野の仇の一人であり、戦乱を動かす人間達の
一人である老僧。しかし、若い頃は女遊びをし、美童を愛でる・・・うーん。

毛野は毛野で「旦毛野」としての美貌の舞姫の他に、風魔の一族の血を引く
「火鬼」として呪術を使い、世間を騒がす盗賊「相模小僧」として暗躍し…
多羅尾坂内並に目まぐるしく姿や立場を変えては
犬士の敵になったり味方になったり。

背中に唐獅子に乗った菩薩のイレズミ彫ってる少年犬士・毛野。
もー濃いよキャラ設定が。

本懐を遂げるために犬士達が仕えていた公方様に、毛野は旦毛野として
寵愛を受けていた。しかも公方様は背中のイレズミをこっそりとご存知・・・
…そうかそうですか。肉体的にもご寵愛でしたか・・・ショックだ。

信乃も毛野も女装すると絶世の美少女になるのだけど、信乃は嫌がって、
毛野は割り切って。このあたりが信乃と毛野の境遇の違いですね。

雛衣さんは出てこない代わりに、そのポジションには妹のような存在で
大角を慕うおしの=記憶を無くした浜路ちゃんが登場。村雨丸を巡る
ゴタゴタで記憶を無くした浜路は、旅立つ信乃からもらった守り袋に
書かれていた信乃の名前から「おしの」と呼ばれ、妖尼・妙椿尼に利用され
神がかりの巫女として評判の預言者となる。

道節が持つはずだった一族の力を腹違いの浜路ちゃんが持ってしまっていた為
記憶の無い状態でその能力が発動。叉、特別な日の生まれの女児の肉として
妖力を高める為の餌として赤岩の化猫にも狙われる。

荘助は六尺棒、現八は筆架叉、それぞれの技を持ち。…初対面の印象は最悪。
何かとぶつかりあうのがこの2人。私闘をゝ大法師に願い出て
即座に却下されたり。何やってるんだかもう。

大角ではなく、角太郎さん。
この八犬伝では一番の年長者。落ち着いていて学もあるから、喧嘩っ早い
他の犬士達もけっこう素直に従う。痣の位置も、胸じゃなくて顔にあって
目の横に牡丹の痣。現八と同じくけっこう目立つ。

親兵衛は、伏姫ではなくて里見のお城で育てられて、時々、姫の言葉が
聞こえるというくらいの神格性。主君の義近と年が近いせいか仲良さげっぽい。

一人だけ伏姫の言葉が聞こえるということでちょっと他の犬士達に対して
小生意気。小文吾を慕うなんて雰囲気ではなく、短気な小文吾を
生意気な口調で言い返して喧嘩になったり。


  

少年達のストリートファイト ~【聖・八犬伝】~①②

2006年11月03日 00時04分45秒 | 八犬伝いろいろ
 
(電撃文庫 「聖☆八犬伝」鳴海永行 著)

こっちも言うなれば「少年八犬伝」。ただし時代が違うけど。

年若いよ皆。村雨丸を持って出るときの信乃の年齢が13歳、浜路8歳。
「ロミオとジュリエット」よりも若い(14歳と11歳)。
信乃がスゴイ。浜路が「器量の良い娘」なのに対して、信乃は

「美姫にも見紛う稚児」

な容姿。行く先々で「色子」とか「稚児」とか言われたらそりゃ短気にも
なるし怒るわな。

電撃文庫の解説文では

『目的も無くストリートファイトに明け暮れていた
少年達が聖なる八つの玉にめぐりあった時、
胸躍る冒険活劇が始まる』


・・・血気盛んで、それぞれの武力・能力の「力」を更に高め、欲する少年達。
グレて(笑)更生したのが荘助。法術使いの血統の跡取りなのに能力が劣り
悩む道節、少女の姿に反抗しケンカにあけくれる信乃、捕物取りとしての
自分の技に慢心していた現八、荒くれの相撲取りの小文吾・・・・

年齢も、信乃13歳、現八15歳、荘助14歳・・・中学生か君らは。

さしずめ、ゝ大法師はヤンキー上がりの更生員のお兄さんといった感ありあり。
真面目な信乃の難しい質問に「まだ修行中の自分にわかるか!」と怒鳴っちゃう
ような人。人間味あふれすぎ(笑)

解説文もあってるような微妙なような。まあ、とにかく皆々強気でそれなりに
自分の技を持ってて突進していくようなタイプばかり。「八犬伝」なら大抵
「おだやか」なタイプの荘助でさえ「両親が死んだ後、グレてぼこぼこにされて、
屋敷の糠助じいに拾われた」という世間ずれし過ぎの不良少年だったりする
からもう。

政治的部分というか、悪人側の動きや国を動かしている側の見方も書かれて
いるので、おじさん率高いです。ジジイ出現率も高いです
でも女の子は浜路くらいしかまだ出てきてないので華は少ない。
それが難点といえば難点かな。

戦国時代の少年達のジュブナイルって感じです。
翻弄されながらもしたたかに生きて生き抜いていく少年達。

「さらば星座」(黒岩重吾 著)という個人的にものすごく好きな小説が
あるんですが、それをちょっと思い出しました。少年向けのゲームノベルズの
多い電撃文庫と黒岩重吾氏の小説では比べる対象がちょっと違うんですが
それでも。

「さらば星座」は、戦後の復興時代を生き抜く少年たちの話。浮浪児狩り
など暗い描写も多く読むのにも力がいりますが、一読の価値アリ小説です。


 

冥王星が消える時

2006年11月02日 22時59分18秒 | 自己カルト的
正しくは惑星という基準から外されてしまったということなのだけど。

自分としては、「シムサムシムサムルナソデアク
という白魔法の呪文が使用できなくなるのがちょっと哀しい。

これは、昔、ハロウィンという少女オカルトマンガ雑誌に連載されていた
「魔女っ子クラブ」というマンガに載っていた呪文。
西洋占星術の惑星並び順の頭イニシャルを並べたもの…だったハズだけど
ちょっと、記憶がおぼろ。

後半のルナ=Lunaで月 ソデアク= zodiac (ゾディアック)は獣帯12星座
の意味だったっけ? どういう順序の記号で上記みたいな呪文になるかも忘れた。
黄道12星座を、アリエスとかカプリコーンとかの名称で並べても、シムサムには
ならないし…。

現代っ子の白魔女見習いの冥ちゃんが、トライン博士にいろいろ魔法について
教わりながら一人前の白魔女を目指すという内容。いわゆる初歩の白魔法を
学ぶためのマンガというか。ちょっとアクのある絵柄で、アメリカポップ調と
いうか。読みやすくて、当時の中学生のオカルト好きにはぴったりで面白かった。

おまじないクッキーの作り方とか、空飛ぶホーキの作り方と原理とか。
最近でこそハリポタ現象の影響でハロウィンも有名になったけど、
まだ日本であまり広まってなかったハロウィンの意味も知ったのもこの時期。
学校にクッキー持っていったりして。

使い魔の選び方とかもあって、冥ちゃんはカロンというふくろうを飼っていた。
奇しくも、冥王星が外れた代わりに”カロン”って星が惑星入りしたワケで。

ずっと切り抜き持ってたけど失くしちゃったなぁ。惜しい。

美少女八犬士参上! ~【TRIGRAM8】~

2006年11月01日 02時01分06秒 | 八犬伝いろいろ
  


「新感覚学園退魔八犬伝!」

というアオリ文章だったので、てっきり

『転生八犬士封魔録』

だと思った…と書いた(5/26)の文章記事の追加です。


Trigram(トリグラム)っていうのは「三重文字」って意味だそうで。
…どういう意味合いでこのタイトルなんだろう?
ま、それはおいといてですね。

特殊能力を持つ美少女達が八犬士
な八犬伝です。あらすじは、というと。

「因果」と呼ばれる悪霊を封じ浄化する儀式「ネメシス」
を遂行する為の学園・安房国里見高校。生徒は皆、因果を封じる能力を
何かしら持っていて9割9分が女子生徒。上位能力者8名は「八卦」と呼ばれ、

結界の中に入って「ネメシス」を遂行する…すなわち八犬士というワケで。

幼い頃に逢った少女・伏姫と再会する為に転校してきた八房陽。強いけど
取りたてて大きな戦力になる訳でもない彼の特殊能力は「無尽光」という
「特殊能力増幅装置」。陽とキスをすると、犬士達の能力が一時的にパワーアップする為、
否応なく陽は八犬士達と共に因果との戦いに借り出されて…というお話。

ようするにハーレム漫画なんですが(笑)

美少女8人いろんなタイプ選り取りみどり。
貧乳コンビの乙と栞。ボケで無邪気な忍者と無口な法術使い。
村雨丸を操る”侍”の信乃とおっとり天然”巫女”の静。
関西弁機械オタク眼鏡娘の雛姫。以上、陽と同じ1年生。
人並み外れた体力と運動能力の持ち主の吾は唯一の2年生。
3年生の小波は優雅で冷静な八犬士リーダー。
黒魔術を使う小笹は、何かと小波をライバル視するタカビーお嬢様。

漫画全体が

ムチムチのぷりぷりでぴちぴち

な弾力感に溢れていてイイ感じです。たくましい太ももや二の腕の具合が
陰陽をモチーフとした可愛いデザイン制服に似合っていたり。

犬士以外の、わがまま姫ちゃんこと伏姫や、信乃の親友・浜路など、
女の子達がとにかく可愛い。名前は出てこないけど担任の先生も良い感じ。

あと、これも「八犬士」が女の子だってことを踏まえても珍しい

八房×信乃

「破軍星戦記」の八房×親兵衛に続く、八房ハーレム第二弾。

初期設定では、八房ではなくて「金碗大輔」だったそう。
ワイルドな感じではなくて、優柔不断の優男っぽい感じ。
もし、そのまま大輔設定だったら、

ゝ大法師×信乃

…ややこしい展開になってたかも。


□ 八犬士 □
   
犬江 静(仁)       犬川 乙(キノト)(義)   犬村雛姫(礼)      犬坂小波(智)

   
犬山小笹(忠)      犬飼 栞(シオリ)(信)  犬塚信乃(孝)     犬田 吾(アズマ)(悌)


(上記カット:角川書店「トリグラム8」(ひよひよ 著 全3巻) より引用)