ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

宿命に翻弄される少年と少女のお話 ~【伏 ~贋作里見八犬伝~】~

2010年11月28日 00時11分35秒 | 【伏 ~贋作里見八犬伝】

【伏 ~贋作里見八犬伝~】(桜庭一樹 著)


というわけで購入。
伏姫の物語から始まった文春連載時とは違って、
猟師の浜路の場面から第一章の始まり。

順序が入れ替えてあるので、これなら帯の文句にもある

「ちっちゃな猟師の女の子の命をかけた大捕物」

としてすらっと物語に入っていけるかと。




なんとなく【贋作八犬伝】の信乃の声って、浪川大輔さんっぽいかも。
もしくは滝沢冥土の声。両者共に浜路に依存してるから。

【八犬伝】モノに出演していた声優一覧

2010年11月27日 00時26分09秒 | 八犬伝いろいろ
【伏 ~贋作里見八犬伝~】のアニメ化から。

一度まとめてみたかった【八犬伝】モノの『八犬士』の
誰かを演じていた声優さん一覧表を。

 
 
犬江
親兵衛
(仁)

犬川
荘介
(義)

犬村
大角
(礼)

犬坂
毛野
(智)

犬山
道節
(忠)

犬飼
現八
(信)

犬塚
信乃
(孝)

犬田
小文吾
(悌)
THE
八犬伝
日高のり子 山口 勝平 大塚 明夫 高山みなみ 山寺 宏一 西村 智博 関 俊彦 玄田 哲章
里見☆
八犬伝
大谷育江  草尾 毅 石田 彰 高山みなみ 堀内賢雄 山口 勝平 根谷美智子 置鮎龍太郎
神・
八剣伝
ジンライ
森川 智之
ギョウ
西村 智博
レイ
浅川 悠
トモカ
置鮎龍太郎
チョウジ
龍田 直樹
ノブル
小松 里歌
コウ
鈴木 真仁
ルーティ
菊池 志穂
ブラインド
ゲーム
  士田義人
岩田 光央
      丹羽信也
檜山 修之
梧桐孝
結城 
比呂
 
東方八犬異聞
八犬伝
  森川 智之       大川 透 朴 王路美 中井 和哉
転生八犬士
封魔録
江積幹仁
檜山 修之
川瀬立人
中井 和哉
村崎純礼
近藤 孝行
坂下那智
浪川 大輔
桧山真心
羽多野 渉
飼葉万珠
小野 大輔
塚野昴
小西 克幸
袴田遥
高橋 直純


<おまけ>
鎧伝
サムライトルーパー
真田遼
草尾 毅
秀麗黄
西村 智博
伊達征士
中村 大樹
羽柴当麻
竹村 拓
朱天童子
梁田 清之
毛利伸
佐々木 望
悪奴弥守
松本 保典
那唖挫
二又 一成


・この中で一番古い作品というなら、<おまけ>の【鎧伝サムライトルーパー】ですが、
【八犬伝】モノで、信乃や荘助といった【八犬士】ならば【THE 八犬伝】ですか。
20年近く前の作品の筈なのに、キャストがやっぱり豪華ということが判るというか。

・王道の「信乃」は関さんでした。悩める少年というか青年というか、
「BLモノ」として最初に発売されたカセットブック(時代ですね)の
【間の楔】のリキ役としてイメージかぶる頃の。
今は土井先生とか、イルカ先生とかの悩める少年達の保護者側の
イメージが強くなりましたが。

もしもまた【八犬伝】なら、「ゝ大法師」=「大輔」さんあたりを是非とも。

・高山みなみさんは2作品で同じ「毛野」役。
キャラ的には凛々しい毛野とオカマの毛野で全然タイプが違うのだけれど・・・。
今でなら「親兵衛」とか演じて欲しいところ。やんちゃっぽくどこかしたたかな。

・山口勝平さんは2作品でそれぞれ「荘助」と「現八」の役。
こっちはキャラは違えども、「ちょっと落ち着こうよ」なタイプで似ているので。

・置鮎さん、中井さん、檜山さん、森川さんもそれぞれキャラ違いの掛け持ち組。
草尾毅氏、西村智博氏が【トルーパー】からの掛け持ち組み。

【伏 ~贋作八犬伝~】での『信乃』の声は誰になるのかが気になります。

 


「アニメ化」だそうで ~ 【伏 ~贋作里見八犬伝~】 ~ 

2010年11月26日 22時05分23秒 | 【伏 ~贋作里見八犬伝】
明日発売予定の【伏 ~贋作里見八犬伝~】(桜庭一樹 著)が
アニメにもなるそうです。同作者の【ゴシック】に続いての快挙?

どんな感じになるんだろうか。期待半分不安半分。

自分の好みを書き込んでもいいなら、以前イメージっぽい曲と
書いた「荒野流転」が主題歌だった【幕末機関説 いろはにほへと】の
ような絵柄やイメージ展開、または【あやかしあやし】のような
絵柄でも良いかも。

昔、【里見八犬伝】が【THE 八犬伝】として一大プロジェクトアニメ化企画
になったとき、初期の絵柄や動きや展開が自分の想像していたものと
ちょっとかけ離れていて萎えた記憶があるので。

思っていたよりも絵が…雑というか汚いというか。OAVならもっと…。

というのが当時の率直な感想。
声優さんは当時の人気声優ばかりを集めた豪華版だったのでそれで尚更。
(後半は幾分か改善されて、後年、通しでアニメ見たらなんとか慣れましたが)

ともかく、「残るような」アニメになって欲しいな、と。




軍事的…か? ~【八犬伝PREVIEW】~

2010年11月20日 23時07分49秒 | 八犬伝いろいろ
【藤原カムイ作品集『COVERS』】(藤原カムイ 著)

カラー短編の【8マン】【ガンダム】と共に【八犬伝】。
【八犬伝PREVIEW(南総里見八犬伝より)】。

藤原カムイ氏といえば【ドラゴンクエスト】。
ガンガン初期の頃の重鎮コミックス。
…なのだけれど、どちらかといえば自分は【雷火】派
だったので。ファンタジーよりもシャーマニック系の
【雷火】の方が面白かった。

【紅い眼鏡】【人狼】【犬狼伝説】と来て【ケルベロス】シリーズ
なのだから【八犬伝】的な流れといえばそうなのだけど。
押井守監督の実写作品と藤原カムイの漫画作品で成り合っている
この【ケルベロス】シリーズ(もしくはサーガ)は鋼鉄の殻の中
のような世界でカルト作品のギリギリラインをまたいでいるような感じ。

初期の藤原カムイ氏の愛想のないキャライラストには心震える。

押井守監督も【八犬伝】やりたいって思い入れは深そうなのに。
【THE八犬伝】を【イノセンス】風に創ったら押井流【八犬伝】
になるんだろうか。信乃の回想で「八犬伝」を信乃が語っていくような。
「男性だからラムちゃんの気持ちが判らない」とかで、良く言えば
男性の理想的、またはオタク的な視点からの作品が【うる星やつら】の
【ビューティフルドリーマー】らしいし。
【攻殻機動隊】を芸術性とかで賞をとってしまうほどの作品に仕上げた
のは素晴らしいと思うけど、【ビューティフル~】の方が作品的には
何倍も素晴らしくて面白いと思うのだけれど。あ、あともの凄く地味
作品だけど【天使のたまご】とか。


【八犬伝】の【八犬士】を少年漫画(もしくは青年漫画)で
軍事機密のような集団扱いされるような内容のはまだ無いかも。

そういう点では世界設定は上記のような青年漫画風なのにBL小説
(ルチル文庫)の【しもべと犬】シリーズは何故か文庫の続きが出ない。
同人誌ではひょいひょい発行されるので購入できる限りは特に
読者としては支障は無いのだけど、やっぱり勿体無いなと思う。



喋るケータイに守られろ! 【ケータイ捜査官7】

2010年11月19日 23時14分29秒 | 八犬伝いろいろ
ミクロマンというかミニカートランスフォーマーというか
携帯に手足が生えて喋ります。人格を持っていて相棒とした
人間と一緒に事件を解決します。そんな内容です。

主人公のケイタがケータイ捜査官の一人となるきっかけが
【龍騎】のそれと似たようなものかと。
現実的には「ナイト」「ライア」=リメイク版「二号」、
リメイク版「一号」がいて特撮俳優さんもぼこぼこ出ていたり。

で、第36話『ともだち』の回が、【合言葉は勇気!】のような
【八犬伝】の現代パロディみたいなエピソードで。
馬琴さんや八房、八犬士が登場。

「伏姫の生まれ変わり」と名乗る女性「竜澤馬琴」が、
「貴方は選ばれた人! 八犬士のひとり!」みたいな感じで
サイトの開運グッズを購入した人々を携帯の着信音や光で
暗示にかけて財産を騙し取ろうとするお話。

大人になっても「非凡な何かに選ばれたい」願望はあって
俗世から離れて理想の国を作る為に全てを伏姫にゆだねなさい。
そんな感じで面白いように「八犬士」として釣られていく人々。

…怖いと思いましたね。
伏姫が「悪ノ姫」展開ならこういう展開のもありえる訳で。

ケイタの親友タツローが、「仁の紋章入りストラップ」を
持っていて「伏姫」からの連絡を待っている場面がどうにも
切なくて苦しいのです。

眼の前に親友がいるのに、出会ったこともない「伏姫」や「八犬士」
の仲間の方が大事なのかと。媒体が携帯電話なので他にもいろいろな
意味合いを含んでいるのだろうけど。


神社と寺院と教会と  ~【読経しちゃうぞ】【さんすくみ】~

2010年11月17日 21時18分46秒 | 自己カルト的

(【読経しちゃうぞ】【さんすくみ】 絹田村子 著)


生まれた時点で永久就職決定(?)の、神社&仏閣&教会の
跡取り息子、恭太郎と孝仁と工の仲良し三人組のおとぼけコメディ。

半人前神主の恭太郎はちょっと気弱。で、雨男で霊感ゼロ。
新米住職の孝仁は霊感がありすぎて自分の寺の幽霊と普通に会話してしまったり。
クォーターの工はオカルト大好きゾンビ映画大好きの陽気な神学生。

そんな三人が、昨今の神社仏閣教会の出来事に絡んでドタバタ。
幽霊に出会ったら、零感(霊感ゼロ)の恭太郎はある意味最強。
見えるのが当たり前の孝仁と工は数珠やら十字架普通装備。
でも孝仁は幽霊が怖い、工は平気。


  

おとぼけ加減が昔の佐々木倫子先生の【動物のお医者さん】のようで。
【ありおりはべり】とはまた逆でファンタジー色は無いものの
ひたすらぷちリアルな日本の三大宗教法人のちょっとした出来事を
面白く描いているところが楽しい。

獣の宿命をまとった犬士 ~【八犬伝-獣偏吠える-】

2010年11月15日 21時37分25秒 | 八犬伝いろいろ
劇団KAZARI@DRIVE公演「八犬伝-獣偏吠える」

脚本・演出:風李一成
原作:滝沢馬琴「南総里見八犬伝」
制作総指揮:経田泰夫/音楽監督:土田恭士

魔犬「八房」に嫁ぎ犬の子を宿した「伏姫」は、それを恥じて自害する。
姫の死を嘆き天に向かって吠える「八房」。
…と、その牙は八つの勾玉となって弾け飛ぶ。
そこには、それぞれに文字が浮き出ていた。

曰く、狂、猛、猥、独、狙、狩、猜、狡…

行く年か過ぎ、世が再び乱れた時。
時代の荒野に「獣の宿命をまとった犬士」が現れる!

日時:2010年11月20日(土)19:00
        21日(日)14:00/19:00
        22日(月)19:00
        23日(火)14:00

会 場:金沢21世紀美術館シアター21
連絡先:劇団KAZARI@DRIVE制作部



劇団や舞台を調べていて今回見つけたのがここ。
石川県はちょっと遠い…。

【忍法八犬伝】や【新宿八犬伝】のように、「八文字」が
正義っぽくなく、どんな「八犬士」なのか興味をそそる。

男の娘(おとこのこ)が二人も大活躍☆ ~【乙女の日本史 文学編】~

2010年11月14日 23時40分24秒 | 八犬伝いろいろ
やっぱりというかココ最近の妙な流行となった【八犬伝】も
取り上げられてました。

同じような内容の【女子読み 『水滸伝』】のように
【女子読み 『八犬伝』】も出ないものか…。

【水滸伝】は【妖世紀水滸伝】の第一部にハマッたけど、
二部になってイラストが変わってから読んでない。



…仕事が忙しくて本読む時間があれば寝ていたい…。
あ、ピュアリ予約しているのを受け取りにいかないと…。

あいすくりん続編

2010年11月14日 22時49分12秒 | おすすめBL
【アイスクリン強し】の続編が出たので早速。

【しゃばけ】シリーズはイマイチ好きにはなれなかったけど
(面白くないとかじゃなく10年くらい前なら多分ハマっていたと思う)
この【アイスクリン強し】は甘党小説としても面白い。

世が世なら名のあるお城の若殿さま達が、時代が変わって
文明開化維新前後の日本にて、奇怪な事件に巻き込まれててんやわんや。

続編(というか【アイスクリン】に繋がるエピ)の【若様組まいる】も
設定同じで、やはり若様たちにいろいろ起こるらしいとか。
甘味処の風琴屋も出てくると嬉しい。

帝都が舞台の怖くない【帝都物語】 。
もしくは、【夢幻紳士】のスチャラカ編ちょっとアダルトバージョン。

【忍たま】劇場版アニメ第二弾発表

2010年11月10日 01時54分04秒 | 自己カルト的
「ミュージカル」「実写化」に続いての「劇場版アニメ」。

第一弾の劇場版から何年開いているんだろう…。
前回のときは、一年は組の良い子たちと、山田先生の女装と
土井先生と何故か利吉くんの女装があって、そのころは
まだ数少なかった大きなお姉さん達はそれだけで
歓喜したらしい・・・。ちなみにその後に出たCDはなぜか
ジャケットが皆が温泉に入っているという図で、これもまた
大きなお姉さん大喜び。

で、第二弾。
今度は忍たま上級生下級生大集合。
なぜか風魔の錫高野くんも混じっていたりするので
ドクたま達も多分出てくるっぽい。

多分、雑渡さんも出てくるんだろうな、と。

映画初登場の上級生忍たまとか出てきてくれても嬉しい。


僕の記憶が全て消えても生まれ変わったらまた君を探す

2010年11月05日 23時24分19秒 | 八犬伝いろいろ
二次同人ジャンルで「転生モノ」が必ず出てくるのは
この【100万回生きたねこ】を幼児期から今までのどこかで読んでいる
人の多さの証明なんじゃないか、と。

今現在、自分がハマッている【戦国BASARA】も【忍たま】も
「現代モノ」アンノットイコール「転生モノ」でジャンルの中での
要素系くくりがある。


【八犬伝】の二次転生モノの場合。
根拠のある「転生モノ」と、意味なく「転生して集まる」
2種類あるような気がする。
いや、【八犬伝】の場合、「転生して集まる」のが物語の
基本設定だから、理由はあっても無くてもどっちでもよくて。
「いかに理由をつけて8人集めるか」に二次的【八犬伝】の
面白さはかかってきているのだと思う。

ちょっと外れればもろに「厨二病」願望も入る設定ですから。

【選ばれた人間を集める】方法や手段は、戦隊シリーズの
第一話を見れば大抵のパターンは見ることが出来ますが。

・異星人が異星人のDNAを受け継ぐ人間を集める。
・別次元の生命体が自分と共鳴するDNAを持つ人間をさらう。
・いきなり巨大ロボットがさらいに来る。
・変身能力を持つ光を浴びてしまった人間を探す。
・優秀な軍人を集めて特別部隊を作る。
・地球が選んだ人間を軍が指揮する。
・元々優秀で特殊なパワーを持つ人間を別目的で集める。

などなど。
しかし意外に「転生」した人物を集めて…はまだ無いっぽい。

【デンジマン】【バイオマン】は祖先のDNAパワーで変身、
【ギンガマン】【カクレンジャー】【マジレンジャー】も一族のDNAパワーとか。

今放映している【ゴセイジャー】はDNA以前に人間でも地球人でもなく
「見習い天使」なのでどこからツッコミかければいいのか判らない。




100万回生きたねこ

2010年11月05日 22時49分47秒 | 自己カルト的
物心ついて初めて読んだ5冊の絵本のうちの一冊。
幼稚園入園祝いに買ってもらったような気がする。

「読んでもらう」んじゃなくて、あくまでも「自分で読むため」の本。
幼稚園や保育園の図書コーナーの本をとにかく読みまくる子供
というのが、クラスにひとりはいたと思うけど自分もそのひとり。

【100万回生きたねこ】の他には、
【天動説の絵本】【わたしのおふねマギービー】【谷川俊太郎詩集】
【からすのぱんやさん】。

【からすのぱんやさん】はいいとして。なんといっても
かこさとし絵本シリーズの人気TOP。【かこさとしの12ヶ月の絵本】
とか、【だるまちゃん】シリーズとか、持ってはいなかったけど
読んだ読んだ。【12ヶ月の絵本】は大人が見ても楽しめると思うし。
(実際、中学校の図書室に置いてあった)

実は今でもかこさとし絵本シリーズは欲しい。
この方の絵の描き込み方は判りやすくて且つ食べ物が美味しそう。
【からすのぱんやさん】のいろいろなパンが描きこまれている頁は
幼児時代に読んだ人は皆覚えていると思う。
【だるまちゃん】シリーズもなにげに食べ物のうんちくが盛り込まれて
いたりして楽しい。(だるまりんごとかうさぎりんごの切りかたとか。)

【にんじん畑のぱぴぷぺぽ】とか【おたまじゃくしの101ちゃん】とか
【どろぼうがっこう】とか【あおいめくろいめちゃいろのめ】。
あとタイトル忘れたけど赤とんぼがうじゃうじゃ出てくる話とか。

さて。
まだ人生5年もいってない幼児に【100万回生きたねこ】や
【天動説の絵本】【谷川俊太郎詩集】はちょっと過酷なんでは
ないかと今でも思ってる。この3冊は死生観ばりばりでしたから。
【天動説の絵本】には漢字にわざわざルビをふってくれてまで。

【谷川俊太郎詩集】は詩集というより遊び歌。
全部は覚えていなくても、一文とかは覚えてたりして。

なずななのはななもないのばな

いるかいるかいるかいないかいないかいるか
よるならいるかねているいるかまたきてみるかゆめみているか

はかなんでばかはかなくなったなんまいだ

…この詩集のラストの詩のラストがこの「なんまいだ」。
幼心に恐怖を植えつけられたというかトラウマ。



【100万回生きたねこ】の作者である佐野洋子氏の訃報を知ったのが今さっき。
そして、谷川俊太郎氏と元夫婦だったことも今知った。

ご冥福をお祈り致します。

ナチ塾

2010年11月01日 00時00分45秒 | 自己カルト的
今度は、声優の野沢那智さんが亡くなられた記事が。
やはり代表作はもう自分内では【コブラ】以外に思い浮かばない。

人をくったような言い回しイントネーション野太い男のしたたかさ。
それらを持った野沢さんのコブラ。
もう今夜は泣く以外に無いですね。

むかーしの四半世紀くらい前の記事が面白く濃かった時代の
「暮らしの手帖」にて、野沢さんの薔薇塾というかナチ塾の
記事が載っていて。俳優として声で演技することについての葛藤や
後輩の育成などのことがいろいろ興味深く書いてあったのを覚えてる。
ただ、いつの号か判らないのでその内探し出します。

野沢那智さんの名前を知ったのもそこからだったと思う。

ご冥福をお祈り致します。