京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

腑に落ちない?

2011-01-18 10:52:52 | 妻!日記
今日の京都新聞に、「京都弁と岡山弁」フォーラム?開催の記事が載っていました。
そこに、岡山弁一覧表があって、懐かしく拝見しました。

広島も、福山あたりは昔の備後国、中世の吉備国にあたるので、
岡山と共通してる部分が多いんですよね。

聞き覚えのあるのは
「こけぇけぇ」(ここへ来い)
「ちいとばぁ」(少しばかり)
「ほたようるで」(調子に乗っているぞ)
「すけてぇてぇ」(載せておいて)
「でえれえがあ」(すごいじゃないか)
「ひゅうつけえ」(明かりをともせ)
など

あとは、
おまえ→おみゃー
あのなあ→あんにゃー

みゃーみゃーにゃーにゃー言うのが(他県もんが聞くとそう聞こえる)
吉備国の特徴でしょうか。
(といいつつ、私は安芸もんなので、詳しくは分かりませんが)

だので、

新しい朝のNHK連続ドラマ「てっぱん」が放映されるとき
あの、みゃーみゃーにゃーにゃーが聞ける!と思って
すごく楽しみにしていたのですが

あれは、どうみても安芸弁

こりゃ尾道でねーぞ、と、ちょっとがっかりしてしまいました。
(まあ、きっとそこまで手が回らなかったのでしょうが)

高校時代、ちょっとした講演会で
ネイテェブの尾道弁(しかも超なまり!)を聞いたことがあります。

福山弁とも、ちょっと違って
とにかくコテコテの尾道弁
どっちかというと名古屋弁みたいな訛りでした。

(そのおっさんがコテコテだったのか、「てっぱん」世代の若い子は安芸弁をしゃべるのか・・・
 真偽は定かではありませんが)

「てっぱん」を見ると、複雑な気分になる私



さて
前述の新聞記事には、備後国出身の父がよく言っていたフレーズも載っていました

「なんよんなら」(何を言ってるんだ)

ことあるごとに、言われていましたので
当然広島弁(安芸)と思っていましたが
もしかして、吉備なまりなのかな?
(てことは、同級生のお父さんとかは、ちょっと違うなまり?)
(いや、みんな、こうだったような気もするけど)

他府県で「わりゃ、なにようんなら」と言われた日には
誰もが振り向きますって

仁義なき戦いを彷彿させます


そうそう
ドラマでは、「ぶち~」(とても~)という方言が使われてますが
(私も、中学時代(安芸太田在住)までは、使ってましたが)
高校で、広島市内に引っ越してからは
みんな「ばり~」が常用語になってました。

これ式で言うと
「ちょームカつく」「ばり はがええ」です

広島弁の女の子は可愛い、と言われますが、
「ばりはがええ」は、ちょっと怖い?

みなさん、広島にお越しの際は、よく耳をすましてくださいね