京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

貴船~鞍馬ハイキング。

2011-10-11 08:29:31 | 妻!日記

5年生長男と同級生2人

それと3年生次男

年長の長女と一緒にハイキングに行きました。

 

大原から鞍馬間のバス

・・・オンシーズンの日祝日のみ、一日3便出ています。

非常にレアなバスに乗って行きました。

 

行きしは、鞍馬の手前の貴船口で降りて・・・

そこから、貴船神社手前の鞍馬山西門から鞍馬寺に登ることにしました。

ここから貴船神社までは、平たんなアスファルトの道

楽だが、何もなくて退屈な道

その間30分

いきなり長女に「疲れた」と言われ、

この先どうなるのか・・・あせりました。

こういう観光地らしい風景になると元気が出ますね。

ただし、ランチ平均ん千円の高級観光地です。

(不景気で多少チープになったのだろうか)

本当は貴船神社本殿と奥の院までじっくり観光していきたかったですが、

長女のローテンションにあせり、早々鞍馬山に入ることにしました。

お兄ちゃんたちは、先を競って登ってます。

頼むし、他のお客さんたちにぶつからんといてや~

と言う声も聞こえへんかったでしょうね~。

れっきとした観光地ですが、結構きつい坂・・・

トレッキングシューズ履いて来て良かった!

ハイテンションの兄ちゃん達に比べ・・・

しんどい・お腹すいた・なんか飲みたい

三拍子の長女・・・

あともうちょっとやで~

という、あまり考えのない掛け声を、真っ正直に信じて歩いてくれてるのが

唯一の救い・・・

距離がどんだけあるのか、よく分かってない私・・・

 

西門~魔王殿 573メートル

たった、の距離ですが、長く感じました。

良かった!ちゃんと着いて・・・

魔王殿で昼食。

バスで大原を出発したのが10:50

そこから平坦な道を30分ほど歩いて、

それから、あの急な坂道を歩きだしたのですから、すでにお腹が空いていただろうと思います。

おにぎりが美味しかったですね~

にしても

観光客の多いこと!

三連休とはいえ、この区間に、こんなに人が来るなんて!

パワースポットの評判のせいかな・・・

本当に人が多い!ビックリです。

昼食後、鞍馬寺に向かいました。

風情ある木の根道。

足を引っ掛けそうで、ちょっと怖いです。

僧正ガ谷不動堂

鞍馬天狗と牛若丸が出会ったとされる場所

ラストスパート

最後の大階段と言うところかな

で、登りきったところに大杉権現の社があり、

広い場所になってます。

ちょっとした公園のよう・・・

余談ですが、

長男は花粉症のため、春に鞍馬に行くと大変な目に遭います。

だから、行きたくても行けない

そうやって、何年も鞍馬に行く機会を逃していました。

何年ぶりの鞍馬かなあ。

鞍馬は、若かりし頃京都に出てきて、初めて観光したところ。

(いや~四条やったかもしれませんが)

いつ来ても、気持ちが落ち着きます。

ここからは下り坂

道も綺麗に整備されています。

参道らしいですね。

ご飯を食べたら、やけに元気になった長女

どういう風に吹きまわしか、一番競って走って行きました。

本堂の屋根が見えて来たら、がぜん元気が出ましたね。

振り回される大人は無口になってきた頃・・・

もう10回以上鞍馬に行ってるのに、鐘があることに初めて気が付きました。

慎重派の長男。

説明書きを読んでいるうちに、最後になってしまいました。

白ソックス・学校用・・・

今日も履くんかいな?と心の中で突っ込んでしまった。

本殿の境内でまったり休む子達。

水入らずで良い時間が過ごせました。

それにしても、人が多い。

まあ、いかにもいかにも、パワースポットだからね。

適度に町から近いし、

電車・ケーブル・ハイキングなど、行楽アイテムが揃っているし、良い憩いの場所です。

 

それ以上に、鞍馬に来ると・・・

この風景・香り、理屈抜きに鞍馬そのものという感じで、

すごく神妙な気持ちになります。

そういう場所だからこそ、信仰の対象となったのでしょうね。

鞍馬のこういう↑風景が大好きです。

京都に来たころの・・・志あふれたピュアな気持ちを思いだします。

石垣も立派だし・・

こういう風景は心躍りますね。

で、やっぱり、石垣が立派だ!

ここからは、ケーブルを使わず、徒歩で。

枕草子「近うて遠きもの」で有名なつづら折り。

下りといえども、膝の負担がすごいので嫌ですが、

こちらも、トレッキングシューズ履いて来て、正解でした。

ソールのクッションの威力を知ることに・・・

靴底もグリップが効いていて、砂利道でも滑らない!

観光道と舐めてかかったら、えらい目にあいますよ~

(今まで、散々えらい目に遭ってきたんで)

もうじき火祭りがおこなわれる由岐神社

よく考えたら、お寺の敷地内に神社があるのですね~

不思議だけど、日本らしいといえば日本らしいか。

ナイスビュ~ですね。

つづら折りの斜面に備え付ける工夫がすごいです。

こちらは、とても古い建物らしいから、

この石垣も相当古いんでしょうね。

 帰りは、仁王門出て、鞍馬駅前のバス停から帰りました。

鞍馬 15:25分発 大原行き

時間余るかと思いましたが、ちょうど良かったです。