きのうは休暇日だったので、
前々から気になっていた、本のお手入れをしました
どうも、この部屋(寝室)は湿気が多いようで、
本を置いておくと、ブックカバーの端が丸まって、めくれてきます
放っておくと、めくれたカバーが折れて、踏まれて、結局はゴミになったり・・・
そうして、カバーのなくなった本自体も古びてきて、魅力のない本になってきてしまいます
そうなる前に、カバーを本の本体にセロハンテープで貼って、止めてしまいます。
(本専用のテープやフィルムを使えばベストでしょうが・・・)
ここ1、2年、急激に本が増殖してしまったため、すべての本のカバーの貼り付けをするのは大変でした
↑ 気が付くと、「風雲児たち」が全巻そろっていた
そして、ネズミ算式に増える司馬遼太郎の小説
「竜馬がゆく」現在7巻を読んでいます。
こんな長編ものムリと思ってましたが、面白くて、どんどん読めてしまいました
水色の本、「花神」は幕末長州の輩出した天才軍師の村田蔵六(大村益次郎)の小説です。
早く読みたいです。
先日読み終えた「酔って候」という渋い名前の小説。
司馬遼太郎の短編集なのですが・・・
この中の「伊達の黒船」という短編がとても良かったです。
50ページくらいのお話ですけど、気持ちよく読めて、
もう一回読み直したくらい
幕末の宇和島藩で、村田蔵六とともに軍艦を作り上げた
ちょうちん張替え職人の嘉蔵のお話。
長崎の蒸気機関の専門家に「蒸気に関しては日本一だ」と言わしめたのに
身分が低いために、藩内では最低の処遇を受けています。
封建制度の愚かさと、
そんなこと何も考えてない、のんきな宇和島のお殿様・・・
最後、嘉蔵がもっと大きな規模の製造を求めると、
村田蔵六が「所詮はその家禄程度の藩なのだ」的なことを「ぶすり」と言う・・・
印象的なシーンがあります。
子供でも読めそうな分かりやすい構成で
この短編だけで、本を作ってほしいくらいです
そんなこんなで、どんどん増えた本
何年か前に・・・
増え続ける本を前に、「この際、家が本で埋もれてしまってもいいや」と
変な覚悟を決め、
子供にも、本だけは「邪魔になる」とか小言言わんと
買ってあげてます。
長男の楽しみは、ジュンク堂みたいなデーッカイ本屋で、
思う存分、読みたい本を探索することです
「好きな本、なんでも3冊」とか言って→分厚いハードカバー3冊の時は、
「マジか」と心の中で叫んでしまいますが、
本人の至福の表情を思いますと、断れませんね
寝室には、防災のため、極力大きなものは置かないようにしていますが、
天井までの高さの本棚が欲しいなあ・・・
あ~寝室じゃなくてもいいか~
どっか場所ないかなあ
場所がないので、結局自分のタンスとかを処分する羽目になるんでしょうかね~
乞うご期待です