京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

維新を感じる最中。

2012-09-25 17:19:01 | いろんな最中。

春のことでした

従妹から最中をもらいました。

広島八丁堀のみよしの

山陽・・・山陽道じゃなくて、江戸時代の学者・頼山陽のほう

掛け紙の絵は・・・

 山陽の代表的著書の日本外史

箱は

 山陽ファンにはたまらない外装です

中身も史実に忠実

 この箱、捨てられない

 

 味の方はすっかり忘れてしまいましたが、高級だったのは言うまでもないです・・・

「日本外史」

その名の通り、歴史書なのですが、幕末の尊王攘夷運動や勤皇思想に、多いに影響を与えたそうです。

当時の史学と言えば、中国史であり、日本史を扱った画期的な歴史書で、

尊王攘夷の総本山・水戸史学の影響を受けているのでしょう。(筆者も読者も)

「勢極まれば即ち変ず。変ずれば即ち成る」など、情熱的~

同時代の武士・漢文の読める者は、十中八九読んでいたらしい・・・

洛中の古本屋に行くと、日本外史が積み上げられてますよ~

 

頼山陽

広島藩士だったが、脱藩する。

歴史家・思想家・文人画家など、多才

陽明学者でもあり、大塩平八郎にも影響を与えた。

彼の育った邸跡が、私の高校のすぐ近くでしたが、当時まったく興味がなく、行ったことはないです。

晩年は、洛中で過ごし、お墓は円山。

ちょっとだけ親近感を覚えます


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