金粉
僕の体によく金粉がくっついていることがある。
大きさは直径が0,5mm位だが、たまには2mm位の大きいのもある。
いつ頃からこんな現象が起き出したのか、記憶は定かでないが、
30年ほどまえから、金粉が体表にあわられるのに気がついた。
大抵は掌に出るが、足の太ももに出たり、顔にくっついていたり、
胸に出たり、場所は不定である。
ところで僕だけかと言うとそうでもない。話をしている相手にも現れることがある。その場合はたいていは僕が見つける。
浄土宗総本山・京都にある知恩院の御影堂で音楽法要をして、和順会館で食事をしたときは、コーラスをした女性全員に出た。全員に出たというのはこれ一回きりだけど、あのときはみんなが驚いた。
富山市にあるお寺では金粉は常時でている。境内に祀ってある水子地蔵の首にかけられた赤いよだれかけに、いくつもの金粉がくっついて、手でかき集められるくらいある。この寺には何回かいったが、いつも地蔵さんの赤いよだれかけには、ぴかぴか光っていた。
この地蔵さんはインドのデカン高原から掘り起こされた石で彫られたもので、境内には5〇〇体は越えるだろう。寺の世話役さんに金粉現象の不思議について尋ねたら、毎度のことで慣れているためか、特別の解説もなく、金粉現象がごく当たり前のように「よく出ますよ」という一言でかたづけられた。
僕は金粉が珍しくソレをかき集めて貰ってきたことがある。そのときこれらの金粉をどうすればよいのか聞いたら、掌に薄くなるくらい集めて、枕の下に敷いて寝たら、御利益があるそうな。僕は実行してみたが、特段御利益めいたものは感じなかった。
こういう現象はあらゆる人々に生じている現象なのだろうか。人はそれに気がつくか着かないかと言う問題だろうか
、それともこういう現象は特別な人にのみ起こる現象なのか。
我が身に起こる事ながら、それが何故なのか、金粉とは一体どんな化学物質なのか。知りたいような知りたくないような気持ちで毎日暮らしている。
僕の体によく金粉がくっついていることがある。
大きさは直径が0,5mm位だが、たまには2mm位の大きいのもある。
いつ頃からこんな現象が起き出したのか、記憶は定かでないが、
30年ほどまえから、金粉が体表にあわられるのに気がついた。
大抵は掌に出るが、足の太ももに出たり、顔にくっついていたり、
胸に出たり、場所は不定である。
ところで僕だけかと言うとそうでもない。話をしている相手にも現れることがある。その場合はたいていは僕が見つける。
浄土宗総本山・京都にある知恩院の御影堂で音楽法要をして、和順会館で食事をしたときは、コーラスをした女性全員に出た。全員に出たというのはこれ一回きりだけど、あのときはみんなが驚いた。
富山市にあるお寺では金粉は常時でている。境内に祀ってある水子地蔵の首にかけられた赤いよだれかけに、いくつもの金粉がくっついて、手でかき集められるくらいある。この寺には何回かいったが、いつも地蔵さんの赤いよだれかけには、ぴかぴか光っていた。
この地蔵さんはインドのデカン高原から掘り起こされた石で彫られたもので、境内には5〇〇体は越えるだろう。寺の世話役さんに金粉現象の不思議について尋ねたら、毎度のことで慣れているためか、特別の解説もなく、金粉現象がごく当たり前のように「よく出ますよ」という一言でかたづけられた。
僕は金粉が珍しくソレをかき集めて貰ってきたことがある。そのときこれらの金粉をどうすればよいのか聞いたら、掌に薄くなるくらい集めて、枕の下に敷いて寝たら、御利益があるそうな。僕は実行してみたが、特段御利益めいたものは感じなかった。
こういう現象はあらゆる人々に生じている現象なのだろうか。人はそれに気がつくか着かないかと言う問題だろうか
、それともこういう現象は特別な人にのみ起こる現象なのか。
我が身に起こる事ながら、それが何故なのか、金粉とは一体どんな化学物質なのか。知りたいような知りたくないような気持ちで毎日暮らしている。