日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

橋下八策について

2012年01月31日 | Weblog
橋下八策について            12/01/30 5,672位 / 1,678,875ブログ中

橋本氏が提案したとき、その構想は、中身がすべて決まっているわけではないから、当時は絵に描いた餅的発想だとして、現状維持の案しか出せない対立候補がいた。そして、それをベースにして、大阪都構想に反対した学者ら評論家が多くいた。

大阪都構想は、最初は大枠だけ決まっていて、中身の詳細については、選挙で、大阪府市民の賛同を得てから、実現可能な案によって、その中身を詰めていくという事しかありえなかったのだろう。

彼は当選するや否や、その中身をどんどん実行している。そういう現実を見てみると、彼の提案・大阪都構想に付いての不安は、徐々に解消されてきている。
だから、大枠だけの提案の大阪都構想はこれでよかったのだ。

戦後60年を越えて、内外情勢の激動によって、国内事情も大きく変わっているにもかかわらず、それに対応が出来ないで、ドンドン衰退して行っている日本国をここでもう一度見つめ直し、改めるべきは改めることによって、日本再生を図ろうとする、船中八策ならぬ橋本八策を立案中だという。私は大いに歓迎したい。

参考
せんちゅうはっさく1 【船中八策】
1867 年、坂本竜馬が上京の船中で後藤象二郎に示した八か条の新国家構想。大政奉還・議会設置・大典制定・海軍拡張・諸外国との国交樹立など。大政奉還は土佐藩の建白により実現、以下は五か条の誓文および新政府に受け継がれる。




自民党は何をしているのだ

2012年01月30日 | Weblog
自民党は何をしているのだ 5,541位 / 1,678,538ブログ中

税と社会保障の一体改革についての論戦が始まった。自民党のトップリーダー谷垣氏は、マニフエスト違反だから解散だと言う。
これを言う前にせめて解散後の青写真を国民の前に提示したらどうだ。
マニフエスト違反、解散ばかり叫んで 何が生まれるのか。

どうして国民が今何を望んでいるかに対して応えないのだろう。彼に言われなくても民主党が政権担当能力の無い政党だと言うことを国民は知っている。
これじゃ自民党が復活する訳が無い。古い体質の自民党が現代も通用するとでも思っているのだろうか。そうだとすればアナクロも甚だしい。
各種の世論調査を見れば、この事ははっきりしている。
日本の国をどうすれば良いのか。日本の国家システムを作り直さなくてはこの国はもたない所まで来ている。

日本国家がじり貧になると指摘しているのは橋下大阪市長だけだとしたら、自民党は不要である。勿論民主党も。公明党も。既成政党は役割を果たしていないから、不要だろう。

三月に立ち上げるという石原新党に希望を託すほかは無いのか。この歯がゆさを谷垣よ。知るが良い。もう遅いけどな-。人材が豊富だと思われる自民党がどうして橋下大阪市長クラスの事を思いつかないのか。考えないのか。丸で話にならない。

消費税問題について思う

2012年01月29日 | Weblog

消費税問題について思う 順位: 8,037位 / 1,678,200ブログ中

借金を作ったのは、国民(馬鹿な政治家に責任おおありだ)だから
国民が支払うのは当然である。
5%を10%にアップしてみても、借金返済にはならない。現状維持の社会保障費をまかなうにも足が出る。

15%への引き上げを=消費税でIMF幹部はこのように提案している。現状のシステムを変えない限り、17%論も出てくる。
そこでこの負担を乗り切る方法は無いものか。とドラスチックに大変革
中央官僚システムを別なものにしてみたらどうだろう。と言う考えが浮かぶ。それをやってどういう結果になるのか。詰めてないから判らないが、今ま新聞で目にした考え方をつなぎ合わせてみると、大改革を除いては、展望が開けない。

その様は、大阪都構想が浮上したときの様なカオスである。真剣に取り組めば、カオスがだんだんと輪郭をはっきりしてくる状態になる。
現行の国家統治システムを維持する限り、消費税は30%位上げないと借金返済までまわららないのではないか。そうすれば弱者に耐えきれない負担がのしかかることになる。ものすごい耐乏生活を切り抜けないと実現は不可能だ。ハイパーインフレでも起こして、終戦直後(昭和二十年ころ)の悲惨な状態をもう一度全国民が体験することになろう。
世界第二と言われた経済大国日本の裏面にはこのような悲惨な状況が隠されていた。






15%への引き上げを=消費税でIMF幹部


 【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のガーソン財政局次長は24日、世界経済見通しに関する記者会見で、「日本は消費税を15%まで引き上げる必要がある」との認識を示した。ガーソン氏は会見終了後、消費税引き上げ時期については「経済情勢を見ながら段階的に上げるべきだ」と述べるにとどめる一方、15%という水準は「国際的には高率ではない」と話した。
 IMFは同日発表した財政報告で、日本の公的債務残高を安定的に減らしていくためには、政府が目指す2015年までの消費税の10%への引き上げだけでは不十分だと指摘した。 

僕的政党・政治家の通信簿

2012年01月28日 | Weblog
僕的政党・政治家の通信簿 順位: 6,830位 / 1,677,841ブログ中

自民党。谷垣・石原共に駄目。人物の器量が小さすぎる。市会議員クラスだ
とても国政を任せることが出来るような器では無い。
自民党で注目してるのは石破氏だけだ。国民感情に近いことを言うので説得力がある。

民主党。人材不足もいいところ。政権担当能力は無い。
前原 に注目していたが、彼は勇ましいラッパを吹くばかりで結果を出せない方言居士だ。
鳩山は 宇宙人か。彼が首相だなんて空恐ろしい
小沢  震災の時は冬ごもりして、天下国家のことばかり考えているだと。ちゃんちゃらおかしい。
野田総理  誠実で立派な人物だろうが、難局を乗り越える力があるだろうか。誰か他の人と組めば良いのと違うか。
枝野 筋を通すところが気に入っている。彼の主張が国民感情に一番近いのでは無いか。今回の放射能汚染石ではつまずいているが、、

公明党 二股膏薬政党、国家のことを考える前に党の事しか考えていない
坂口厚生大臣が年金百年プランのペテン。官僚に踊らされてラッパ吹いただけ。中味は何も無かった。
山口 雲の流れを見ながら、巧妙に二股膏薬を演じてる

みんなの党  党首がヒステリックすぎる。
大阪維新の会。リーダーの橋下は責任をとる民主主義を唱える。
橋下を除いては評価外だが。彼の言うことは既成政党の
枠を越えて、ひょっとしたら日本を変えてくれるかも知れないという期待を抱かせてくれる。中味検討の時間さえも与えずに実行したり、テーブルに載せたりする事を見ていると頼もしい感じがする。
選挙があるならば、維新の会に投票したい。

遠藤未希さんと斉藤さん7-21

2012年01月27日 | Weblog
遠藤未希さんと斉藤さん 順位: 8,497位 / 1,677,454ブログ中

東北大災害で、お二人は命を失われた。 遠藤さんは役場の職員として、大津波来襲を叫び続け、斉藤さんは研修に来ていた中国人女性二十名を高台に避難させ、自分は会社のほうへおりて行かれ、津波に襲われて一命をおとされた。二人に共通しているのは、自分の命を犠牲にして、他者の命を救った事である。この報道を聞いて涙を流したのは、おそらく僕ひとりじゃあるまい。
ともすれば自分さえ良ければ良いと言う現代の風潮の中で、おふたりの自己犠牲的行動は、いくら称賛してもしすぎることは無い。
このような崇高な行動は歴史に刻まれて、時を越えて人々がこの美挙に触れるとき、人の胸を打つだろう。

現に中国人女性達が帰国してこの報道が伝えられた時、中国のネット上では称賛の声が数多く流れたという。
中国政府も温首相が来日して、被災地に出向き、花を供え祈りを捧げた。
この度遠藤さんの事が道徳の教科書に取り上げられた。誠に心温まるニュースである。職務柄当然のこととは言え、こんな事を行える人が何人いるだろうか。
いま目に付いた報道だけを取り上げたが、役場や消防や警察などの職員で自己犠牲によって人命救助をされた方も多いのでは無いか。そして未だに行方不明の方も。数多くのそのような尊い自己犠牲をされた御霊にたいし、心から鎮魂の誠を捧げたい。そしてこのような事実が全国の学校現場で実践道徳として学ばれること願ってやまない。

参考文献
宮城県南三陸町の防災対策庁舎から防災無線で町民に避難を呼び掛け続け、津波の犠牲になった町職員遠藤未希さん=当時(24)=が埼玉県の公立学校で4月から使われる道徳の教材に載ることが26日、分かった。
埼玉県教育局によると、教材は東日本大震災を受けて同県が独自に作成。公立の小中高約1250校で使われる。遠藤さんを紹介する文章は「天使の声」というタイトル。遠藤さんが上司の男性と一緒に「早く、早く、早く高台に逃げてください」などと必死で叫び続ける様子が描かれ、「あの時の女性の声で無我夢中で高台に逃げた」と語る町民の声を紹介している。教材ではほかにも、埼玉県深谷市出身で津波に流される車から市民を救出した岩手県釜石市の男性職員の話などが掲載される予定。













原発教育

2012年01月26日 | Weblog
原発教育 順位: 8,413位 / 1,677,147ブログ中

福島事故後も原子・エネルギー教育支援事業交付金が文科省から交付されているが、県民感情や保護者の理解を得られないとして、受け取り辞退の自治体が出ているという。
交付金は3割以上を原子力関連に使うことを条件にしているらしいが、原子力発電量は1割程度に落ちている。

放射線の正しい知識を普及し風評被害を払拭する必要があると文科省は言うが、今原子力エネルギー教育が必要としているのは、原発事故以前に教育した誤りを訂正する教育ではないのか。
原発の危険性を教えるならともかくも、3,1億円もの金を交付する必要があるのか。
放射線の正しい知識を普及し、、とあるが天然から受ける放射線量以外は人間に対して、何らかの悪影響を及ぼすというのが、一般常識になっている。

風評被害払拭とあるが、無知から風評被害が起こると言うより、これは感情によって引き起こされるから、教育では及ばないところがある。
今回のがれきの処理や受け入れにあらわれた人間の心理は金を使って教育出来るようなものではない。
原子力・エネルギー教育支援事業交付金のあり方は再考すべきである。
僕は廃止でうかせたお金を、有効な方面に使うことを望む。本音を言えば
1000兆円の借金をしいる身で、こんな余裕がよくもあるものだとあきれてる。前例にこだわるバカな役人が多すぎる。時代の移り変わりが全然理解できていない。こんな事に金を使われてたまるか。

アウトローの扱い

2012年01月25日 | Weblog
アウトローの扱い 12/01/24 順位: 6,489位 / 1,676,823ブログ中

山口組の田岡会長の発言だと記憶しているが、
いつの時代でもどこでも社会からドロップアウトする人間が居るものだ。
それを誰が受け入れるのか。おそらくわれわれの組織しかないだろう。我々が手を引いたら、いったい誰が彼らを受け入れるのか。

考えさせられる問題提起である。

一般社会ではドロップアウトした人間を受け入れるどころか、排除することに熱心だ。
だから、ドロップアウト人間の問題は、「彼らが悪い」と切って捨てるか、社会で教育すればよいとか、取り締まりを強化し、厳罰でのぞめば良いという理屈をいう。

しかしそれらの理屈は現実的であろうか。ほとんど実効性はないだろう。
やはり、その規則を守る組織や団体に受け入れてもらって、教育するという方法しかないのではなかろうか。

今の暴力団に清水次郎長のような役割を果たしてもらえるならば、それもアリかなと思うけれども、具体的な扱いとしては、自衛隊の中に特殊教育隊を組織し、その中で、心身を鍛え直す。あるいは、警察組織の中にアウトロー専門の特殊教育部署を作るのもいいかもしれない。

いずれにせよ、アウトローをそのまま社会に放つことは、百害がある。
自己統制力や自浄能力ない人間だから、かなり強制的な力を加えて教育訓練して社会に戻すというのが現実策ではあるまいが。
今の少年院矯教育は収容者の3,4割りが舞い戻りでは、効率的なシステムや体制が取れていないように思う。

この際虞犯少年や犯罪少年の根性鍛え直すと言うことを第一目標に掲げて、やくざ組織の鉄壁の規則援用した様な規則の中で、手荒な管理教育プログラムを施して根性を焼き直すのも方法だ。社会全体が緩んでいるからアウトロー達に甘い風潮だが、社会の秩序を保ち、市民の安全を確保するためには、避けて通れない事だと思う。

軍配はどちらに?

2012年01月24日 | Weblog

軍配はどちらに? 7,784位 / 1,676,474ブログ中

大河ドラマ平清盛に付いてNHK・制作側と視聴者が対立した意見を持っている。
兵庫県の井戸知事は画面が鮮やかでなく汚いと指摘した。
これに対して制作側は、時代考証によると、このように画面が暗くなるのだと反論。
制作者の言い分と視聴者の言い分が対立。
僕は制作者の言い分はおかしいと思う。

専門家がどれほど時代考証を云々しても、見る方が薄暗くて見にくいと言う不快感を感じればチャンネルを他の番組にあわすだろう。つまりその番組は見ない。
制作者がそれでいいというなら、それは思い上がりだろう。一体このドラマは誰のために作っているのか。見る人があってこそのドラマである。どんなに芸術的作品であろうとも、客がそっぽ向くようなドラマを、視聴者の費用負担で作って、その点を見ないお前が悪いのだと言う発想は、何を尊大ぶっているのだと反感を買う。

画面が薄暗くて見つらいと言う指摘はその通りだ。妥当だ。井戸知事もその点だけを指摘していて、ドラマの構成やら、進行やら時代考証については、専門家に委ねている。この問題は視聴者の視点という所に焦点を絞れば井戸知事の説に軍配が上がろう。

序でに言うならば清盛役に扮した松山が、「頑張ります」とは、何をとぼけたことを言っているのだと失笑した。場違いなこと甚だしい。誰も君の演技など問題にしていないのだ。この論争は画面の明度の問題だけである。

死刑制度の論議こそ職責だ」に反論

2012年01月23日 | Weblog
死刑制度の論議こそ職責だ」に反論 順位: 6,042位 / 1,676,086ブログ中

朝日新聞の声欄に載った意見について に反論する。
1,小川法相が執行すると明言。執行を法相の職責とも語り、、、
法治国家の法相が現行法に則って執行するのにどんな疑義があるのだろうか。 死刑制度を国民の85%が支持しているというのに。
法律で決められたことを守らない法相こそ間違いを犯しているのだ。
職務不履行の無責任者だ。
2,法相の職責とは何なのであろう。死刑を粛々と執行することだろうか、、、
法律で定められた職務の一つで執行は当然だ。

3,先の法相らが残した死刑論議に議論を進めていく役割はどこへ行ってしまったのであろうか。、、、
問題提起はあっても議論を進めていく等という職務は無いはずだ
4,死刑廃止の国が増えている世界の潮流をにらんだ上で論議を深めていくことが法相の職責だと思う。、、、
世界の潮流だからそれに習えとでも言うのか。死刑をそんな次元でとらえていいものか。お宅に聞きたい。
1,恣意的に人命を奪った人間には、社会正義の観点から見て、命で償わせる以外にほかはないと思うが。どういう理由で論議を深めるのか。
2,死刑が残酷だという意見もあるが、何の罪も落ち度もなく殺された被害者の惨状は死刑の残酷さ以上のものがあるという現実を踏まえて、発言しているのか。
3,死刑論議を深めていったい何をしようというのだ。
殺人それも2人以上殺した人間には、社会正義の鉄槌が下っても当然だと思うが。殺人犯を死刑にしないなら、無期刑だというのだろうが、、、、。費用は誰が負担するのか。殺人事件を起こしたら、警察にはじまって裁判、拘置、遺族あるいは犯人の一族などに、どれほど大きな迷惑がかるか、また 一方で莫大な費用が発生するが、計算したら、お宅のような軽々しい主張は出来ないはずだと僕は思う。

原発国家女性懐柔策

2012年01月22日 | Weblog

原発国家女性懐柔策

朝日新聞に原発国家女性懐柔策という記事が載った。気になった部分を1,2,取り上げて、それにたいする自分の意見を書いてみたい。

1,ある原子力委員を務めた委員の発言
「女性は理論的に話しても分からないし。純情そのもので 子供を守ろうというようなことだけだから。かえって怖い」
おたずねしたい。
原子力の安全を説いても女性は情緒的な反応しかしない。
とあなたはいいたいのかもしれないが、今回の事故を見て、理論が間違っていたことは証明されたわけだ。つまり究極において、コントロールがきかない原子力はどのような理論を使っても、安全の保証は得られないものであることが証明さた。だとすれば君のいう科学的理論は間違っていたわけだ。
間違った原子力理論を科学的という名の下に押しつけていいものか。
僕はここに原子力を安全だとした科学者の未熟さと思い上がりを見る。

現段階では完全にコントロールできない危険な原子力を利用するに当たっては、情緒的に反応したところで何ら間違っていない。女性を説得する科学理論の安全性が間違っているのだから。女性の情緒的反応の方が結果的に正しかったのである。本能的危機感知直感力の情緒が正しかったのだ。

2,女性初の原子力委員になった。k女史。はじめは原発に懐疑的だったが勉強を重ねるうちに
「資源のない日本には自己完結型の原子力エネルギーが必要だと考えが変わった。」という。
そこで僕は質問する。
原発反対から勉強して賛成に回り、そしていまはどうなんですか。今も原発賛成ですか。それとも考えは変わったのですか。
考えが変わったのなら、あなたは勉強をして賛成に回った勉強自体が原子力のすべてをカヴァーしていなかったことになりますね。結果からいえばマスコミであなたが主張していたことは皆間違っていたのです。
今も原子力利用に賛成だというなら、国民の安全をどのように確保するのか教えていただきたい。国民の安全は原子力利用よりも何倍も大切だから。



電気料金値上げ

2012年01月21日 | Weblog
電気料金値上げ 順位: 7,904位 / 1,675,324ブログ中

東電は企業向け、家庭向け両方の電気料金値上げを発表した。
これに対して経産大臣の枝野氏が東電の値上げは簡単に認められないと言明した。

物事には筋やら順序というものがある。東電はつぶれるから値上げをするという。僕にはこういう論理が判らない。

値上げをせざる得ない原因を作ったのは一体誰なのか。そこの所を考えると値上げを口にする前に、斯く斯く然々の合理化をした。と言う実績を国民の前に開示して、それでもこれだけ足りないから、こういう状況の下で値上げをお願いしたいと、協力をお願いするのが筋だ。一方的に値上げしたいとは何と不遜な言いぐさだ。

東電が会社として存続していくためには、これだけの金が掛かるからそれを負担しろと言われたって誰も納得しない。値上げを要請するなら、できるだけ多くの人が、やむを得ない値上げだと思えるようなお願いの仕方がある。
はっきりいっておくが、何も東電1社だけが電力会社では無い。つぶれたところで代替できる会社はいくらでもある、新規参入を募集すればいくらでも応募者がある。旧態依然の発想しか持ち合わせていない1社独占体制は解体されるべきものである。発電送電の分離、原子力に替わるガスタービン発電。
この値上げ要請が脱原発、1社独占体制の破壊の道筋を付ける事になれば良いと思う。値上げ表明から感じられることは、相変わらず殿様商売の発想だという不快感だけである。

総理補佐官は企業経営者

2012年01月20日 | Weblog
総理補佐官は企業経営者

国は経営体であるから当然経営者がいなくてはならない。
1,3兆円のお金が塩漬けになっているという話。普通の企業経営者であれば、多額の金を塩漬けにするだろうが。誰かに指摘されるまでも無くその金の有効活用を図った事だろう。
一体国全体のマネーフローはどこの官庁が司っているのであろうか。担当部署から、塩漬けの話は出てこなかったのであろうか。
会計検査院が指摘するまでも無く、こんな時節だからお金には目を光らせていてもいいのだがと僕は思う。 もっとつっこんで言うならば民間で言うところの経営者が不在なのである。

政治改革も行政改革も必要だが、何よりも必要なことは、総理の補佐官は日本国を経営していく経営者感覚では無かろうか。
だとすれば、政治家だの実力者だのという前に大企業中小企業を含めて金のわらじをはいてでも、国家の経営プロを探す方が良いし、目下それが急務では無かろうか。経営の神様と言われた、松下幸之助がいたらなんと言うただろうか。

黒田如水に憧れる

2012年01月19日 | Weblog
黒田如水に憧れる

黒田官兵衛については、男のロマンとして、夢中で彼の生き方を学んだ。
戦国最強の武将でありながら、二番手で秀吉に天下を取らせてからは
さっと隠居する。時に44歳。それから福岡で人生を楽しんで59歳で
世を去る。
辞世の句「思い残す言の葉なくて、我が行く道は、なるに任せて」
果たして何人の人がこういう心境になって、この世を去ることがで
きるのか。

僕の今までの人生と比較した場合、人生の深みが違う。人生の深海で、または宇宙の果てまで人生を追いかけた人の味わい深さがある。
どのようにしたらこのような心境に成れるのか。
やはり歴史上の人物。英雄としての資質が生まれながらにして備わっていたのか。それとも自分の力で切り開いた人生の断章なのだろうか。

思い残す言葉がないというほど、自分の人生をひたむきに走った人が
いったい何人いるだろうか。
思い残す事がないほど、精一杯生きた人が何人いるだろうか。
この世で十分生きたから、次の世は、仏しだいだと彼は言う。
地獄・極楽は関係ないのだ。さすが如水だと思う。戦国の明日もしれない
時代に生きた人だから、かえって腹が据わっていたのかもしれない。
できればこういう生き方をしたい。

自分の人生を振り返ってみると後悔や愚痴の山である。おなじく人として、この世に送り出されていながら、天と地ほどの違いの人生だ。だからいつまでも、男のロマンとして、彼に憧れを持つのだ。ご同輩諸君。如何?。おぬしの感想を聞きたい


国民をなめている

2012年01月18日 | Weblog
国民をなめている 順位: 6,988位 / 1,674,135ブログ中

政府が骨身を削る徹底した合理化を実施して、その実績を示した上で,また国民がその実績を見たうえで、消費税10%のUPをお願いするというのなら話は分かるけど、まず先に消費税UPありきでは誰も納得しない。

おなじことが東電についても言える。値上げを言う前にどれだけ身を削って合理化したのか、国民に判るように、また値上げもやむを得ないと納得するように、実績でもって示せと言いたい。それを明らかにせず17%の値上げを提案するというのは、全く国民をなめた話である。

政府にしても、東電にしても、自分達にとって都合の良いような事を先に言う。本当にばかげた話である。人を説得するのはどうすれば良いのか。1から考えて出直せ。そんなこともわからないで、何がUPだ。非常識も甚だしい。

阪神淡路大震災につて思い出すこと

2012年01月17日 | Weblog
阪神淡路大震災につて思い出すこと 順位: 8,459位 / 1,673,790ブログ中

1993年に亡くなった母の3回忌を鎌倉で済ませて、夜の飛行機で関西空港についたのは、21時を過ぎていた。家に着いたら11時も廻っていた。よく17日午前5時46分に大地震が発生した。僕が住んでいる所は震源から南に大部それていたので、震度は4であった。関西でこんなに揺れるのだから、さぞかし関東では揺れたことだろうと、思いは東京にいる親類にむかって走った。
ところが地震は淡路島から宝塚方面に走り抜けて、神戸市内は見るも無惨は震災状況を呈した。高速道路は倒れるし、阪神電車は車庫の電車まで脱線するし、大災害であった。家は火災で燃えて圧死、焼死者など6400余人にのぼった。それはそれは大惨事だった。
こんな大規模な災害は終戦以来ではないか。そう思った。
 こんな時何をすれば良いか、一瞬頭にひらめいたのが、鎮魂曲の作曲だった。4楽章の組曲用の作詞をし、続いて作曲のスケッチを描いた。
特に第三楽章の鎮魂の章では白い水仙というタイトルにした。皇后陛下が皇居から持参された水仙である。見舞いに持ってこられた皇后陛下の心のやさしさが、僕の胸を打った。
あーあー、逝きし人々よ。
呼べど叫べどこだま空しく、今は帰らぬ人々の御霊に捧げて、
あーあー祈るのみ あーあー祈るのみ 、、、、、。
と書いてモルで作曲して鎮魂の情を精一杯表した。
 この企画を祭壇にお供えしようという僕の思いとは裏腹に、鎮魂曲は外国のレクイエムを使うという。ド素人はこの程度のことしか考えないのかと、馬鹿馬鹿しくなり、計画は一切取りやめにした。
作詞は完成したが、作曲はスケッチのままで楽譜帳に差し込んだままである。今回の東日本大震災に際しても、心の底から湧き上げる悲しみと慰霊の誠を作詞作曲したが、これもそのままになっている。これはある意味仕方が無いとも思う。イントロの部分のピアノが大津波の来襲を思い出させるような、リアルな描写にしたからだ。鍵盤の最低音から最高音までを使って激しく駆け上り駆け下りて、それからしーんと静まりかえって歌が始まる構成にした。これを聴いた被災者はどう思うだろうかと考えたとき、公表することは、はばかられた。お供えするのは十年後で良いと今は考えている。そんなわけで鎮魂曲は死者の魂にむかって作曲したものの、未だに楽譜やCDになって僕の手元にある。