ケバとマロがストーブをはさんでゴロゴロしていた。今日は大寒だもんな~と軽く考えていたのだけど、よく考えるとマロは出したご飯にほとんど口をつけた形跡がない。日曜日はあっという間に尿の量が普通に戻ってきていたので安心してたけど、昨晩はやや少なめ、本日ゼロ。
ご飯食べさせないと元気が出ないだろうと思い、次から次にいろんなものを出してみた。大好物を出しても口をつけない。「これでもかぁ~」とおやつ用のウェットフードを差し出したら、匂いをかいだだけで胃液でも吐きそうなのか?と思うようなしぐさをとる。「マロ、どうしたの?」と顔を覗き込んでも朦朧とした感じ。むむ、なにかが変。
あわてて「今日は主治医の先生がお休みの日とは知っているのですが・・・」とアニホスに電話し、様子を伝えた。電話の向こうで先生は元気のない理由が膀胱が一杯でも排尿できないからなのか、併発した病気のせいなのか、抗生剤のせいなのか、判別が付かないからつれてきてくださいと言う。あわてて嫌がるマロをバックに押し込んでタクシー拾ってアニホスへ。
平日の昼間だったせいかかなり空いていて、主治医ではないものの担当してくださった先生がゆっくり時間をとって対応してくださった。
とりあえず採血。助手さんと私でマロを押さえて、先生が採血。その間いろいろと話してくださった内容をまとめるとこんなかんじ。体内にある間は尿路は比較的太いのだけど、雄猫としてのシンボルに入ると尿路が極端に細くなる。そのため今回みたいに尿路結石ができると排尿困難になる。結石を起こすたび尿路は肥厚するからさらに詰まりやすくなる。「当クリニックでは膀胱炎ではなく尿路結石という今回のマロちゃんみたいな状況を3回経験したら、尿路を拡大する手術を受けるよう飼い主さんと相談することにしています」とおっしゃった。
尿路を拡大って?と聞くと、要はシンボルを切ってしまうってことらしい。良い点は開腹手術にはならないこと、悪い点は入院が7日間くらい必要になっちゃうこと。尿路を拡大して細菌感染のリスクが高まらないのか?という私の問いに「ぶっちゃけ、排尿だけに限って言えば雌の猫ちゃんみたいになるってことですから、大丈夫です」。
ってことは、マロさん去勢されたのみならず性転換手術までも受けるの巻きになるってことか?いくらなんでもそりゃ可哀想じゃないのか?退院直後またケバから「アンタ誰よ攻撃」にさらされると哀れじゃ。でもそれで今回みたいに突然始まる不調から開放され、その間あたしが出張していて発見が遅れて大事に到ることを防ぐためなら止む無しか?だったら連れて来たついでにバッサリいっちまうか?頭の中を色んな案が浮かんでは消える。
思わず「血液検査の結果が出る間、主人と連絡とって相談しますけど、検査結果によっては手術のアポ取ったほうがいいんでしょうか?」と聞いてみた。先生(男性)は「では手術前検査をかねてレントゲンもとって、今回の不調の原因を究明しましょう」「猫ちゃんの去勢手術も含めて、この種の手術にはおと~さんが抵抗される場合が多いですから、じっくり話されたほうがいいですよ」と答えて、マロをバッグに入れてレントゲン室に消えていった。
血液検査の速報結果では細菌感染なし、でも濃度が高すぎる(飲まず食わずじゃしょうがないよね)ので、皮下点滴注射が必要とされた。レントゲン検査ではシンボル中の尿路に石灰化が見られる以外、各種臓物は問題なし。で飲まず食わずだから膀胱も小さく空っぽ。
結果を説明し終わって、先生はマロのカルテをあたしに見せながら「っていうことは、前回退院後も同じ薬を処方していて、マロが元気がなく食欲不振だと電話で相談されてますから、抗生剤が合わなかったため気持ち悪くて食べ物が喉を通らないと推測されます。薬、やめましょう」とおっしゃった。私が心配してかけた電話の内容もカルテに記録されているんだ~、いい病院だぁ~とやや感動した。
血液検査の詳しい結果は明日の夕方判明する。明日は主治医の先生が出勤されるので、通常の診察時間が終わったら電話する予定。今晩は主人とマロのことについて家族会議じゃ。
再びドタバタしたあたしの数少ない平日の休日。今日でよかったという思いと、なんでいつもこ~ゆ~めぐり合わせなのか?という思いで頭は一杯。先生に「どうしてあたしばっかり、マロを袋に詰め込んで病院に連れてくる役回り、苦い薬を無理やり飲ませる役回りなんでしょうか、不公平ですよね~」と愚痴ったら、「お母さんとはそういうものです。猫も自分のことをよく気付いてくれるのが誰かを分かっていて調子悪くなりますから」と励ましてもらった。いい病院だなぁ~と再び感動した(笑)。
マロは少しずつ元気を取り戻してるみたい、さっきようやく大好物のササミのフレークを食べた。ケバは「マロさぁ、なんか変じゃなぁ~い?」ってあたしに教えようと、珍しくあたしのひざの上に乗って肘に顔を預けている。主人はようやく帰路に着いたらしい。キミたちにとって一番いい結果になるように、シモベ会議開催しますよ~ん。
しかし、今日は検査が二つあったので全部で1万8千円だった。タクシーで往復するとそれだけで5千円弱必要。この調子だと当分和可奈に行けそうにない。定額給付金、配るならさっさと下さい(爆)!
ご飯食べさせないと元気が出ないだろうと思い、次から次にいろんなものを出してみた。大好物を出しても口をつけない。「これでもかぁ~」とおやつ用のウェットフードを差し出したら、匂いをかいだだけで胃液でも吐きそうなのか?と思うようなしぐさをとる。「マロ、どうしたの?」と顔を覗き込んでも朦朧とした感じ。むむ、なにかが変。
あわてて「今日は主治医の先生がお休みの日とは知っているのですが・・・」とアニホスに電話し、様子を伝えた。電話の向こうで先生は元気のない理由が膀胱が一杯でも排尿できないからなのか、併発した病気のせいなのか、抗生剤のせいなのか、判別が付かないからつれてきてくださいと言う。あわてて嫌がるマロをバックに押し込んでタクシー拾ってアニホスへ。
平日の昼間だったせいかかなり空いていて、主治医ではないものの担当してくださった先生がゆっくり時間をとって対応してくださった。
とりあえず採血。助手さんと私でマロを押さえて、先生が採血。その間いろいろと話してくださった内容をまとめるとこんなかんじ。体内にある間は尿路は比較的太いのだけど、雄猫としてのシンボルに入ると尿路が極端に細くなる。そのため今回みたいに尿路結石ができると排尿困難になる。結石を起こすたび尿路は肥厚するからさらに詰まりやすくなる。「当クリニックでは膀胱炎ではなく尿路結石という今回のマロちゃんみたいな状況を3回経験したら、尿路を拡大する手術を受けるよう飼い主さんと相談することにしています」とおっしゃった。
尿路を拡大って?と聞くと、要はシンボルを切ってしまうってことらしい。良い点は開腹手術にはならないこと、悪い点は入院が7日間くらい必要になっちゃうこと。尿路を拡大して細菌感染のリスクが高まらないのか?という私の問いに「ぶっちゃけ、排尿だけに限って言えば雌の猫ちゃんみたいになるってことですから、大丈夫です」。
ってことは、マロさん去勢されたのみならず性転換手術までも受けるの巻きになるってことか?いくらなんでもそりゃ可哀想じゃないのか?退院直後またケバから「アンタ誰よ攻撃」にさらされると哀れじゃ。でもそれで今回みたいに突然始まる不調から開放され、その間あたしが出張していて発見が遅れて大事に到ることを防ぐためなら止む無しか?だったら連れて来たついでにバッサリいっちまうか?頭の中を色んな案が浮かんでは消える。
思わず「血液検査の結果が出る間、主人と連絡とって相談しますけど、検査結果によっては手術のアポ取ったほうがいいんでしょうか?」と聞いてみた。先生(男性)は「では手術前検査をかねてレントゲンもとって、今回の不調の原因を究明しましょう」「猫ちゃんの去勢手術も含めて、この種の手術にはおと~さんが抵抗される場合が多いですから、じっくり話されたほうがいいですよ」と答えて、マロをバッグに入れてレントゲン室に消えていった。
血液検査の速報結果では細菌感染なし、でも濃度が高すぎる(飲まず食わずじゃしょうがないよね)ので、皮下点滴注射が必要とされた。レントゲン検査ではシンボル中の尿路に石灰化が見られる以外、各種臓物は問題なし。で飲まず食わずだから膀胱も小さく空っぽ。
結果を説明し終わって、先生はマロのカルテをあたしに見せながら「っていうことは、前回退院後も同じ薬を処方していて、マロが元気がなく食欲不振だと電話で相談されてますから、抗生剤が合わなかったため気持ち悪くて食べ物が喉を通らないと推測されます。薬、やめましょう」とおっしゃった。私が心配してかけた電話の内容もカルテに記録されているんだ~、いい病院だぁ~とやや感動した。
血液検査の詳しい結果は明日の夕方判明する。明日は主治医の先生が出勤されるので、通常の診察時間が終わったら電話する予定。今晩は主人とマロのことについて家族会議じゃ。
再びドタバタしたあたしの数少ない平日の休日。今日でよかったという思いと、なんでいつもこ~ゆ~めぐり合わせなのか?という思いで頭は一杯。先生に「どうしてあたしばっかり、マロを袋に詰め込んで病院に連れてくる役回り、苦い薬を無理やり飲ませる役回りなんでしょうか、不公平ですよね~」と愚痴ったら、「お母さんとはそういうものです。猫も自分のことをよく気付いてくれるのが誰かを分かっていて調子悪くなりますから」と励ましてもらった。いい病院だなぁ~と再び感動した(笑)。
マロは少しずつ元気を取り戻してるみたい、さっきようやく大好物のササミのフレークを食べた。ケバは「マロさぁ、なんか変じゃなぁ~い?」ってあたしに教えようと、珍しくあたしのひざの上に乗って肘に顔を預けている。主人はようやく帰路に着いたらしい。キミたちにとって一番いい結果になるように、シモベ会議開催しますよ~ん。
しかし、今日は検査が二つあったので全部で1万8千円だった。タクシーで往復するとそれだけで5千円弱必要。この調子だと当分和可奈に行けそうにない。定額給付金、配るならさっさと下さい(爆)!
リンの症状と全く同じです。シンボルを切って閉じ、尿道の別ルートを作りました。
術後は順調で今に至ってますが、あれ以来庇護しなくちゃという思いがつのり、我が家の”猫かわいがり”は常軌を逸しつつあります。
ああ、手術代と入院費で10万円以上かかりましたので、今後に備えてネコ貯金しなくちゃぁと思ってますが、のど元過ぎればでつい忘れてしまいます。
マロさんもリンもより女性らしい性格の様ですので、なるべくしてなる手術ではないでしょうか?
>猫も自分のことをよく気付いてくれるのが誰かを分かっていて・・・・
フフフ、我が家では私が大阪に行ってるときに旦那殿が気づきました。
父ちゃんっ子なんですね~
ともあれ、マロさんへの一番の善処を願っております。
シモベ会議でマロさんにとって一番良い方法を選択してくださいね。
先生の説明すごく上手でした。
そして、私の疑問・質問・不安にも丁寧に答えてくださいました。
リンちゃんの副路のことを教わっていたのでそれを先生に確認したら、
アニホスの手技は、シンボルを切って、ある程度直径のある尿路から直接排尿できるような状態にするのだそうで、
別の場所に出口を作るのではなく、シンボル跡地(苦笑)からの排尿になるらしいです。
明日、血液検査の最終結果を受けて主治医の先生と相談して決めることにしましたが、
主人は性転換手術(苦笑)もやむなしと、以外にあっさりしたものでした。
会計のときにふと「別のメーカーの療法食のサンプルください」と頂いておいてよかったです。
大好きなおやつで調子が出ていつものカリカリ食べないかお皿に出してみたけどだめ。
じゃぁと思ってロイヤルカナンのサンプルを開けたところ、狂ったように食べてくれました。
マロはいつものカリカリのことを「あれで調子が悪くなった」と思ったんでしょうか?
マロが納得するまでは他のメーカーのものを出そうと思います。
そして、会議の結論は手術やむなしでした。
あ、そうだ、ちなみにまだ小さい頃に去勢したからシンボル未発達でこんなことになっちゃったんでしょうか?という私の問いに、
先生は昔の教科書にはそう書いてあるけど、
遺伝的形質という説のほうが今では主流ですと言ってくださり、
今更どうしようもないことをほじくり返して罪悪感感じても、何も変らないし意味のないことを、さりげなく教えてもらいました。
kebaさんもお疲れ様でした。
良い病院があるって心強いですね。
私は引っ越ししてからまだ獣医さんにお世話になってないもんですから、何かあったらどうしましょう。
評判のよい獣医さんってここらへんにないようなんです。
グレちゃんの美容院経由でもいい情報集まりませんか?
マンションの飼い主さんの会でも、ここぞ!っていう獣医さんわかんないですか?
私が教えてもらった選び方は、
猫語がわかんないので検査結果に頼るしかない、だから「機材を沢山そろえているかどうか?」を一つの判断基準にする
というものです。
その場合「その獣医さんが好きか嫌いかはこの際無視」(笑)
最後の砦として道具だけは立派なのを持っている病院を探す、ってことから始めてみたらどうでしょう?