kebaneco日記

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2014年12月アフガニスタンより

2015年01月05日 | 折々の話題
安倍首相が仕事始めだとか。会見の一言一言が空虚で聞いている方が恥ずかしくなる。民主党もしょ~もない状態で、自民党に対する対抗軸がない政治は、民主主義というより何処かの国と同じ一党独裁状態。報道機関も萎縮して、ペンは剣より弱くなっちゃってる。首相がやろうとしていることが国民の意思に反していることは明らかなのに、報道機関は全く批判しない、「4月の統一地方選挙の結果で国民の意思が示される」と逃げ腰。

遠くアフガニスタンで、医療団体でありながら止むに止まれず飲料水や灌漑用井戸事業を手がける中村哲医師の目が、一番本質を捉えているように思える、今日届いた通販生活の2ページと3ページに掲載された文章。

戦争の実態を知らぬ指導者たちが勇ましく吠え、心ない者が排外的な憎悪を煽る。「経済成長」が信仰にまで高められ、そのためなら何でもする。武器を売り、原発を復活し、いつでも戦ができるように準備するのだという。それが愛国的で積極的な平和だとすれば、これを羊頭狗肉という。アフガンへの軍事介入そのものが、欧米諸国による集団的自衛権の行使そのものであり、その惨憺たる結末を我々は見てきた。危機が身近に、祖国が遠くになってきた。実のない世界である。

ペシャワール会現地代表、医師の中村哲さんの言葉より(通販生活2015年春号 山椒言から最後の段落だけを拝借。全文は是非購読いただきたく)

戦後70周年の総理談話の準備のための委員が選ばれるという。近隣諸国と仲良くできない首相とそのお友達が作る談話、怖くてしょうがない。どうか過去70年の日本人の血と汗と涙を、無に帰すなんてことが起こりませんように。

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2 コメント

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Unknown (のん太)
2015-01-06 11:46:26
先日、TVで予防医学が発達し、若返りの研究も進み、
不老不死も夢で無いような、そんな未来を描いていました。
私は喜びよりも、先の見えないトンネルに放り込まれたような
なんとも言えない不安に駆られました。

病は辛いものです。脳が冒され自分が自分じゃなくなる
そんな有様も目にして、、病への恐怖はありますが、、、
あ、長くなりました。

中村医師の文章を目にし、人類は何に向かおうとしているのでしょうか?
とても怖い、やりきれない思いです。
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のん太さま (keba)
2015-01-06 13:00:41
不老不死って、あたしも欲しくないです。
期限が切られてるから頑張れる、
後悔しても「あの時はそれがベストだったもんね」って思えるように生きる、
それが人生だと思います。
病気は嫌だし、子供のいない我が家はそれは不安の種だけど。。。

歴史から学ばない、自国の歴史をきちんと子供達に伝えない、
国民は武力で守るものって固く信じてる首相が過去の努力を踏みにじる、
そういう日本になっちゃったら、なおさら不老不死で生かされたくないです。
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