仰天の業務連絡

深夜にメールを受信した。PCのアドレスに受信したメールも携帯に転送する設定にしている。昨晩は早めに寝たためか３時前に一度目が覚め、そのときに携帯が点滅しているのに気づいた。「なんだろう？」と手に取ってみると、送信者は今回の出張のクライアント、受信時刻は01:17。タイトルが「キャンセルのご連絡」。寝ぼけていたせいもあり、一瞬事情が飲み込めなかった（苦笑）。開いてみると「本日の渡航および明日以降の業務について、取り急ぎキャンセル。直前で申し訳ないが、読んだら返信願う」といった内容。

びっくり仰天で、目が覚めてしまった。

今まで、成田空港に行ったら前日の雪のせいであたしの便がキャンセルになってましたとか、大震災翌日の3月12日にロンドン出張のため、成田空港まで７時間弱かけて根性で行きました、とかその他諸々海外出張波瀾万丈シリーズはあれど、離陸10時間前に業務自体のドタキャンは初めてだ。

理由は不明だし、知っても仕方ないのではっきりいってどうでもいい。気が進まない仕事を、アウェーでやらなくて済んだという意味では、未だ悪運尽きずってことなのかも（笑）。が、キャンセル料交渉という気の重い仕事が増えてしまった。どっちが「お得」なんだろね～。

一緒に行くはずだった同僚は、どう考えても携帯にメールを転送してそうにないので、「本件ドタキャン、メール確認の上クライアントに連絡請う」とSMSし、８時になってヤマト運輸のコールセンターが開くのを待って、荷物返送の手続きを済ませ（既にクロネコの手を離れて全日空に配達されて通関手続きまで終わっており、時間がかかってしまったけどなんとか解決）

昨日準備した機内持ち込み荷物

を片付けて、明け方あたしがドタバタしてつきあわせてしまったかわいそうな主人とは、「あたしの今の状態って、茫然自失って状態かなぁ？」みたいな会話をしつつ、お弁当を持たせて送り出し、機内で読もうかと思って買ってあった本とミネラルウォーターを持ってお風呂で読書し、なんとなく落ち着いてきたような気がする。とりあえず外見はともかく放心状態のあたし、心の中はこの写真のマロのような状態ざんす。