昨日はマロの抗がん剤の日だった。主人が出勤した後、マロと2人でお出かけ。ケバはお留守番。あたい、損な役回り、と仰せ。そかなぁ〜
2週間前主人が輸液をもらいに行った時に先生から「kebaさんちほど輸液がスムーズにいくようなら、自宅で抗がん剤も皮下注射してもいいですよ」と言われた件、家族会議の結果「マロにとって通院が負担になるようなら、皮下注射と静脈注射で効果も違うだろうから、その差も含めて判断して決めたい」とお返事してきた。先生は「それでいいと思います」。
よく考えたら、前回の抗がん剤治療の直後調子を崩してステロイドを打って以降、9月は一度もステロイド注射が必要な状態には陥らなかった。うちにあるステロイドは2ヶ月前に注射器に小分けしてもらったので、そろそろ期限切れ(小分けにすると空気も混ざって綺麗な状態ではないから)、ってことで、緊急避難用として2本だけ処方してもらった。急患で診てもらえるから、これ以上うちに置いていても無駄になるだけ。
抗がん剤投与の後、今回はステロイドも注射したいと先生がおっしゃったので、それはお願いした。そのおかげか帰宅直後少し呼吸が荒かったけど、酸素テントに入れたり、出てきてからも酸素チューブを鼻先に持って行ってやってしばらく休んで食事をしたら回復した。どうやって食べさせるか悩んでた時期がうそのように、最近のマロの食欲は旺盛だ。
土曜日は久々に酸素濃縮機のスイッチを入れた。呼吸が荒かったときに誘導されたマロは、少しだけ中にいて出ようとしてこちらに向き直り、迷うことなく前足で前足の鍵の部分に手をかけてしもべを驚かせた。以前テレポーテーションだと思ってたあれは、こうやって鍵を開けてふつ〜に出てきちゃったんではないだろうかと思った。猫智慧恐るべし、だけど、あの時は出てきた後も鍵は閉まってたからなぁ、マロは鍵をかけるところまでできたんだろうか?それだったらすごいこっちゃだけど、全ては未だに謎じゃ。
エコーで見たマロの腎臓は輪郭がぼやけてきていて、ちからなくむくんでるように見えると先生がおっしゃる。胸水はいたるところに溜まっていて、先生曰くエコー所見はすごく悪い。なのにマロの様子が安定しているのには驚かされるし、ある意味怖いくらいだ、と。今の状態でバランスが保たれているので、どうしても抜いたほうがいいというような状態になるまで、胸水はこのままにしておきましょう、ということになった。抜いてもたまる胸水、無駄に何度も痛い思いをさせるよりは、ここぞという時に抜くほうがずっといいので、同意した。
本当ならもっと調子悪くて当然な状態なのに安定しているマロのことを「あたし、マロはすごい見栄っ張りだと思うんですよね」と言ってみた。先生は、その見栄、大事です、とおっしゃる。なので、マロにめいっぱい見栄を張らせてあげられるように、精一杯ご奉仕するのが今のシモベの仕事だよね、と主人と話をしているところ。
そんなシモベ会議の様子を、きりりとしたお顔で聞いておられるマロさま。自分の名前がシモベの口から発せられると、耳をそばだてておられる。
2週間前に主人が先生と話をした時に、絶対薬を飲みたくないマロは、ご飯に薬を忍ばせても泡を吹いて吐き出す、と説明して「だったら輸液をしていることだし、薬はやめましょう」と言われた。今日またその話になって、「犬はご飯を与えると興奮状態であまり噛まずに食べるから、薬を与えるのは猫より数倍簡単です。でも、猫はそもそも犬より咀嚼する動物だし、犬ほど単純ではないし、味覚も発達していて、敏感だから、嫌がることをこの段階のマロに強いるのは得策ではないと思います」とおっしゃった。あたしも激しく同感。毎日何度も輸液をさせてくれるだけでも、神様のような対応をしてくれてるマロに、良かれと思ってのことだったとしてもそのうえ薬、っていうのは無理。進んで飲むならまだしも。
シモベの話題が他に移ったのを確認して、お手入れを始めたマロさま。歳はとっても身だしなみは大事だからね、と全身でおっしゃっているように見えた。こういう見栄も大事だ。そういえば歳をとると全体的に毛の色が薄くなるらしい、人間が白髪になるようなものかな。ケバには白髪がたくさん出てきたしね。
ま、とにかく、マロが見栄はって元気ぶりっこしたいなら、しっかりサポートしますぞ。
2週間前主人が輸液をもらいに行った時に先生から「kebaさんちほど輸液がスムーズにいくようなら、自宅で抗がん剤も皮下注射してもいいですよ」と言われた件、家族会議の結果「マロにとって通院が負担になるようなら、皮下注射と静脈注射で効果も違うだろうから、その差も含めて判断して決めたい」とお返事してきた。先生は「それでいいと思います」。
よく考えたら、前回の抗がん剤治療の直後調子を崩してステロイドを打って以降、9月は一度もステロイド注射が必要な状態には陥らなかった。うちにあるステロイドは2ヶ月前に注射器に小分けしてもらったので、そろそろ期限切れ(小分けにすると空気も混ざって綺麗な状態ではないから)、ってことで、緊急避難用として2本だけ処方してもらった。急患で診てもらえるから、これ以上うちに置いていても無駄になるだけ。
抗がん剤投与の後、今回はステロイドも注射したいと先生がおっしゃったので、それはお願いした。そのおかげか帰宅直後少し呼吸が荒かったけど、酸素テントに入れたり、出てきてからも酸素チューブを鼻先に持って行ってやってしばらく休んで食事をしたら回復した。どうやって食べさせるか悩んでた時期がうそのように、最近のマロの食欲は旺盛だ。
土曜日は久々に酸素濃縮機のスイッチを入れた。呼吸が荒かったときに誘導されたマロは、少しだけ中にいて出ようとしてこちらに向き直り、迷うことなく前足で前足の鍵の部分に手をかけてしもべを驚かせた。以前テレポーテーションだと思ってたあれは、こうやって鍵を開けてふつ〜に出てきちゃったんではないだろうかと思った。猫智慧恐るべし、だけど、あの時は出てきた後も鍵は閉まってたからなぁ、マロは鍵をかけるところまでできたんだろうか?それだったらすごいこっちゃだけど、全ては未だに謎じゃ。
エコーで見たマロの腎臓は輪郭がぼやけてきていて、ちからなくむくんでるように見えると先生がおっしゃる。胸水はいたるところに溜まっていて、先生曰くエコー所見はすごく悪い。なのにマロの様子が安定しているのには驚かされるし、ある意味怖いくらいだ、と。今の状態でバランスが保たれているので、どうしても抜いたほうがいいというような状態になるまで、胸水はこのままにしておきましょう、ということになった。抜いてもたまる胸水、無駄に何度も痛い思いをさせるよりは、ここぞという時に抜くほうがずっといいので、同意した。
本当ならもっと調子悪くて当然な状態なのに安定しているマロのことを「あたし、マロはすごい見栄っ張りだと思うんですよね」と言ってみた。先生は、その見栄、大事です、とおっしゃる。なので、マロにめいっぱい見栄を張らせてあげられるように、精一杯ご奉仕するのが今のシモベの仕事だよね、と主人と話をしているところ。
そんなシモベ会議の様子を、きりりとしたお顔で聞いておられるマロさま。自分の名前がシモベの口から発せられると、耳をそばだてておられる。
2週間前に主人が先生と話をした時に、絶対薬を飲みたくないマロは、ご飯に薬を忍ばせても泡を吹いて吐き出す、と説明して「だったら輸液をしていることだし、薬はやめましょう」と言われた。今日またその話になって、「犬はご飯を与えると興奮状態であまり噛まずに食べるから、薬を与えるのは猫より数倍簡単です。でも、猫はそもそも犬より咀嚼する動物だし、犬ほど単純ではないし、味覚も発達していて、敏感だから、嫌がることをこの段階のマロに強いるのは得策ではないと思います」とおっしゃった。あたしも激しく同感。毎日何度も輸液をさせてくれるだけでも、神様のような対応をしてくれてるマロに、良かれと思ってのことだったとしてもそのうえ薬、っていうのは無理。進んで飲むならまだしも。
んべべべ〜
んにゃんにゃ
ぺろぺろ
シモベの話題が他に移ったのを確認して、お手入れを始めたマロさま。歳はとっても身だしなみは大事だからね、と全身でおっしゃっているように見えた。こういう見栄も大事だ。そういえば歳をとると全体的に毛の色が薄くなるらしい、人間が白髪になるようなものかな。ケバには白髪がたくさん出てきたしね。
ま、とにかく、マロが見栄はって元気ぶりっこしたいなら、しっかりサポートしますぞ。
猫でも人でもそういうもんだもん。
ケバさんは決して損な役回りじゃないのにね。
うちのマロには「大事な猫さんです」と言ってくださる
キャットシッターさんも応援団です。
ありがたやありがたや
24日と25日、あたしが国内出張中に主人の帰りが遅いので
午後から夕方の時間帯にマロの様子を見に来てもらうつもりです。
まだ安定している時にマロの今を見てもらって、
酸素濃縮機の使い方も見ておいていただきたいなと思って。
ケバさんは輸液を毎日何回もやらないので
決して損な役回りじゃないのですが、
なんとなく寂しいのかな?と思わせる時があります。
彼女のケアも大事だな、と思う今日この頃です。